こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
滋賀と京都の有名な神社仏閣を連続してご紹介しています!
前回は紫式部が『源氏物語』の着想を得たという石山寺をご紹介しました。
二回目となる今回は、石山寺の敷地内にある
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」
「恋するもののあはれ展」
をご紹介します!
大河ドラマ館では撮影に用いられた色彩の美しい衣装を見ることができ、
恋するもののあはれ展では平安時代の恋模様を知ることができ、
どちらもとても楽しめる企画展なので、ぜひとも石山寺の入山料とセットになったお得なチケットを購入しご覧ください。
前回の石山寺を詳しく紹介した記事をご覧いただいていない方はぜひ石山寺の記事もご覧ください。
石山寺の記事は下記のタイトルをクリック
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「紫式部が源氏物語の着想を得た「石山寺」の御朱印と見どころを詳しく紹介!」
目次
アクセスと基本情報
【光る君へ大河ドラマ館と源氏物語恋するもののあはれ展の所在地】
〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1丁目1−1
・大河ドラマ館:石山寺境内 明王院
・恋するもののあはれ展:石山寺境内 世尊院
【光る君へ大河ドラマ館と源氏物語恋するもののあはれ展の開館時間】
9:00〜17:00(最終入場16:30)
【光る君へ大河ドラマ館と源氏物語恋するもののあはれ展の開催期間】
2024年1月29日(月)〜2025年1月31日(金)
【光る君へ大河ドラマ館と源氏物語恋するもののあはれ展のお問い合わせ先】
光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館 運営センター
【光る君へ大河ドラマ館と源氏物語恋するもののあはれ展の入館料】
当日券:大人(中学生以上) 600円/小人(小学生)300円
「光る君へ大河ドラマ館」と「源氏物語恋するもののあはれ展」は同じチケットでご覧いただけます。
この他にも、
石山寺セット券(入館券+石山寺入山券):1000円
★スーパーチケット(石山寺入山+本堂内陣+豊浄殿+大河ドラマ館):1600円
があります。
概要
大河ドラマ「光る君へ」に登場する衣装や小道具、撮影の裏側を知ることができるパネルなどを展示。キャスト・スタッフのインタビューなど、大河ドラマならではの映像を4Kシアターで上映。大津でしか見ることができない、大河ドラマの世界に没入できる展示をぜひお楽しみください。
https://otsu-murasakishikibu.jp/exhibition/taiga.html
「もののあはれ」は一言では表現できない、しみじみとした趣深い感情を表す言葉です。
https://otsu-murasakishikibu.jp/exhibition/aware/
世界最古の恋愛物語とされる源氏物語は「もののあはれ」を表現した文学ともいわれています。
本展示では、源氏物語の和歌や平安時代の恋を彩った文化に触れ、私たちが生きる今と平安時代がつながる素敵な体験をご用意しました。
紫式部が物語の執筆を始めたとされる石山寺で、特別な時間をあなたに。
実際に訪れて
《光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館》
石山寺を参拝したあとすぐとなりの大河ドラマ「光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館」に入る。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館の外観】
光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館もスーパーチケット購入時もらったチケットで入る。
光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館の館内は9つのパートに分かれて光る君への魅了を伝えている。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館の館内図】
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ①エントランス】
入るとすぐに「主役を演じる吉高由里子さんの映像」と「大きなタペストリー」が来館者を迎えてくれる。
※映像は撮影NG
館の展示物は基本撮影OKだが、NGのところはその旨表示してある。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ②入門編】
入門編では、パネルを使用してドラマの概要や脚本家をはじめドラマに携わるすスタッフの紹介がされている。
続いて入門編の隣にある人物相関図を見る。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ③人物相関図・登場人物紹介】
なんとまひろは佐々木蔵之介さん演じる藤原宣孝と結婚するのだ。
このブログがアップされるときには既に結婚しているかもしれないし、そうでないかもしれない。
ネタばれになったときはご容赦願いたい。
さて、まひろと宣孝は年がいくつ違うのか気になるので調べてみた。
紫式部の誕生年は、970年~978年の間で研究者の間で諸説あるようで定まっていないが、ここでは天延元年説(973年)とする。
一方、藤原宣孝は、生誕不詳だが、天暦3年(949年)ごろに生まれたという説がある。
仮にその説にのっとると24歳差ということになる。親子くらいの年の差婚だ。
2人は紫式部が20代半ばで結婚している。となれば宣孝は50歳くらいで、しかもそのとき宣孝には他に妻がいたらしい。
紫式部の父藤原為時と宣孝はいとこの関係でもあったというから、この時代の貴族の結婚観は現代とは異なるのだ。2人の結婚に関してドラマでどのように描かれるのか楽しみだ。
もうひとつ興味がわいたのが、人物相関図の右上の部分にある一条天皇の妻だ。2人いる。
1人は藤原道隆の長女定子。もう1人は道長の長女彰子。
御存知のとおり道隆と道長は兄弟だ。時の最高権力者は自分の娘を時の天皇に入内させている。
この一条天皇と定子と彰子、どのように描かれるのか、このあたりも楽しみだ。
光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館中央にはまひろが着る平安の衣装が飾られている。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ④衣装展示】
雅だが、動き回るには不都合だったことだろう。こちらに展示されている衣装は実際に第4回の大河ドラマの「花山天皇や貴族たちの前で舞を披露したとき」に吉高由里子さんが着たものと書かれている。
このような鮮やかな衣装を見れる機会はそうそうなく貴重な体験ができた。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ⑤フォトスポット】
吉高由里子さんと清少納言演じるファーストサマーウイカさんの2ショットのフォトスポットがあった。
実際に、紫式部と清少納言の2人がどの程度交流があったか不詳だが、2人をライバルとして取り上げているのは、見るほうとしてはおもしろい。
多くの人がこのフォトスポットで写真撮影を行っていた。
フォトスポットの反対には「企画パネル」がある。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ⑥企画パネル】
企画パネルには紫式部が生きた平安時代がどのようなものだったのかが詳しく書かれていた。
中でも気になったのが「紙」の貴重性だ。
この時代では「紙」はとても貴重なもので、まひろと道長などが連絡を取り合うときの「結び文」や、和歌を書いだラブレター”は小さい紙切れ、あるいは紙でないものを用いたりしていたそうで、個人が大きな紙を簡単に使えない時代だったと書かれていた。
製本業を行っている弊社も「紙の大切さ」を分かっているつもりだったがこの頃の大切さと比べると大きな違いと痛感する。
続いてその隣には「小道具展示」がある。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ⑦小道具展示】
まひろ(紫式部)の書道具(複製品)が置かれ、部屋のイメージが背景に飾られていた。まひろの部屋には、沢山の書き写した書物が積まれていた。
小道具展示の奥には「4Kシアター」がある。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ⑧4Kシアター】
撮影禁止となっているこちらのシアターでは、キャスト・スタッフの独自インタビューやメイキング映像を交えてドラマのテーマを深掘りした「大河ドラマ館」しか見れない映像を4Kシアターで上映している。
子供用の椅子もあり、ゆっくり映像を楽しむことができる。
【光る君へびわ湖大津 大河ドラマ館 ⑨エンディング】
多くの出演者のサイン色紙やが飾られていたが、撮影不可。
大河ドラマ館をあとにして、となりの「恋するもののあはれ展」に入る。
《恋するもののあはれ展》
「もののあはれ」とは、四季に移ろいゆく風情や男女や親子・友などの間の情愛や離別、哀惜などによって生じる、しみじみとした情緒や気分をあらわす言葉だ
【恋するもののあはれ展の入口】
この時代の恋する気持ちの伝え方が展示されている。
平安時代の貴族女性は顔を見せることができなかった為、和歌を記す紙の色、そこから漂う香の香り、そして和歌そのものが恋の行方を左右するとても大切なものだった。
そのため、ラブレターはとても大事だったのだ。
【恋するもののあはれ展の色の世界】
源氏物語の登場人物のイメージの色ついたカードが下に置かれていてこちらは持って帰ることができる。
【恋するもののあはれ展の光源氏と女性たち】
源氏物語に登場する光君に愛された12人の女性たちが紹介されていた。さあ、あなたはどの女性とのエピソードがお好きでしょうか。
この他にも、恋のアドバイスがスマホに届くデジタルおみくじ「はなみくじ」もあった。おみくじの結果には、恋のアドバイスとともに、選んだ花のゆかりの登場人物も書かれているようだ。
源氏物語に登場する和歌を現代風に訳したイラストが展示されていた。
【恋するもののあはれ展のイラスト展示】
描かれている作品は全部で6つ。切ない作品が並んでいる。
会場限定でコラボMVが公開されている。
恋するもののあはれ展をあとにし、物産館(拾翠園)に入る。
《石山寺物産館「紫」》
場所:石山寺境内 拾翠園(しゅすいえん)
開催期間:2024年1月29日(月)〜2025年1月31日(金)
開館時間:9:00〜17:00
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」と「源氏物語 恋するもののあはれ展」にあわせ、石山寺境内にお土産店『石山寺物産館 紫 -MURASAKI- 』がオープンされている。
物産館にはオリジナル御朱印帳が多数販売されている。
紫式部や源氏物語をイメージして新開発されたお菓子やグッズなど、ここでしか買えないお土産が沢山ある。
おみやげで和菓子とお香を買う。和菓子は「紫の華」という御菓子。
お香は3種類あって、藤壺でも明石でもなく、若紫の香りのお香を選んだ。お香はもうひとつ、石山寺の境内の販売所で売っていたお香を買っていた。
東大門を出たところのおみやげもの屋さんでは名物という「石餅」を買う。2つの和菓子は帰って早速いただきました。
【和菓子の「紫の華」】
「紫の華」はよもぎの上品な香りとしつこくない甘いこしあんが美味しかった。
【和菓子の「石餅」】
「石餅」はつぶあんがお餅の上にのっていて、つぶあんの触感を楽しみつつ甘くておいしかった。
お香はどんな香りがするかこれからのお楽しみ。
【式部香】
以上が光る君へ大河ドラマ館と源氏物語恋するもののあはれ展の紹介だ。
光る君へ大河ドラマ館では普段見ることができない色彩の美しい衣装を見ることができ、平安時代に関する様々な学びも得られた。
源氏物語恋するもののあはれ展では当時の恋模様を知ることができ、どちらもとても楽しめる企画展だった。
石山寺に訪れた際は是非ともお得な
スーパーチケット(石山寺入山+本堂内陣+豊浄殿+大河ドラマ館):1600円
を購入し、企画展にも足を運んでいただきたい。
最後にぴったりの御朱印帳をご紹介
『源氏物語』の世界観にぴったりな「金扇御車柄」の御朱印帳をご紹介します!
扇と御所車が豪華に描かれた柄です。
ゴールドを基調とした絢爛な一冊は、見るだけで華やかな気分に。
最後に
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