オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の福富です😊❤️
今回ご紹介するのは、岡山県内屈指の参拝スポットとして有名な最上稲荷ですっ🦊!
さて、突然ですがみなさんは最上稲荷の正式名称はご存知ですか?
この最上稲荷の正式名称は「最上稲荷山妙教寺」といいます。
「えっ!?神社なの?お寺なの?どっちなの〜🤔」と疑問に思われた方へ解説いたします。
実は最上稲荷は、明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく:仏教排斥のための運動のこと)を逃れ、神仏習合形態が現代に残るとっても貴重なスポットで家内安全、商売繁盛、開運招福、厄除けなどの御利益で毎年多くの参拝客で賑わっています♪♪✨
お寺でありながら鳥居が随所に見られ、本殿も神宮形式となっています。
今回は、そんな全国でも珍しく貴重な霊地へお参りしてきました!
ぜひ最後までご覧くださいねっ^^
目次
1.最上稲荷までのアクセス
住所:〒701-1331 岡山県岡山市北区高松稲荷712
TEL:086-287-3700(代表番号)
FAX:086-287-3709
【お車の場合】🚘
岡山自動車道・岡山総社ICより約5km、車で10分。
国道180号線を岡山方面へ。大鳥居を目標に向かいましょう。
周辺には約5000台収容可能な民間の駐車場があります。
※時期によって料金に変動あり。オフシーズンは無料駐車場を利用できます。
【公共交通機関の場合】🚃
JR桃太郎線(吉備線)で備中高松駅下車、約2km。タクシーで5分。
2.ご由緒・ご利益・ご祭神
最上稲荷の歴史は、なんと今から1200余年前に遡ります👀😲
寺伝によると、天平勝宝4年(752年)に報恩大師が孝謙天皇の病気を治すべく、龍王山の中腹にあるという八畳岩で祈願を行ないました。
すると・・・白狐に乗った最上位経王大菩薩が八畳岩に降臨し、天皇は無事に全快されました。
また後に桓武天皇が病気になった際も、報恩大師の祈願により回復。
桓武天皇の命により、現在の地に龍王山神宮寺が創建されました。これが現在の妙教寺だそうです。
しかしその後、豊臣秀吉による備中高松城水攻めの際、戦火によって建物が焼失。
ご本尊の最上位経王大菩薩の像のみが難を免れました。この像をもとに慶長6年(1601年)、この地を治めた旗本の花房職之が関東地方から日円聖人を招き、「稲荷山妙教寺」として再興することができました。
ご本尊の「最上位経王大菩薩」は五穀豊穣、商売繁盛、開運など多くのご利益があります。
さらに、水の神様「八大龍王尊」、開運を招く「三面大黒尊天」が共に祀られ、最上三神と呼ばれています。
また、全国的にも珍しいことに、縁切り・縁結びの両方の神様が祀られているスポットとしても有名です✨
3.参拝の様子
さてさて、いよいよ今回の参拝の様子をじっくりとご紹介していきたいと思いますっ👀
今回は車🚘での参拝です。
国道180号線を岡山方面へ、大鳥居を目標に進むと民間駐車場などがあります👀
シーズンによっては最寄りの駐車場はどこも混みそうなので、予め駐車できる場所を確保していた方が良いかもしれませんっ💡
さて、今回はというと、駐車場はお土産物販売店・常盤堂の駐車場を利用しました❗️
看板が出ていれば駐車場は無料です✨😲
オフシーズンの平日が狙い目!
さて、駐車場から降りて、てくてく🚶と歩いていくと、まず見えてくるのは仁王門❗️
この門は参道にある門前町から参拝する人を出迎えるように立っています⛩
とても珍しいインドの殿堂様式を取り入れた石造りの門です。
私も様々な神社仏閣をまわっていますが「おお」と思うほどに目を引く門でしたので、ぜひ注目してみてくださいっ👀
実は再建される前の仁王門は木造のものでしたが、昭和25年(1950年)に旧仁王門が山火事で焼失。
火災に強いものを・・・という発想から、今ある石造りの仁王門が発案されたそうです💡
入口側は仁王像が、出口側は狐の像が飾られています。
仁王像側にあるスイッチでライトを点灯することができます💡
この辺りはなぜか猫🐱ちゃんがチラホラ。
暑そうです😹💦笑
仁王門をじっくり拝んだところで、順路を示す案内に従って石段を登っていきます🏃💦
階段を登ったところで、左手に納札堂と御水舎があります✨
御水舎は現在使用できませんが、精工な龍の像は必見。
水を司る「八大龍王尊」にちなんだものです。
八大竜王/八大龍王🐲は、様々なご利益をもたらしてくださるとして、有名なご利益として以下のものが挙げられます👀
- 商売繁盛
- 富貴栄達
- 出世
- 勝運
- 除災招福
- 恋愛成就
- 五穀豊穣
等々
冒頭でもご紹介したとおり、明治期の廃仏毀釈の影響によって、八大竜王/八大龍王という名前を冠する神社は減ってしまったため、その名前を冠する神社仏閣は非常に珍しいんですよっ👀✨
そこからまた足をすすめていきますっ🎽
御水舎と本殿の間には、長さ85m・高さ2.8mの結界廊がっ❗️
2月に行なわれる節分豆まき式で使用されることで有名な舞台です。
2月の豆まきには全国から様々な人が訪れ賑わいますので、あえて豆まきシーズンに参拝してみるのも良いかもしれませんねっ✨
さあ! いよいよ、こちらが本殿(霊光殿)です!
他ではなかなかお目にかかることのできない、見上げるほど大きな建物です〜😲
近づけば近づくほど、その大きさに圧倒されます💦
今回は参拝のタイミングがよく、この時期にしか見ることのできない七夕飾りが風に揺れてとてもきれいでした✨🎋笑
見どころは本殿だけじゃありませんよ〜👆
なんと、本殿の裏にも見どころが👁
石彫作品「生命の連環-法華経より」を見ることができます❗️
この石彫は、彫刻家よしもと正人氏の作品で本殿後背の花崗岩に彫られ、縦8m、高さ8m、横24mの規模を有し、3年余りの制作期間を経て、平成10年(1998)完成したもの😲
法華経の「一乗思想」に基づいて、地球上のあらゆるものを潤して決して損なわれない「水」をモチーフに、宇宙の創世とあわせ造形しているそうです〜😆
自然に溶け込みつつ、一度見ると目を逸らせないような存在感を放つ彫刻ですので、最上稲荷に来たからにはぜひともチェックしてみてくださいっ🚨
本殿で最上三神(最上位経王大菩薩、八大龍王尊、三面大黒尊天)をお参りしたところで、さらに奥を目指します❗️
本殿の右側に進むと、旧本殿や末社が祀られている場所に通じる道がっ🛣
あまりにも彩り鮮やかで、ついついうっとり。
階段も笹と短冊で彩られていました🥰
登って左に進むと旧本殿、右に進むと縁の末社です。
左手に小さなお社が並んでいるのが見えますか?
これは七十七末社といって、ご本尊の最上位経王大菩薩にお仕えする七十七の神様⛩なんですっ。
それぞれに役割があって、人々を救う手助けをしています🌞
全ての神様にお名前とご利益の書かれたプレートがあるので、ゆっくりお参りしていきましょう。
七十七の末社を辿っていくと、旧本殿(霊応殿)に到着です!
今の本殿ほど大きくはありませんが、荘厳な雰囲気は負けず劣らず!
最上稲荷でもっとも古い木造建築物です。
およそ人の手で掘られたとは思えないほどに、細部まで美麗な彫刻が見どころ😳
旧本殿の周りにも、ぐるりと囲むように七十七末社が並んでいます。
裏までまわってお参りをいたしましょう🙏
これだけたくさんの神様がいれば、あなたの望むご利益を授けてくれる神様が見つかること間違いなし!👍
さらに! 最上稲荷にはとても有名な末社があります。
それが「縁の末社」です。ここでは全国的にも珍しいことに、縁結び・縁切りの両方の神様が祀られています! お社もこのように隣り合わせに並んでいます。
最上稲荷では「両参り」を推奨していて、「良縁を結ぶにはまず悪縁を断つことが重要」と考えられています。
そのためまずは縁切りの神様・離別天王(りべつてんのう)にお参りし、その後で縁結びの神様・縁引天王(えんびきてんのう)にお参りすることで、より良い縁を引き寄せることができるそうです👁
縁結びの神様と縁切りの神様が一緒に祀られているのってとっても珍しいことなんですよ😆😆笑
そして毎月7日には、お坊さんに「縁の末社」の正式なお参り方法を伝授していただける催しが行われていますので、興味ある方はチェックしてみてください❗️※要予約なので事前に問い合わせ必須です。
いかがでしたか?
最上稲荷は家内安全、商売繁盛、開運招福、厄除けなどの御利益のある岡山自慢のパワースポット!
岡山県民の方もそうでない方も、一度は足を運んでみてください😊✨
見どころ盛りだくさんで、神社仏閣巡りに慣れている方でも「おおっ」と思えるポイントがたくさんあると思いますよっ😆
4.最上稲荷の御朱印
御朱印は本殿横の受付でいただくことができます。
代表的なのは以下の4種類。各500円です。
- 妙法
- 最上位経王大菩薩
- 八大龍王尊
- 三面大黒尊天
その他に毎月7日の両参り参加者に限定で授与される御朱印が2種類あります👁
今回は最上稲荷の代表的な「妙法」と「最上位経王大菩薩」の御朱印をいただきました❗️
どことなくエネルギッシュでパワフルな御朱印です😲
5.御朱印帳の紹介
最後に!
今回、最上稲荷の御朱印をいただいた御朱印帳は、夏のお参りにピッタリな星空のような柄の御朱印帳です✨✨
前回の発売時にはあっという間に売り切れてしまった人気の柄です✨
在庫が復活したばかりですが、お求めの方はお早めに・・・💦
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