こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
現在、滋賀と京都の有名な神社仏閣を連続してご紹介しています!
ここまで紫式部が『源氏物語』の着想を得たという石山寺、そこで開催されている「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」と「恋するもののあはれ展」、紫式部の父が僧侶となった三井寺、そして紫式部が生まれ育った邸宅跡にある廬山寺、そして京都のシンボル東寺、国宝になっている石清水八幡宮、国の特別名勝に指定されている「大徳寺」をご紹介してまいりました。
第8回目となる今回は、「え?まだあるの?」と再建されていることをご存知ない方も多い、有名な「本能寺」をご紹介して行きます!
本能寺は、全国統一目前の織田信長が家臣の明智光秀に謀反を起こされ、襲撃された「本能寺の変」が起きた有名なお寺です。
そんな本能寺の京都駅からのアクセスや見どころ、レアな御朱印と特別御朱印まで画像で分かりやすく紹介しています。
こちらの記事をご参考にしていただき、見逃しなどない本能寺巡りを行ってください。
目次
本能寺の近くにある安くて美味しいランチにベストなすき焼き店をご紹介
本能寺のアクセスと基本情報
【本能寺の所在地】
〒604-8091 京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
【本能寺の電話番号】
【本能寺の参拝時間】
午前6:00〜午後5:00
【本能寺の御朱印受付時間】
午前9:00〜午後5:00
【本能寺へ電車でのアクセス】
JR京都駅から地下鉄烏丸線に乗車し、烏丸御池で乗り換え、京都東西線で京都市役所前で下車、歩いて5分程です。
京都駅から京都市役所前まで260円
【本能寺へ車でのアクセス】
東京方面からお越しの場合 名神高速京都東IC を 東海道/国道1号線 方面に向かって進み、国道一号線から河原町通方面へ
大阪・神戸方面から 名神高速京都南第2 ICを京都南・京都市内・宇治方面に向かって進み、 国道一号線から河原町通方面へ
【本能寺の駐車場】
駐車場 30分 200円
※駐車台数20台
※高さ2.7m以下マイクロバスまたは2tトラックまでの駐車は可能です
※大型中型バスの駐車は出来ません。
本能寺のご由緒
宗祖・日蓮大聖人の教えを広める法華宗本門流の大本山で、室町時代の1415年に日隆聖人が京都に本応寺というお寺を創られたのが始まり。
のちに現在の本能寺へと字をあらため、お釈迦様が説かれた法華経の功徳を簡潔に表す「南無妙法蓮華経」というお題目を唱える法華信仰の大霊場として栄え、かつては広大な敷地に大伽藍が建ち並んでいました。
ところが、しばしば災禍に見舞われ、4度の移転、5度の焼失、7度にも及ぶ堂塔の再建が繰り返されて次第に規模が縮小されていきました。
なかでも、家臣・明智光秀の焼き討ちによって本能寺に宿泊中だった織田信長が炎の中で自刃した「本能寺の変」はよく知られた話です。
また、天正19年(1591年)、豊臣秀吉の命令により、現在の寺域である(中京区下本能寺前町)へと移築させられた。
実際に本能寺を訪ねて
京都駅から本能寺へは地下鉄を利用して向かった。市バスも価格が安くおすすめだが観光客が多く、バスに乗車できないことが多くあるので、地下鉄がおすすめだ。
今回は地下鉄で本能寺に向かう。
京都市役所前までの料金は260円。
地下鉄烏丸線に乗車する。
烏丸御池で乗り換えし、京都東西線で京都市役所前駅で下車、ゼスト御池を目指す。
ゼスト御池の「出口-16 河原町北西(市役所方面)」から地上に出る。
Uターンする方向に進み、交差点を渡り、すぐに右に曲がり「ホテル本能寺」「本能寺文化会館」を過ぎると「寺町アーケード入口」が見えてくるので寺町アーケード街に入る。
するとすぐに左手に本能寺の「表門(山門)」が見える。
【本能寺の表門(山門)】(国の登録有形文化財)
本能寺の表門は、甲州武田二十四将の一人であった今福氏の屋敷門と伝えられていた。
本能寺の表門の「蛙股(かえるまた)」に今福氏の家紋「剣酢漿草(けんかたばみ)」が彫刻されているとの情報があったので確認したが見つけることができなかった・・・
表門の構造は門柱の後方に2本の控え柱を立て敵の襲来に備えた防御の堅い薬医門で、間口は約4.9mの単層切妻造本瓦葺。
門の左右に築地塀を設け、堂々とした姿形をしていた。
屋根は、造られた時には、茅葺だったが、明治に瓦葺に変わっている。
また、本能寺は河原町通りへと抜けられる裏門と御池通りへと出られる御池門あり合計三つの門がある。
表門を潜り、参道を進むとすぐ右手には本能寺の「大寶殿宝物館」がある。
【本能寺の大寶殿宝物館】
《大寶殿宝物館の入館料》一般:700円 中・高校生:500円 小学生:300円 修学旅行生・身障者:300円
大寶殿宝物館では、復元された信長の愛刀「実休光忠」と、幻の名刀「薬研藤四郎」や森蘭丸の刀、本能寺の平面図などが展示されている。
また、本能寺の変の前夜に突然「三足の蛙」が鳴き出し、信長に異変を知らせたという三足の蛙の香炉も展示されていた。
三足の蛙の香炉を見ている時に知ったが、織田信長は下戸だったようだ。
道を挟んで宝物館の反対側には本能寺の「境内御案内図」があった。
【本能寺の境内御案内図】
ご覧のように本能寺の境内はそこまで広くないが多くの見どころがあるお寺となっている。
先に進むとすぐに大きな本能寺の「本堂」があった。
【本能寺の本堂】
本堂は昭和3年に京大教授の工学博士天沼俊一先生の設計で、室町時代の建物を見事に再現し今の姿となっている。
日蓮宗系寺院の標準的な平面な造りで、7間7面の単層入母屋造本瓦葺(いりもやづくりかわらぶき)、総建坪587.4㎡(178坪)もある。
また、本堂の内部を広くする為に、構造体骨組のトラス工法が採用されていた。
本能寺の本堂内部での撮影は禁止されている。
参拝をしながら、本能寺の変が実際に起きた本堂ではないが、明智光秀の兵に囲まれ本堂の奥に消え切腹をした織田信長を思い描く。
本堂で参拝を終え、本能寺の境内を探索することに。本堂向かって右手には「七つの塔頭寺院」がある。
【本能寺の七つの塔頭寺院】
塔頭寺院とは、本堂向かって右手に7軒連なる本能寺に給仕する子院のことを指し、現在は檀家さんが住んでいるそうだ。
本能寺の表門(山門)側から、
「恵昇院(えしょういん)」
「蓮承院(れんじょういん)」
「定性院(じょうしょういん)」
「高俊院(こうしゅんいん)」
「本行院(ほんぎょういん)」
「源妙院(げんみょういん)」
「龍雲院(りょううんいん)」
となっている。
どの院も個人名の表札があったので中に入るのは控えた。
一番奥の「龍雲院(りょううんいん)」の門に立て看板があったので、目を向けるとなんとこちらで御朱印が頂けるとのこと。
通常の御朱印は本堂の前にある寺務所で頂けるが、こちらの龍雲院ではタイミングが良ければ御朱印をいただけるので、御朱印好きの方は必ず確認することをお勧めする。
いただいた御朱印の紹介は後ほど。
本堂向かって直ぐ右(南東)には「本能寺信長公御廟所拝殿」がある。
【本能寺の信長公御廟所拝殿(のぶながこうごびょうしょはいでん)】
立札には、
「信長が光秀の謀反により無念の自刃をとげたのは天正十年(一五八二)六月二日早朝のことだった
本能寺の変である そのころは当寺は四条西洞院にあり四町四面の広大な寺域 周囲に堀と土塁その内部に七堂伽藍や多くの子院や厩舎を備えるという城郭構えになっていて信長が常宿するにふさわしい都で随一の大寺院であった
この大伽藍が鳥有に帰し光秀の天下もわずか十数日で終わったあと信長の三男信孝は信長らの燼骨収集の作業をすすめ本能寺の変から一箇月後の七月三日早くも本能寺を父信長の墓所と定めた
この信長の墓はこのとき信孝が建立したものであるこの廟所には武将の魂とされる信長所持の太刀が納められている」
と書かれている。
本能寺の変で信長公の骨などを見つけることができなかったことから、刀がこちらに収められている。
こちらでも手を合わせ先に進む。
織田信長公廟拝殿に向かって右手には「浦上玉堂春琴廟所」がある。
【本能寺の浦上玉堂春琴廟所】
浦上玉堂は延享2年(1745年)に岡山城下の備中鴨方藩邸内に生まれた、岡山の人だ。
35歳の時より自ら愛用の七弦琴の銘に因み、玉堂琴士と名づけた。
50歳の時には、春琴・秋琴の二子を連れ、岡山を出奔し、諸国放浪の旅に出たのち独学で近代絵画の頂点を極めた偉大な人物。
代表作には国宝「東雲篩雪図(とううんしせつず)故川端康成蔵」重要文化財「山雨染衣図(さんうせんいず)」等がある。
本能寺に、岡山にゆかりのある人物が眠っているとは思ってみなかった。
左に目を向けると大きな「火伏せのイチョウ」がある。
【本能寺の火伏せのイチョウ】(京都市指定保存樹)
看板には、
「このイチョウは、本能寺の変の後、この場所に移植したものと伝えられています。「天明の大火(1788年)」で市中が猛火に襲われたとき,イチョウから水が噴き出し、木の下に身を寄せていた人びとを救ったという言い伝えから、「火伏せのイチョウ」として大切に守られています。」
と書かれていた。
火伏せのイチョウの目の前に立つとその大きさに圧倒される。
火伏せのイチョウの大きさは幹回り約5m、高さ約30mで樹齢は400年以上と言われている。
火伏せのイチョウの左手には「本能寺の変で犠牲となった武士達の供養塔」がある。
【本能寺の本能寺の変:供養塔】
立札には本能寺の変で犠牲となった武士達の名前が刻まれていた。その中には信長の側近でファンが多い「森 蘭丸」の名前もあった。
さらに本堂の裏手に進むとなんと「手水舎」があった。
【本能寺の手水舎】
通常、手水舎は表門を潜って直ぐなどの場所にあるが、本能寺は本堂の裏手に手水舎がある。手と心を浄めてから参拝されたい方は本堂の裏に周り、手と心を浄め参拝を行う必要がある。
手水舎で手を浄めて先に進むと「歴代諸聖人御廟」がある。
【本能寺の歴代諸聖人御廟】
本堂の真裏に当たる所に、宗祖・日蓮大菩薩御廟、開山・日隆大聖人の御廟、歴代諸聖人御廟がある。
ひと通り本能寺の見どころを観たので、目的の御朱印をいただきに向かう。
本能寺の御朱印
今回いただいた御朱印は二つ。
先ずは塔頭寺院の一つ龍雲院に御朱印をいただきに向かう。
再度のお伝えとなるが、こちらの御朱印はいつでも頂ける御朱印ではない。御朱印を対応していない日もあるので、対応してもらえる日に訪れた方はラッキーだ。
龍雲院の玄関を叩き、中に入ると直ぐ左手には大きな信長のイラストがあった。奥から宮司さんが出てきてくれたので、御朱印をお願いした。
御朱印をいただいた後に、こちらの大きな信長のイラスト前で写真撮影もしてくれた。
龍雲院で頂ける御朱印は直書きで
初穂料は300円
いただいた御朱印がこちら。
【本能寺の龍雲院でいただいた御朱印】
御朱印には「南無と申す字は 敬う心也 随う心也」とかかれている。
書かれている南無はナマステーからきているとお話をしてくれました。
ちなみにナマステーとは現代ヒンディー語で日常的に使う挨拶で、仏陀や菩薩に対してご挨拶・敬意を表わす言葉とのこと。
今回の御朱印は1回目に戴けるもので、2回目3回目は違うものを書いて下さるそうです。
続いて、特別御朱印をいただきに、本堂の前にある寺務所に向かう。
こちらでは、通常の本能寺の御朱印から特別御朱印までいただくとができる。また、お守りや、御朱印帳なども販売されていた。
こちらでは特別御朱印をいただきました。
2024年4月現在でいただける特別御朱印は
「①信長公と薬研藤四郎の押型印」
「②薬研藤四郎を持った信長公」
の2種類あり、今回は
「①信長公と薬研藤四郎の押型印」の特別御朱印をいただいた。
こちらの御朱印は書き置きタイプで初穂料は700円
いただいた特別御朱印がこちら、
【本能寺の社務所でいただいた特別御朱印】
かっこいい信長公の腕を組んでいる姿が描かれてる。また、中央上部には幻の名刀「薬研藤四郎」が描かれている。
いかがだっただろうか?
本能寺はそこまで広くないお寺だが、見どころが沢山あるお寺となっていた。
京都に行かれた際は日本の歴史における大きな出来事があった本能寺に是非とも足を運んでみては。
本能寺にピッタリの信長の御朱印帳を紹介
今回ご紹介する御朱印帳(お城印帳)は織田信長の家紋『織田木瓜』を大胆にあしらった御朱印帳(お城印帳)です。
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ジャバラ式なので下の写真のように横に広げて楽しめます(^^)
また、ポケット式なので、御城印の順番を簡単に入れ替えることもメリットだと思います!
御朱印(御城印)の保管枚数はジャバラ式の本文両面にポケットがあるので、表裏合わせて24枚の御城印が保管できます。
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本能寺の近くにある安くて美味しいランチにベストなすき焼き店をご紹介
最後にご紹介するのが、昭和3年創業で国産黒毛和牛すき焼きを手頃な価格で提供している人気の「すき焼きキムラ」だ。
本能寺からアーケードとなっている寺町通を南に7分程進むとすき焼きキムラがある。
お店の前には各メディアに取り上げられた時の記事があり、すき焼きキムラが人気店ということが分かる。
また、すき焼きキムラは席数が250席もあり、ランチ時でも比較的待たずに食べれるので時間を気にする方にもおすすめのすき焼き店となっている。
中へ入ると1階で靴を脱ぎ、2階に上がるよう案内される。
2階に上がるとスタッフの方が席まで案内してくれた、すき焼きキムラの店内は旧家の作りで雰囲気がとても良い。
席につき、メニューを確認するとすき焼きのみのメニューとなっていた。
《すき焼きキムラのすき焼きメニュー》
・ロースすき焼き 3,300円(税込)
・並すき焼き 3,100円(税込)
その他おかわり有り
とてもシンプルなメニューにこだわりを感じる、注文したメニューは期待を込めて「ロースすき焼き」。
注文後、すぐにすき焼き鍋とすき焼きの炊き方レシピがくる。
どうやら、自分ですき焼きを行うシステムのようだ。
その後すぐに野菜と肉が運ばれ、レシピどうりに鍋に盛り付ける。
自分で盛り付けといていうもの変だがとても美味しそうだ。砂糖や出汁の量まで自分の好みに合わせて作れるのがとても良かった。
しっかりと炊けたところでお肉を頂く。
味は・・・とても美味しい!
脂身は多くなく、柔らかくとろけるような柔らかさの中にも歯ごたえがある。
さらに、自分好みに味付けを行っているのでとても食べやすい。
さすが昭和3年創業でいまだに流行っているすき焼き店だけある。
ペロリと完食してしまった。
最後に会計をして帰るのだが、こちらのすき焼きキムラでは支払いが現金だけとなっているので注意が必要だ。
本能寺からもとても近く、寺町通には沢山のお店があることから本能寺に訪れた際は是非とも足を運んでいただきたいすき焼き店だった。
《すき焼きキムラの基本情報》
すき焼きキムラの住所
〒604-8043 京都府京都市中京区大文字町300
すき焼きキムラの電話番号
当日予約可、電話予約可
すき焼きキムラの席数
250席(個室あり)
すき焼きキムラの営業情報
<営業時間>
12:00~21:00
<休業日>
月曜日(祝日の場合は翌日が休みとなります。)
第3火曜日
最後に
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