こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の福富です(^_^)✧
今回ご紹介するのは東京・調布市にある、お蕎麦でも有名なお寺「深大寺(じんだいじ)」です!
ご存知ない方は「おそばが有名なお寺?」と思われるかもしれませんが、とってもお蕎麦と関係が深いお寺なんです!
さらに、深大寺がある調布市は、水木しげる先生が半生を過ごした「第二の故郷」とのこと!
鬼太郎のキャラクターをモチーフにした食べ物や、鬼太郎グッズがたくさんあります。
深大寺のアクセスから見所、御朱印まで、今回も沢山の写真で詳しくご紹介と説明をしていきます。
もちろん最後にはおいしいお蕎麦もご紹介します!
最後までご覧いただき、深大寺の参拝や深大寺近くのお蕎麦屋さんのご参考にしてくださいね(^^)
目次
深大寺へのアクセス
【深大寺の住所】
〒182-0017
東京都調布市深大寺元町5-15-1
【深大寺の電話番号】
TEL : 042-486-5511
(対応可能時間 : 9:00~17:00)
FAX : 042-483-6969
【深大寺へバスでのアクセス】
京王線
・調布駅 バスで10~15分
・つつじヶ丘駅 バスで15分
中央線・総武線
・吉祥寺駅 バスで30分
・三鷹駅 バスで25分
【深大寺への車でのアクセス】
調布インターもしくは国道20号を府中方面からお越しの方
中央自動車道「調布インター」から約7分
境内の駐車場は法事又は車両祈願の方のみご利用いただけます。
その他の方は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
深大寺のご由緒
深大寺という名は、水神の深沙大王に由来しており、奈良時代天平五年(733年)に満功上人が開山したといわれています。
深大寺に伝わる「縁起絵巻」によると昔、満功上人の父・福満と、ある豪族の美しい娘が恋におちました。しかし娘の両親の反対にあって二人は仲を割かれ、娘は湖に浮かぶ小島に隔離されてしまいました。
そこで福満は、水神の深沙大王に祈願したところ霊亀が現れ、彼を娘のいる小島へ連れて行きました。このことを知った娘の両親は二人の仲を許し、そうして満功上人が生まれました。
上人は父の深沙大王を祀ってほしいという願いによって出家し法相宗を学び、733年に寺を建てました。その寺が「深大寺」であると縁起絵巻は伝えています。
この恋物語により、深大寺は縁結びの寺として有名になりました。
平安時代の859年、天台宗へ改宗されます。江戸時代の1646年と1865年には火災に見舞われ、多くの建造物が焼失。現在の本堂は大正時代に再建されたものです。本堂には本尊が安置である宝冠阿弥陀如来像が祀られています。その他に、僧形の古像としては日本最大で像高約2mの「元三大師(がんざんだいし)像」、国宝に指定されている東日本最古の「釈迦如来像」を祀っています。
深大寺への参拝の様子
今回は京王線を利用し、「調布駅」からバスに乗ります。
11番乗り場からなら、どの路線に乗っても深大寺へたどり着けますのでご安心ください!
今回は深大寺の参道をゆったり歩きたくて、「深大寺小学校前」で下車しました^^
深大寺に最速で行くなら深大寺行きのバスで「深大寺」のバス停で下車してください!
※注意点として吉祥寺駅、三鷹駅、杏林大学病院行きのバスは深大寺のバス停には停まらないので必ず「深大寺小学校前」で降りてくださいね。
【深大寺小学校】
深大寺小学校は明治6年に、深大寺の末寺であった多聞院の建物を借りて開校されたそうです。
「深大寺東参道」の石標がありました。
【深大寺東参道】
深大寺東参道の石標の前には、「深大寺そばの花」の畑ありました。
【深大寺そばの花】
この深大寺そばの花は深大寺小学校のこどもたちがそばを育てているそう。
この蕎麦作りは昭和63年から始まった昔から続く食育活動なんだそうです!蕎麦の他にお米作りもしており、食育にとても力を入れている学校です。
小学校で「そばの花」を育てている小学校は記憶になく、早くもお蕎麦との関係がある地域ということが分かります^^
参道を進んでいくとお蕎麦屋さん「多聞」の看板が見えてきました。
早くもお蕎麦屋さんを発見です!!!深大寺の周辺には約20軒程のお蕎麦屋さんがあるそうです!!!
多聞では、季節によって種類の変わる「野草の天ぷら」や八割蕎麦の「多聞蕎麦」が人気だそうです。蕎麦の実を加工して作られた「蕎麦雑炊」というオリジナルメニューもあるそうです^0^
では、なぜ深大寺の近くにはお蕎麦屋さんがここまで多いのか?という疑問を持たれた方もおられると思いますので、少し説明を^^
どうして深大寺の近くに沢山のお蕎麦屋があるの?
深大寺の敷地内には複数の湧き水を所有をしています。
中でも湧水を利用した「不動之瀧」は「東京の名湧水57選」に選定されています。
おいしいお蕎麦にはおいしい水が不可欠!深大寺蕎麦の発展には、辺り一帯の湧き水が切っても切り離せない存在でした。
その様なお蕎麦にとってベストな環境だったのか、江戸時代から深大寺に訪れた来客にふるまっていたのが深大寺そばの始まりといわれています。
【深大寺の不動之瀧】
水を守る霊獣である龍の口から湧水が流れています。よく見ると龍の背後には不動明王と二童子が立っているのが見えます。
ちなみに不動之瀧は明治時代から使用されていた湧水で、写真の様に敷地の外からも見ることが出来ます。
明治時代から使われていると知ると神秘的な気持ちになります^^
少し深大寺近くのお蕎麦屋と鬼太郎茶屋を紹介
まだ山門に向かう途中なのですが、周囲にはお蕎麦屋さんが軒を連ねています。
ここで、気になったお蕎麦屋さんを少しご紹介!
「雀のお宿」
隠れ家のようなたたずまいで、おいしいお蕎麦だけでなく、お蕎麦に合う店主自慢の珈琲がいただけます。
「八起(やおき)」
こちらはお蕎麦も人気ですが、だんごやそばまんじゅうなど和菓子も人気です。実は八起さんは創業当時は甘味処だったそうです。
山門の正面参道には「そばごちそう門前」、
「黒革の手帖」「ゼロの焦点」などで有名な作家、松本清張も訪れたゆかりのあるお店です。
その向かいに「元祖嶋田屋」
文久年間創業から守りこだわり続けてきた強いコシと風味が自慢のお蕎麦屋さんです。
「深大寺鈴や」
厳選したそば粉を使用し、季節ごとに水分量を加減して作られるなめらかな喉ごしのお蕎麦です。
その向かいに「鬼太郎茶屋」があります。
なぜここに鬼太郎があるの?と思って調べると、
原作者の水木しげる氏は昭和34年より調布に在住、名誉市民にも認定されており、調布は水木氏にとって第二の故郷といえる場所なんだそうです^^
中は妖怪グッズを多く取り揃えたショップ、ギャラリー、喫茶店があります。
家族連れで賑わうお店となっていますので、お子さんがおられる方でもお楽しみいただけます。
この辺りで深大寺の周辺マップを発見。「深大寺」バス停もこの近くです。
【深大寺の周辺マップ】
山門へつづく石段が見えてきました。
その前に、左をチェック!
実はここにも滝があります。先程見た「不動之瀧」と同じ水源となっています。
こちらも龍の背後に不動明王と二童子が立っています。こちらの方がその姿をはっきりと見ることができますね^^
しかし、東京の名湧水57選に選ばれているのは先ほどご紹介した不動堂横にある不動之瀧ですのでお間違いないようご注意ください。
その先には「一休庵」
一休庵さんは、仕入れたそばをそば粉にするまでの全工程を全て自家製で行っているこだわり抜かれたお蕎麦屋さんです。また、こちらも創業当時は和菓子屋さんだったため、そばまんじゅうやそば団子も絶品です。
さらにその先には「青木屋」。
こちらは創業当時からある定番メニューの「みそおでん」が大人気です。これだけを食べにくるお客さんもいらっしゃるそうです。
深大寺に来たらお蕎麦を食べる!と決めてはいましたが、こうお店が多いと迷いますね(^^;
さて、参拝に向かいます! ようやく山門までやってきました!
【深大寺の山門】
深大寺の山門の形式は2本の本柱を立て、その後方に細い控え柱を立てた薬医門とよばれるものです。
屋根は切妻の茅葺になっており、東京に残る江戸時代の建築の中でも意匠的に優れたものの1つとされています。
山門の額には「浮岳山」と書かれています。一礼をしてくぐります。
幕末の火災で大半の建造物を失った深大寺ですが、山門はかろうじて焼失を免れた貴重な建物の一つです。
深大寺へ行かれる方はこちらの山門にも注目してみてください^^
山門をくぐって左前方に「手水舎」があるのを発見。
【深大寺の手水舎】
「深大寺の井戸」といえばこの「閼伽堂(手水舎)」と言われているようです。
見るからに「井戸」とわかる形をしています^^
井戸だから飲めるのではと思われるかもしれませんが「飲み水ではございません」と書かれていました!
また、参拝に訪れたのが6月21日ということもあり、満開の青い紫陽花が飾られとても綺麗にされていました。
手と心を清めて先に進みます。
【深大寺の境内マップ】
ここにも深大寺の境内マップが。
境内マップにある右下の二次元コードをスマホで読み取ると公式ホームページの説明を見ることができます^^
より深大寺を知りたい方は訪れた際にご活用くださいね。
山門から右には「鐘楼」があります。
【深大寺の鐘楼】
文政12年(1829)に建てられた深大寺の旧鐘楼は、大師堂裏の高台にありましたが、幕末の大火で消失し、明治3年(1870年)に現在の位置にて再建されました。
鐘楼の木鼻には象と獅子の見事な彫刻があり、柱間や梁の上にも彫刻が施されています。
鐘楼には大きく立派な梵鐘が吊るされていますが、以前は国指定重要文化財に指定された梵鐘が吊るされ使用されていました。平成12年にひびが見つかったため、現在は釈迦堂内に保存されています。ガラス越しに拝むことができます。
本堂へ向かう道には「常香楼」があります。常香楼に朱印所(寺務所)の案内もありました。
【深大寺の常香楼】
実は、こちらの常香楼も幕末の火災で焼け残った建物です。幕末の大火により焼けた梁と木鼻は北側になりますのでこちらも是非ご覧ください!
いよいよ「本堂」へ参拝です!
【深大寺の本堂】
深大寺の本堂も幕末の火災で焼失しています、大正8年に今の本堂が再建されています。
また、平成15年には大屋根大改修工事をおこない、瓦屋根より銅板葺本瓦棒葺きになり本堂外観がガラッと変わっているようです。
扁額の字は「無量壽」と書かれているそうです。この言葉は阿弥陀仏を指し、ここでは本堂に祀られている本尊・宝冠阿弥陀如来像のことを指します。
本堂の横には大きく「銅造釈迦如来像 国宝」の看板ありました。
【深大寺のおみくじ】
さらのその下には元三大師に関する説明がり読むと・・・なんと深大寺のおみくじは「おみくじの元祖」だそう!
また、深大寺のおみくじは古来のままのおみくじなので、「凶」が多く入っているとのこと・・・
しかし!
凶は吉に好転する力を秘めているので、「凶」を引いてしまっても前向きに捉えられます^^
【深大寺の天水華座(てんすいけざ)】
本堂の横にある大きな花?が目を引きます。
これは雨水受けの役割を担っている「天水華座(てんすいけざ)」というものです。
花は深大寺の寺紋である桜。花びらには住職揮毫の文字が散りばめられており、花弁の中央の「佛・日・増・輝」(仏さまの教えは降り注ぐ太陽の光のようなもので、私たちにその恵みを与えてくれる)の四字と、それぞれの花びらの文字を組み合わせると有り難い仏教語となるものです。
境内をまわります。
階段を上がって「元三大師堂」に向かいます。元三大師像を安置しているお堂です。
【深大寺の元三大師堂】
元三大師堂も幕末の火災に見舞われたものの、現在の場所にて再建されています。
被災から間もない慶応3年(1867年)に、本堂よりも早く復興されました。厄除元三大師がいかに篤く信仰されているか物語るエピソードです。
その奥には「開山堂」があります。
【深大寺の開山堂】
開山堂は2023年9月29日まで工事中でした・・・
ちなみに本尊に薬師如来、脇侍に弥勒菩薩、十一面観世音菩薩を安置、開基満功上人、天台宗第一祖惠亮和尚の尊像が奉安されているそうです。
つづいて「釈迦堂」に向かいます。
【深大寺の釈迦堂】
ここにある釈迦如来像の白鳳仏は国宝に指定されています!
撮影禁止となっていましたのでポスターの写真を載せておきます。(笑)
本物はお参りの際に皆さん自身の目に焼きつけてください。
拝ませてもらう間、そのお顔を見ていると穏やかな気持ちになりました。
何を話しても、何もかも受け入れてくれる。そう思わせるようなお顔立ちでした。
釈迦堂近くの池には、黒で統一された鯉が泳いでいました。
さらに境内をまわると気になる囲いが。「国蝶 オオムラサキ」の小屋がありました。
【深大寺の国蝶の小屋】
オオムラサキは1957年に日本昆虫学会にて選定された国蝶。自然環境を測定する目安となる昆虫の一種だそうです。気品あふれるムラサキ色の羽が特徴(雄のみ)。日本全国に分布しています。
その一生は短く、約一年。幼虫で冬を越し、夏に蝶となって8月には産卵を終えて死んでしまいます。お参りしたこの時は、幼虫と成虫(蝶)どちらも見ることができました。特に幼虫は葉っぱの色とそっくりな緑色で、特徴的な角が二本あるにもかかわらず、なかなか見つけられませんでした(^^;
それでは御朱印をいただきに寺務所へ。御朱印をいただける寺務所は本堂の右手前にあります。
深大寺の御朱印
深大寺でいただける御朱印は本堂・釈迦堂・元三大師堂の3種類!
初穂料は各500円です。
今回は本堂・釈迦堂・元三大師堂の全ての御朱印をいただきましたのでご紹介していきます^^
「本堂の御朱印:無量壽(阿弥陀仏)」
「大師堂の御朱印:元三大師(元三大師)」
「釈迦堂の御朱印:国宝白鳳仏(釈迦如来)」
そして!
最後に元三大師が元祖だというおみくじを引きに授与所へ^^
1回200円です。
【深大寺のおみくじ】
おみくじの箱を振って、出てきた棒に書かれていた番号と同じ番号の引き出しから、おみくじを取り出します。
今回の結果はなんと、大吉! 凶じゃない! 凶が出ても前向きに、とは思いつつ、大吉は大吉でやっぱり嬉しい(≧▽≦)
いかがでしたか?
お蕎麦で有名な深大寺ですが、実際に訪れてみると清らかな湧き水、国蝶オオムラサキが育つ自然に囲まれ、国宝・釈迦如来像のご尊顔を拝み、日本最大厄除大師に手を合わせて、すっかり身も心も浄化できた気がします!
グルメ情報(一休庵)
さて、最後にお蕎麦屋さんに向かいます!
今回は西門から出てすぐの「一休庵」に行ってきました。
いただいたのは、一番の名物「十割そば」。そば粉は店内の石臼で挽かれたものを使用!
コシがしっかりしていて歯ごたえがある麺。お出汁は辛口。鰹のいい香りがたまりません。蕎麦湯までしっかり堪能できます。
あっと言う間に食べてしまいました(*^^*) 上品なお蕎麦で大変おいしかったです。
店を出ると、外に削った鰹節が干されていました。これがおいしいお出汁になるんですね^^
以上が今回の参拝を行った様子になります^^
東京で自然に囲まれたお蕎麦を食べるなら深大寺に足を運んでみてください!
最後にぴったりな御朱印帳をご紹介!
日宝が販売している御朱印帳の中でも特に女性人気の高い御朱印帳です!
桜だけではなく結び柄が桜をより引き立てかわいい桜を上品にデザインした柄です^^
深大寺の寺紋が桜なのと、縁結びのお寺であることからこちらをチョイスしました。
お色も「黒」と「白」の二種類をご用意しています。
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