オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の松尾です。
今回は改めて、御朱印の由来を書いてみようと思います。
今回のご説明は高野山真言宗大瀧山西法院さんで頂いた解説書を参考にさせていただいています。
お納経は古来より、各寺院を巡拝し、自らが写経(書写した経巻)を納めた納めたことに始まりました。
写経とは有り難い経文を浄写することを言います。それを仏さまに奉納すれば仏さまの功徳が得られるのです。写経したものを寺院に奉納するとその証として『宝印』を授けられます。
それを集めたものが「納経帳」なのです。
現在は巡拝者が、各霊場にお経を写経して納めるか、または霊場で読経をした証として、札所にて御本尊の『宝印』を授かるようになりました。
その印影が朱色ですから『ご朱印』とも呼ばれるようになったようです😁
つまり、その『ご朱印』を集めたものが『御朱印帳』となりました。
以上の理由でご朱印はけっして観光目的の「スタンプ」ではないことを心に止めておいてください😅
宝印を授かるということは、お参りされた御本尊の御分身を頂くことと同じ意味となります。
ご自身の大切なお守りとして大切にしたいものですね✨
改めて、私が頂いた御朱印で御本尊を表す『宝印』に注目してみてみましょう!
まずは、一番最近に頂いた、『西法院』さんの宝印です。
蓮の台座に梵字が少し薄いですが、確認できますね。
次は西大寺観音院さんの宝印をみてみましょう。
西大寺観音院さんの宝印もおそらく、蓮華の台座に梵字が配置されていますね。
次は、安住院さんの宝印です。
こちらもやはり、台座に梵字が配置されていますね。
続いては金山寺さんの宝印です!
こちらはちょっと派手ですが、構図は同じで台座に梵字が配置されていますね。
4つの宝印を改めて検証してみましたが、基本的な構図は全て同じで台座に仏様を表す梵字が配置されていました😁
おそらく、ほとんどの寺院の宝印はこのような構図だと想像できます。
皆さんも是非寺院で御朱印を頂いたら、宝印を改めて注目してみてくださいね。
さて、ここまでは、寺院の宝印ばかり紹介しましたが、神社の場合はどうでしょうか???
そもそも、前述の通り御朱印の由来が納経した証と書きました、神社の場合は納経することは無いので、寺院の御朱印とは違った由来があるのかもしれません。
神社の御朱印の由来はまた調査して、ブログで公開したいと思います😁
楽しみにしておいてください〜✨
最後にご紹介
日宝綜合製本では様々な御朱印帳を販売しています。
さらに、「オリジナルの御朱印帳」も製作可能です。思い出の生地や服などがあればそちらを使用し御朱印帳にリメイクできます。
これまでに「お祖母様の形見の着物」の生地を使用したオンリーワンの御朱印帳を製作、思い出を形にするお手伝いをさせていただきました。
ご興味がある方は下記のページをクリック
この記事で登場した御朱印帳は日宝綜合製本株式会社のAmazon・楽天市場にて販売しています。
TEL:086-275-7863
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