こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
今回ご紹介するのは前回ご紹介した広島東照宮の境内にて祀られ、商売繁盛・家内安全の神様として篤く崇敬されている「金光(きんこう)稲荷神社」です。
広島東照宮へ訪れた際はもちろん、広島観光に訪れた際にも是非とも足を運んでいただきたい神社となっていました。
今回も沢山の画像で金光稲荷神社を紹介していますので、こちらの記事をご参考に、より「金光稲荷神社」の参拝をお楽しみください。
目次
金光稲荷神社のアクセスと基本情報
【金光稲荷神社の所在地】
〒732-0057
広島県広島市東区二葉の里2-1-18(広島東照宮内)
【金光稲荷神社の電話番号】
082-261-2954(広島東照宮)
【金光稲荷神社の受付時間】
1月1日 0:00~1:00、7:00~16:30
1月2日,3日 9:00~16:00
毎月1日,15日 6:30~15:30
【自動車でのアクセスの場合】
・広島駅新幹線口から 3分
・山陽自動車道 広島IC又は広島東ICから 20分
駐車場あり。参道の坂をのぼって社殿横へ。
【公共交通機関でのアクセスの場合】
・JR広島駅(新幹線口)から 徒歩8分
・東照宮入口バス停留所から 徒歩5分
金光稲荷神社のご由緒
【ご祭神】
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ・稲荷大神)
金光稲荷神社は広島東照宮の境内社です。今から約三百年前、元禄の頃よりこの二葉山山頂に祀られてきたとされます。 昔から商売繁盛・家内安全等、諸願成就の神様として金光稲荷大神と称えられてきました。
山頂の奥宮までの階段は約500段、朱塗鳥居は120数基!
毎月1日・15日には多くの参拝者が訪れます。
実際に金光稲荷神社を訪れて
前回は広島東照宮へ参拝した。今回はその続きから。
広島東照宮へ参拝した時の記事は下記のリンクからご覧ください。
【広島東照宮のアクセスから御朱印・見どころまで沢山の画像で徹底解説!】
広島東照宮の参拝を終え、境内社にある「金光稲荷神社」に向かう。金光稲荷神社は広島東照宮の本殿北にある。
金光稲荷神社へは、祖霊社の左に朱の鳥居が立っているのでこちらを進み、車道を越えた先の二葉山に向かう。
【金光稲荷神社に向かう鳥居】
朱塗りの鳥居の横に、奥宮までの所要時間が書いてある案内があった。
この案内にある所要時間を全て足すと13分になる。
けっこう登りの階段がきつそうなことから13分ではたどりつけないだろうと思う。
奥宮まで登る?
それとも手前の金光稲荷神社の本社までにしておく?
このスーツ姿で登るの?
どうする城一郎!?
と自分に問いながら、出した答えは、
「時間はある。天気はいい。登るか!」
一礼をして朱塗りの鳥居をくぐり、石段を上ると道路向こうに金光稲荷神社の参道入り口がある。
【金光稲荷神社の参道入り口】
金光稲荷神社の由緒書に、奥宮まで階段約500段と書いてある。
【金光稲荷神社の案内板(由緒書)】
500段も階段が・・・!
いけれるのか?と不安を感じつつ、階段を上がり、石鳥居をくぐると「金光稲荷神社の拝殿」がある。
【金光稲荷神社の石鳥居】
【金光稲荷神社の拝殿】
金光稲荷神社は約250年前の元禄の頃よりこの二葉山山頂に祀られた、東照宮の境内社とのこと。
毎月1日・15日には、広島一円から多数の参詣者が訪れるとのこと。
金光稲荷神社がある拝殿が建っている境内はとても狭いのが印象的だ。
参拝を済ませ、金光稲荷神社の後ろ側から、神輿舎、御産稲荷大神、出世稲荷神社に向かう。
【金光稲荷神社の拝殿】
途中、「東照公御遺訓」が書かれたものがあった。
「東照公御遺訓」とは、東照宮のご祭神である徳川家康公が、生涯を通じて得られた理念や理想の真髄である。東照宮のご神徳でもある。
その意味を自分にあてはめて考えながら、階段をのぼる。これは「東照公御遺訓」ひとつめ。
【金光稲荷神社の東照公御遺訓:一つめ】
「人の一生は重荷を負いて、遠き道をゆくが如し、急ぐべからず」
人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。
【金光稲荷神社:神輿舎】
戦前、金光稲荷神社の例祭では、この神輿舎に納められている神輿を担ぎ、白神社(しらかみしゃ)(中区中町)まで神輿行列が行なわれていた。
【金光稲荷神社:御産稲荷大神】
徳川家康公の母、於大(おだい)の方は、家康公が無事に生まれ、立派な武将になれるようにと、薬師如来へ祈願されていた。そのことから、東照宮にお参りすると安産のご利益があると言われている。
こちらの御産稲荷大神は「お産さん」と呼ばれ、安産や子授を祈って多くの絵馬などが奉納されていた。
【金光稲荷神社の東照公御遺訓:二つめ】
「不自由を常と思えば不足なし、心に望おこらば、困窮したる時を思い出すべし」
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
神輿舎、御産稲荷大神を過ぎ、出世稲荷に着いた。
【金光稲荷神社:出世稲荷大神】
「昇進出世の守護神」だ。これはしっかりおまいりしておこう。
ところどころにある「東照公御遺訓」がありがたい。これは三つめ。
【金光稲荷神社の東照公御遺訓:三つめ】
「堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ」
がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
今日は天気がいい、あたたかい。うっすら額に汗をかいてきた。
現在は162段!
奥宮までは残り271段となっている。
グリーンシャワーがとても気持ちいい。
先を進むと「三狐呂(さんごろ)稲荷大神」が見えてきた。
【金光稲荷神社:三狐呂稲荷大神】
「諸願成就の守護神」は神仏にかけてきた様々な願いを叶えてくれる。
すぐ近くには玉成稲荷大神がある。
【金光稲荷神社:玉成稲荷大神】
玉成稲荷大神は「商売繁盛の守護神」。
こちらもしっかりとおまいりしておこう。
ここまでで半分くらいか。さらに先に進む。
(まだまだ参道が続きます・・・)
奥宮までの参道は整備されているが、1段1段は高く、その高さも一定ではなかったので奥宮に行かれる際は、スニーカーなどの歩きやすい靴で行かれることをお勧めする。
けっこう足がきつくなってきた。次までがなかなか着かない・・・
やっと四つめの御遺訓が見えてきた。
【金光稲荷神社の東照公御遺訓:四つめ】
「勝事ばかり知りて、まくる事をしらざれば、害其の身にいたる」
勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。
看板には329段目と書かれている!
残り4分の1。
玉秀稲荷に着いた。
【金光稲荷神社:玉秀稲荷大神】
「健康・病気平癒の守り神」。
参拝してから、次に向かう。
途中「御神井 この下↓」とあるが、ここからではそれらしいものは見当たらない。
【金光稲荷神社:御神井】
どうやら御神井は参道から少しそれた場所にあるようだが、道も険しそうなので今回はやめておく。
「東照公遺訓」五つめを発見。
看板はこれで最後。階段の残りも少なくなってきた。
【金光稲荷神社の東照公御遺訓:五つめ】
「己を責めて人をせむるな、及ばざるは、過ぎたるよりまされり」
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。
先に進むと奥宮の案内が見えた!
その下の「仏舎利塔」の案内が気になるが、奥宮に行く前に、高彦稲荷にご挨拶する。
【金光稲荷神社:高彦稲荷大神】
高彦稲荷大神は「良縁の守護神」だ。
高彦稲荷大神の隣には大きな岩があった。
また、この近くにはとても大きな岩が沢山ある。
さあ、いよいよゴールは目の前だ。奥宮に向かおう。
階段の向こうから日が差している。
着いた!
大きな岩の上に祠が!
鳥居が並ぶ奥に奥宮が見える。
【金光稲荷神社:奥宮】
昭和六十一年に火災で焼失するまではここに社殿があり、月次祭の祭典も行なわれていた。
奥宮は大きな岩の上にある。なんとも珍しい。
左下に広島市街が一望だ!
正面には広島駅、遠くには瀬戸内海の島々まで見えた。
すごい!気持ちいい!
ここまで登ってきてよかった!!!
ここはパワースポット!
二拝二拍手一拝で参拝して、しばしこの風景を楽しむ。
奥宮での参拝を終え、帰ろうと参道を下ると、さっきの「仏舎利塔」の案内が目に入る。
なんだろう?行ってみる?
どれくらい登らないといけないのだろうと不安になりつつ、気になるので行ってみることにする。
少し階段を登ったら、平らな山の尾根に出た。
しばらく歩くとまた階段があった。登る。
階段を上りきると目の前にいきなり大きな銀色の建物が目に飛びこんでくる。
これはなんだ???
【二葉山平和塔(仏舎利塔)】
独特な形をした建物を一周する。
これが「仏舎利塔」またの名を「二葉山平和塔」と呼ぶ。
この塔は人類の幸福と戦争のない世界の恒久平和を念願し、史上最初の原子爆弾の犠牲者二十数万の冥福を祈り、昭和四十一年八月五日に広島市へと寄贈された。
建設には十二年の歳月がかけられており、地元の開拓団の方々が各自の土地の一部を売却して建設資金をつくった。
塔内にはインドのネール首相より贈られた仏舎利が一粒、モンゴル仏教徒やスリランカより贈られた各一粒が奉安されている。
正面の仏像はスリランカより贈られたもの。また、県市民の平和の願いをこめた祈念石数万個も収納されている。
なお標高139mの山頂のこの地には半地下式の大型高射砲四門が据えられていた。
よくこんな山にこんな大きな建物を造ったものだ。多くの人の平和への思いがこの山に建てさせたのだ。
ここも広島のパワースポットだ。
また、夜には広島駅を中心とした夜景が広がり、街までの距離が近い分、迫力ある夜景が楽しめるスポットとなっている。
東照宮の裏から登り始めて約30分、思ったより時間がかかってしまったが、ここまで登ってきたよかった。
かいた汗をふきながら、広島市街の景色を眺める。
足をねじらないようにゆっくりと階段を降りて、来た道を戻る。
緑の間からさしこむ陽がすがすがしい。この山は来た人にパワーを授けてくれる山だ。
下まで降りて、広島駅に向かう途中、ビルの間から山の上の二葉山平和塔のてっぺんが見えた。
あそこに登ってたんだと嬉しい気持ちになった。
金光稲荷神社の御朱印
金光稲荷神社の御朱印がいただけるのは、広島東照宮の授与所となっている。
拝殿に向かって左手にある。
御朱印は全て書き置きのみ。
金光稲荷神社の御朱印は初穂料300円。
参拝を終え、広島駅でお好み焼きを食べたのでその様子を少し紹介。
【お好み焼き「いっちゃん」】
「いっちゃん」はミシュランガイド広島版2013年、ミシュランガイド広島・愛媛版2018年の安くて美味しい店を意味するビブグルマンマークを6年連続獲得しているお店だ!
麺はパリッと香ばしく、キャベツはフワッとしていた。広島ソースも若干甘めながら深みを感じられる味となっていた。
いっちゃんエキエ店
住所
〒732-0822 広島県広島市南区松原町1-2 広島駅ビルekie内
最後に金光稲荷神社にピッタリの御朱印アイテムご紹介
今回伺った、金光稲荷神社のような書き置き御朱印はどのように御朱印帳に貼り付けているだろうか?
「水のり」で貼ると御朱印がふやけてしまい台無しになったという経験もあると思います。
そこでオススメなのが「書き置き御朱印専用シール」
御朱印の四隅に専用シールを貼り、御朱印帳に貼ると綺麗に御朱印が貼れるアイテムとなっています。
この書き置き御朱印専用シールは日宝綜合製本株式会社のAmazon・楽天市場にて販売しているので気にになった方はご検討ください。
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