オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の松尾です^^
突然ですが、皆さんは「御朱印帳の保管」はどのようにされていますか?
「神棚に御朱印帳を置いている」
「仏壇の前に御朱印帳を置いている」
「本棚に御朱印帳をしまっている」
など様々な御朱印帳の保管をされていると思いますが「本当にこれが正解???」と多くの方が疑問に思われているのではないでしょうか?
そんな疑問に対して今回は御朱印帳の保管方法について、どのような保管方法が良いのか?いくつか考察をしたいと思います!
目次
御朱印帳の保管方法はどのような環境が良い?
御朱印帳を制作しているプロの考えからお伝えすると御朱印帳の保管方法は、極端な高温多湿を避けた室内なら問題ないと思います。
御朱印帳は紙製品なので湿気に弱いというデメリットがあります。湿気が多い場所に御朱印帳を保管していると「カビ」や「中紙や表紙の波打ち」原因になります。
さらに!!!
もう一点、気をつけて頂きたいのが、極端な乾燥です。冬のエアコンを付けっぱなしの部屋の場合乾燥が激しく、御朱印帳の表紙や中身の本文が反り返る場合があるんです!
実際に乾燥した部屋で実験してみた
そこで今回実験として、当社の御朱印帳を直射日光に当てて実験してみました。今回実験のため、普段は加湿器を入れ湿度50%程度を維持している部屋ですが、加湿器を切り、湿度24%の状態で直射日光に約6時間当てて見ました。
《窓際に御朱印帳を6時間程置いて実験している様子》
《実験の結果》
約6時間後の結果は下記の写真のようになってしまいました、、
御朱印帳の表紙が反ってしまっているのがおわかりでしょうか?(^_^;)
こちらの御朱印帳は表紙が友禅和紙の為、反りが起こりやすいのも一因ですが、極端な乾燥は上記のようになってしまいます。
また、当社の経験上、木製の表紙の御朱印帳も反りが起こりやすいです。
では、どのような場所に御朱印帳を置くのはNGなのかご説明をしていきます!
御朱印帳を置いてはいけない場所
実験のように乾燥して直射日光に6時間も当たるようなシチュエーションはどんなときでしょうか?
それは車に放置した時や実験で行ったような窓際に御朱印帳を置いている時です。
ご自宅の保管の際には窓際を避けるのはもちろん、参拝時に車のダッシュボードなどに置いたままにすると直射日光にあたり、実験のような状況になる場合が想定されます。
このように参拝の際にも気をつけなければいけません!
御朱印帳の理想の保管方法
では普段、御朱印帳の保管はどういった方法が良いのでしょうか?
結論から言うと湿気や乾燥から守る箱に入れて御朱印帳を保管するのが良いです。
こちらは御朱印帳を保管するのに理想的な桐製の箱になります。
桐は気密性が高く内部の湿度を適切に保つだけでなく、防腐、防虫効果をもつ優れた素材で、日本では古くから着物、医薬品、書物、調度品など、大切に保管したいものを桐箱に納めてきました。
見た目が美しいだけでなく、素晴らしい機能性を持ち合わせているんです^0^
このように桐製の箱に入れると、見た目にも美しく、とてもありがたい感じがします。御朱印は仏様の分身でもあるという意味もありますので、仏様も喜んでくれるのでは^_^
残念ながら、まだ当社では取り扱いがありませんが、ネットで『御朱印帳 桐箱』を検索すると楽天やAmazonでも販売されています。
以上、理想的な保管方法を書いてみましたが、そこまでする必要は無いよ、という方は紙製の箱でもある程度は代用はできるとおもいます。
お土産に頂いたお菓子の箱など、これは御朱印帳が入るのでは!?と思った菓子箱はぜひ取って置いてはいかがでしょうか。
と、ここまでは 御朱印帳の保管方法 についてお話をしてきましたが、今回のテーマの1つでもある保管場所はどこがいいのか?
私たちより、御朱印帳の保管場所に詳しい住職の方に御朱印の保管場所を尋ねてみましたので、ここからはそちらの内容をご紹介していきます^^
御朱印帳の保管場所はどこがいい?
御朱印帳の保管場所について住職に尋ねたところ・・・
御朱印帳の保管場所はやはり仏壇や神棚が一番よいのではとのお答えを頂きました。
また、お札やお守りと同じように大切に扱い、粗末にしないことが一番大事とのことでした。
ちなみに今回伺った住職のお話では、仏壇の前に見えるように御朱印帳(納経帳)を置いているのは見たことが無いとのことで、皆さん、仏壇の引き出しの中などに保管されている方が多いのではとのこと。
お仏壇がない場合は?
しかし今では仏壇や神棚が無いというご家庭も沢山あるかと思います。
その際は本棚や机の引き出し、クローゼットの中に 御朱印帳を保管しても問題は無いとのことでした。
ご住職は『縦で置くのではなく、平で置くのが私のこだわりなんです』ともおっしゃられていました。
御朱印帳を保管するのにお勧めできない場所
保管方法で書かせてもらいましたが、御朱印帳は紙製なので湿気が大敵です。
その為「お風呂場」や「台所」などの湿気が多い場所に御朱印帳を保管するのはお勧めしません!!!
以上が御朱印帳の保管場所についての内容になります^^
いかがだったでしょうか???
なかなか御朱印帳の保管方法や保管場所について深く考えることがないので、私自身も勉強になりました^0^
今回の内容をご参考にしていただき、より良い御朱印ライフをお楽しみいただければ嬉しいです!
桐箱に映える御朱印帳の紹介
御朱印帳を制作、販売している日宝から2024年の干支「辰」の新作御朱印帳をご紹介いたします〜!
岡山レース株式会社さんとのコラボで出来上がった新作の御朱印帳がこちらです。
御朱印帳の一面に今年の干支である辰(龍)が金色の刺繍で大きく描かれています。
金色のラメが入った糸を使用しているのでとても高級感がありますよ!
このレース加工は昔ながらの『エンブロイダリーレース刺繍機』と呼ばれる大型で大変珍しい機械で制作しています。どこか、懐かしい雰囲気のするレース加工が素敵なんです(^^)
この御朱印帳は表紙を見開くと空に泳ぐ壮大な龍が浮かぶデザインが現れます!
Amazonと楽天で好評販売中なので、是非よろしくお願いします(^^)
最後に!!!
日宝綜合製本では可愛い御朱印帳から箔押しのカッコいい御朱印帳まで様々なデザインの御朱印帳を販売しています。
是非ともAmazon又は楽天市場にてご検討ください^^
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