こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
現在、滋賀と京都の有名な神社仏閣を連続してご紹介しています!
ここまで紫式部が『源氏物語』の着想を得たという石山寺、そこで開催されている「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」と「恋するもののあはれ展」、紫式部の父が僧侶となった三井寺、そして紫式部が生まれ育った邸宅跡にある廬山寺、そして京都のシンボル東寺、国宝になっている石清水八幡宮、国の特別名勝に指定されている大徳寺、本能寺の変で有名な本能寺をご紹介してまいりました。
第9回目となる今回は、「縁結び」で有名な「貴船神社」をご紹介して行きます!
目次
アクセスと基本情報
【貴船神社の所在地】
〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
【電話番号】
【参拝時間】
年中無休
本宮 開門時間
6:00~20:00 (5/1~11/30)
6:00~18:00 (12/1~4/30)
※正月三が日は20:00閉門
【参拝料】
無料
【授与所受付時間 】
※御朱印、水占みくじ、お守りなどの授与時間
9:00~17:00(通年)
【ご祈願受付時間 】
9:00~15:30(通年)
【公共交通機関でのアクセス】
JR京都駅から貴船神社まで公共交通機関を使って行く方法は、以下の2通りがあります。
どちらも所要時間は1時間程度になります。
電車+バスを利用する場合
京都駅→JR奈良線に乗って「東福寺駅」で下車→東福寺駅から京阪本線に乗り、「出町柳駅」で下車→「出町柳駅」で叡山電車鞍馬線に乗り換え、「貴船口駅」で下車→「貴船口駅前」の京都バスに乗り、「貴船」バス停で下車→「貴船」バス停から徒歩約5分
地下鉄+バスを利用する場合
京都駅→地下鉄烏丸線に乗り、「国際会館駅」で下車→国際会館駅から出て、京都バス(貴船口・鞍馬行)に乗り、「貴船口」バス停で下車→「貴船口駅前」の京都バスに乗り、「貴船」バス停で下車→「貴船」バス停から徒歩約5分
【車でのアクセス】
京都駅から北へ約18km(約40分)
名神高速東ICから北へ約20km(約50分)
名神高速南ICから北へ約22km(約50分)
【駐車場】
本宮駐車場
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
800円(2時間)
奥宮駐車場
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町
800円(2時間)
貴船パーキング
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町24
8:00~20:00 500円/60分
20:00~8:00 200円/60分
ご由緒
【創建と歴史】
貴船神社は、全国に約500社を数える貴船神社の総本宮として知られています。創建時期ははっきりわかっていませんが、伝承によれば、天武天皇の御代・白鳳6年(677)にはすでに御社殿が造られていたと考えられ、『日本書紀』や『古事記』などの古典にもその存在が記されているなど、平安時代には既に重要な神社として祀られていた、京都でも屈指の歴史を誇る神社です。
清流・貴船川は鴨川の源流にあたり、また御所の真北に鎮座することから、「京都の水源を守る神」として歴代朝廷からの信仰も篤く、「雨乞い」「雨止み」や「疫病の厄除け」など、国にとって重大な事態が発生した際には勅使を遣わし、特別な祈りが捧げられていたと言われています。
【主祭神】
貴船神社の主祭神は、水の供給をつかさどる「高龗神(たかおかみのかみ)」で、古くから水の恵みをもたらす神として信仰されてきました。
伊弉冉命(いざなみのみこと)と伊奘諾尊(いざなぎのみこと)は力を合わせて多くの神々を生み出しました。最後に伊弉冉命が火の神「軻遇突智」を産む際、その火によって亡くなりました。伊奘諾尊は妻を失った悲しみと怒りから火の神「軻遇突智」を剣で3つに斬りました。その1つが「高龗神」になったそうです。
火の神から生まれた水の神。不思議ですね。
また、貴船神社の奥宮には、一説にはクラオカミノカミとタマヨリヒメノミコト(玉依姫命)も合祀されるといわれ、これらのご祭神が「貴船大神」「貴船明神」と総称されています。タマヨリヒメノミコトは神武天皇の母。「黄船」に乗って大阪湾から淀川・鴨川を遡り、源流である貴船川の上流に漕ぎ着け、この地に祠を建てて水神を奉ったという創建伝説が伝えられています。
【御利益】
貴船神社のご利益としては「運氣隆昌、えんむすび、諸願成就」が有名です。
ご祭神のタカオカミノカミとクラオカミノカミは、ともに降雨・止雨を司る龍神様。水神を祭神としているため、水が濁らないようにという意味を込めて、「きぶね」ではなく「きふね」と発音します。
そして、「きふね」は「氣生根」、氣が生ずる根源の地であり、“神様の氣に触れるだけで元気がよみがえる”といわれています。この地は、清い氣が生まれ溢れる場所であるともされています。清らかで清々しい空気に触れるだけでも「運氣隆昌」のご利益に預かれそうですね。
実際に貴船神社を訪れて
京都でも屈指のパワースポットということで、京都市左京区の貴船神社に行ってきた。
貴船神社は貴船川に沿って社殿が配置されており、下流から上流に向けて、本宮・結社・奥宮が鎮座しています。この三社を巡ることを「三社詣(さんしゃもうで)」と呼ばれている。
古い習わしとして本宮→奥宮→結社の順で回ると願が叶うと言われているそうだが、神社としては特に定められていないとか。
とはいえ、少し気になるので、古い習わしの通りに本宮→奥宮→結社の順で巡ってきた。
【本宮の二の鳥居】
「貴船」バス停で下車し、貴船川沿いを5分ほど歩くと鮮やかな朱色の鳥居が目に入ってくる。貴船神社へバスで訪れる人の多くは、ここから石段の参道がスタートしているため、これが一の鳥居であると勘違いしやすいのだが、この鳥居は実は二の鳥居。一の鳥居はここから手前の貴船口駅の近くにあり、この二の鳥居とはかなり離れた位置に立っている。
門をくぐると長い階段が現れた。
本殿へと続く表参道の階段は、長い石段の両側に鮮やかな朱色の春日灯籠がずらりと並ぶ光景が印象的で、絶好の撮影スポットでもある。夕刻には明かりが灯り、いっそう美しい光景が広がる(5月~11月の夕刻~20時まで点灯)。
【本宮の参門】
87段の石段を登り切ると、本宮の参門に辿り着く。
【本宮の御神木「桂」】
参門をくぐると左手に大きな桂の木が立っている。貴船神社にはご神木である3本の桂の木が立っており、それぞれに異なるご利益を持っているそう。これは貴船神社で最初に出会える桂の木だ。
桂の木の傍には説明板も設置されている。樹齢約400年、高さ30mもあるらしい。その立派な姿に目を奪われながら境内の奥へと歩いていく。
【本宮にある「石庭」】
本宮の境内の一角には、日本各地で様々な名庭を手掛けてきた作庭家・重森三玲が1965年(昭和40年)に作庭した石庭「天津磐境(あまついわさか)」がある。
説明板を読むと、貴船川から産出される貴船石が用いられており、中央にある椿の木がマストを表しているのだそうだ。
【本宮の「手水舎」】
本殿横の手水舎には清冽な水が満々と貯まり、ひんやりと冷たいその水に触れるだけで心が洗われる気持ちになる。いかにも水の神様らしく、「水は命」の文字が掲げられている。
【「絵馬」発祥の地】
手水舎の横にある馬の像。貴船神社は絵馬発祥の地として知られており、はるか昔、歴代の天皇がこの貴船神社で祈願する際に、神馬(生き馬)を奉献していたそう。
晴れを願う時には白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納されていたそうだが、やがて時代と共に形を変え、実際の馬の代わりに木の板に描いた馬が奉納されるようになり、これが現在の絵馬の原形となったと言われている。
絵馬発祥の地である説明板も立っている。貴船神社では季節限定のオリジナル絵馬も販売しており、4月中旬から6月末までは「青もみじ形の絵馬」、秋には紅葉の色を表した「紅葉絵馬」が登場し、人気を集めているそうだ。
【「本宮」】
手水舎の横に延びる石段を上ると、右側に「本宮」がある。
社殿は元の鎮座地である奥宮から天喜三(1055)年に移築されたもの。社殿前の石垣からあふれ出す御神水は貴船山の湧き水で、これまでに一度も枯れたことがないのだとか。
【大人気!「水占みくじ」】
貴船神社に参拝した人が必ず立ち寄っていく人気のスポットが本宮前の社務所近くにある「水占みくじ」。初穂料は200円。
まずは好きなおみくじの紙を1枚選ぶ。そのまま見ただけでは何も書かれていない。
拝殿横の石垣からわき出る御神水におみくじの紙を浮かべると文字がゆっくりと浮かび上がってくる。
このおみくじは、水が乾くと再び文字が見えなくなるから不思議だ。
訪れた際はぜひお試しいただきたい。ちなみに私の運勢はあまり良くなかったので、公開はやめておくことにする。全ては水に流して、なかったことに(笑)
【御神水ラムネ】
キリッと冷えたラムネで喉を潤す。御神水で作られており、味のあるラベルは貴船神社の宮司さんが手書きしたもので、赤色のキャップは特注品だそう。上品な炭酸のラムネで、飲むだけで何だか運が上がったような気がした。授与所で販売。1本500円。
貴船神社の「御朱印」
本宮の向かい側にある授与所では、御神札や御守、御朱印などをいただくことができる。
初穂料は1枚300円。ここで「奥宮」の御朱印も授与できる。「本宮」の御朱印は、記帳・半紙の授与のどちらも可能だが、「奥宮」の御朱印は半紙のみの授与となっている。記帳の場合は、御朱印帳を渡すと番号札を手渡されるので、少し時間をおいて取りに行く。この時は10分ほどでいただくことができた。
御朱印には貴船山に多く自生した「貴船菊」が描かれている。
本宮から奥宮へ
参拝と御朱印をいただき本宮での滞在時間は約20分ほど。次は奥宮へと向かう。
本宮から奥宮までの距離は約700mで歩いて15分程度。手水舎を横目に奥へと歩を進めていく。
周辺は豊かな緑に囲まれ、マイナスイオンに満ちた神聖な空気が漂っている。滝や川の流れる音を聞きながらのんびり歩けば身も心も清々しい気持ちになってくる。
周辺は市内中心部より気温が低く、ひんやりと心地よい空気に包まれている。
訪れた日は4月末だったが、5月1日の川床開きに向けた準備の最中だった。
川沿いに軒を連ねる店で味わえる川床料理は貴船神社の夏の風物詩。下流の鴨川では「かわゆか」、上流の貴船川では「かわどこ」と呼ばれている。貴船では9月末まで涼を感じながら懐石料理を堪能できる。
【相生杉】
道中の見どころの一つに「相生杉」がある。樹齢約1000年、樹高が35m、目通り幹周9.6mの雄大な姿が印象的で、京都市の天然記念物にも指定されている。
写真ではちょうど見えないのだが、太い根株から2本の巨大な幹が寄り添うように立ち上がっているのが特徴で、 その寄り添う姿が 仲睦まじい老夫婦の姿にたとえられ、相老と通じるところから「相生杉」と呼ばれるようになったと言われている。
【思ひ川】
相生杉から少し進むと、林田社と私市社の二座を祀る祠へと続く石段があり、ここから奥宮へと続く参道が始まる。参道の始点に立つ朱塗りの鳥居をくぐると、すぐに小さな橋を渡る。この橋の架かった小川は「思ひ川」という名が付けられている。
思ひ川は、かつて貴船神社の本宮が現在の奥宮の地にあったころに「御物忌(おものいみ)川」と呼ばれており、参拝する者はこの川で禊をして身を清めていたそう。
また、平安時代中期には和泉式部も恋の成就を願って参詣したと伝わっている。やがてこの式部の恋の話が人々の間に広まり、いつのころからか「思ひ川」と呼ばれるようになったそうだ。
西側の貴船山から発し、貴船川に注ぐ小さな流れ。昔はもっと水が多かったのだろうか。
【貴船名石 つつみヶ岩】
思い川橋を渡って少し進むと、紫がかった色をした「つつみヶ岩」という巨大な岩がある。高さ 4.05m 胴回り 9m 重さ 43トン以上もある貴船石で、古代の火山灰が堆積してできたものだそう。
奥宮まであと少し。杉並木の続く静寂に包まれた参道をゆっくりと歩いていく。
【奥宮】
現在の本宮から北へ500mにある「奥宮」は、貴船神社創建の地であり、かつてはここが本宮だったそう。門をくぐると一気に空気が変わり、厳かで神秘的な空気感が漂っていた。
奥宮の境内では春夏秋冬それぞれの季節ならでは情緒を五感で満喫することができる。山から吹く風や澄んだ空気が、辺りに静けさを伝えている。
【奥宮の御神木「連理の杉」】
神門をくぐってひときわ目を引くのは、末社の横に生える「連理の杉」。御神木として大切に守られているこの木は、「杉」と「楓」がくっついてまるで1本の木のように成長している非常に珍しいもの。
「連理」とは、別々の木が重なって一つになるという意味で、その姿から夫婦や男女の仲がよいことにも例えられ、大正天皇の皇后宮・貞明皇后様のお目にも留まり、「大変珍しい木だから大切に」と賞賛されたそうだ。奥宮一帯は「縁結び」の気が流れているようで、不思議な木が生えているのは貴船神社が持つ神秘的な力のせいかもしれない。
【奥宮の「神楽殿」】
毎年6月1日には貴船神社の例祭で「貴船祭」が開かれている。貴船祭ではまず本宮で神事が行われ、樂辰會の楽人たちによって雅びやかな舞楽が奉納されると、午後1時ごろには神輿が本宮を進発して、奥宮へと向かう。
この奥宮では、子どもたちが神石の「船形石」に「おせんどんどん」という声を掛け合いながら、「千度詣」が行われるほか、境内の神楽殿では、八岐大蛇退治の神話を再現した出雲神楽の奉納も行われている。
【奥宮の「本殿」】
境内の奥にひっそりと佇む奥宮本殿は、飛鳥時代の斉明天皇元年(655年)に社殿を造り替えた記録が残されており、それより以前から存在していたと考えられている。現在の建物は天保年間(1830~44年)に建立され、その後も度々修理が施されてきた。一間社流造の建物である。
また、この本殿の真下には竜神の住む「竜穴」と呼ばれる大きな穴が開いているそう。この龍穴は、古代から大地のエネルギーが集まる場所とされ、強い霊力を持つと信じられているが、だれも見ることは許されていないそうだ。日本三大龍穴の一つにも数えられている不思議なスポットである。
日本三大龍穴の残り2つを知りたい方はこちらへ
【奥宮の「権地」】
本殿は神聖な龍穴の上に鎮座しているため、現在の場所で工事をすることはできない。本殿の修理の際には、隣りにある権地(ごんち)に一時的に遷座する。建物を移動させて修理を行い、修理が終わったら建物を元の場所に戻す。
【奥宮の「御船形石」】
奥宮境内北西にある「船形石」には、5世紀初めに神武天皇の母・玉依姫が黄色い船に乗って淀川から貴船川をさかのぼって貴船に上陸した際、乗っていた黄船を隠すため小石を積み上げたという伝説がある。
船形石の周りにある小石は、航海や旅行に持っていくと安全に旅ができるという言い伝えがあり、持ち帰る人も多いそうだ。
【丑の刻参り】
貴船神社は「丑の刻参り」の発祥地としても有名。 貴船神社の呪いは「平家物語」にも登場し、また謡曲や能の演目『鉄輪』の題材にもなっている。この物語は、嫉妬に狂った女性が鬼になり、夫を呪うという内容。このストーリーが、今も伝えられる貴船神社の呪いの起源と言われている。
伝承では、陰陽師の安倍晴明によって呪いが解かれる結末が語られているが、一方で人を呪う行為は現代においても受け継がれている。
奥宮の「御朱印」
奥宮の御朱印は、本宮の授与所でいただける。先にもご説明したが、奥宮の御朱印は半紙の授与のみで、御朱印帳への直書きは行われていない。
三社詣の最後となる奥宮から結社へと向かう。
奥宮から縁結びで有名な結社(ゆいのやしろ)へ
結社は本宮と奥宮の中間に位置することから、中宮(なかみや)とも呼ばれており、ここが貴船神社の三社詣で最後にお参りする場所となる。山側へ延びる石段を上りきると、そこには木々に囲まれた小さな社がある。
縁結びのご利益として名高い結社は、平安時代から多くの人々の信仰を集めていたという。妹とともに嫁ぐことができなかったことを恥じた磐長(いわなが)姫命が、縁結びの神様としてこの地に鎮座されたことが由来とされている。
現在の結社の社殿は、平成24年(2012年)4月に竣工したもの。
お参りした後、境内を散策。
【結社の「天乃磐船」】
結社の境内には「天乃磐船」という大きな自然石が鎮座している。自然が生んだとは思えない船形の石からは不思議な神秘が感じられる。
長さは3.3m、重さは6トンで、貴船の山奥で発見されたものらしい。京都市にある「久保造園」の久保篤三さんによって奉納されたものだとか。
【結社と「和泉式部」】
ここが縁結びの神様として有名になったきっかけとされているのが、平安時代の女流歌人・和泉式部が参拝し、心変わりをした夫との復縁を祈願し、成就したことであるという。最近では特に若い女性を中心に縁結びの祈願に訪れる人が増えているそうだ。
結社の傍らには、和泉式部の歌碑も立てられている。
社の脇でおみくじのような紙がびっしりとくくりつけられている場所は「結び処」。かつては細長い葉を玉垣に結び合わせて縁結びを願っていたそうだが、現在では願い事を書いた「結び文」を結び処に結ぶと願いが叶うとして若い女性やカップルの人気を集めている。
【結社の御神木「桂]】
結社にそびえる御神木の桂の木。細いヒコバエが至る所から生え、上へ上へと空高く伸びている。
水をたっぷりと含む桂の木は、過去の悲しみを洗い流し、苦しいご縁は断ち切って、新 たな良縁を結ぶ力をもらえるようにも感じられる。
本宮→奥宮→結社と巡ってきた三社詣もこれで終了。お腹が空いたので昼食を取ることに。
貴船神社周辺でランチ
貴船神社の本宮と結社の間にあるおしゃれなカフェ。貴船神社の三社詣で疲れた体を癒やすにはもってこいのお店だ。ここで腹ごしらえをすることにしよう!
ジャズが流れる店内は窓が大きくて明るく、開放感に包まれた雰囲気満点の空間。周辺の景色に溶け込む意匠とインテリアにも心が安らぐ。冬の厳しい寒さに備えて薪ストーブも置かれており、冬に来ればスキー場のロッジで過ごしているような感じがしそうだ。
数量限定という言葉に魅かれて、思わず注文してしまった「イノシシカレー」。初めて食べるのでイノシシ肉特有の臭みが心配だったのだが全然気にならず、コクがあってとても美味しかった!お値段は1300円(税込)。
《貴船倶楽部(Kifune Club)の基本情報》
貴船倶楽部(Kifune Club)の住所
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町74
貴船倶楽部(Kifune Club)の電話番号
TEL:075-741-3039
貴船倶楽部(Kifune Club)の営業情報
<営業時間>
月〜金 11:00〜16:30
土・日・祝 11:00〜17:00
<休業日>
無休
貴船神社以外の日本三大龍穴
貴船神社の奥宮の本殿の章で述べた「日本三大龍穴」について、貴船神社以外で龍穴のあるスポットについてもご紹介しよう。
【奈良県 室生龍穴神社】
奈良県にある「室生龍穴神社」は、室生寺よりも古い歴史をもつ古社で、水の神・竜神を祀っている。平安時代には朝廷から雨乞いの使者が遣わされたといわれており、雨乞いの神として広く知られている。
室生寺から東、室生川を1㎞ほど上った山深い場所に鎮座する「室生龍穴神社」。ここからさらに山中の奥へ足を延ばすと、渓流の近くに竜神がすむという伝説が残る「妙吉祥龍穴」がある。
神秘的で本当に龍が出てきそうな雰囲気が漂っている。
《室生龍穴神社の基本情報》
室生龍穴神社の住所
〒633-0421 奈良県宇陀市室生1297
室生龍穴神社の電話番号
TEL:0745-93-2177
室生龍穴神社の参拝情報
<拝観時間>
自由
<拝観料>
無料
残りの1ヶ所は岡山県の「備前龍穴」であるとされているのだが、現在どこにあるのかははっきり分かっておらず、有力説として岡山県瀬戸内市の「貴船神社」と「りゅうごん様」のどちらかではないかと考えられている。
【岡山県 貴船神社】
岡山県瀬戸内市の「貴船神社」は花の名所としても有名。境内にはおよそ80本の桜並木や樹齢100年を超える桜の大木をはじめ、沈丁花、山茶花、ロウバイ、こぶし、ハナミズキ、モッコウバラなどさまざまなの花木が植栽されており、四季を通して違った表情を楽しめるスポットとして親しまれている。
この「貴船神社」の本殿の下に龍穴があったという伝説が語り継がれている。
龍穴のある場所とされる本殿の床下を覗き込んでみると、一面がコンクリートで埋められてしまっている。
「直接手で触らず手をかざしてください」と書かれた木札が置いてあるので手をかざしてみると、地面から伝わってくるエネルギーのパワーをビリビリと感じた…気がする(笑)
《貴船神社の基本情報》
貴船神社の住所
〒701-4246 岡山県瀬戸内市邑久町山田庄1366
貴船神社の電話番号
TEL:0869-22-0647
貴船神社の参拝情報
<拝観時間>
自由
<拝観料>
無料
【岡山県 りゅうごん様】
岡山県瀬戸内市にある「湯次神社」の裏手の山をしばらく登ると、「りゅうごん様」と書かれた案内の看板があり、それに従って山登りを続ければ辿り着ける。そこには石積みが残っており、近年までこの場所で雨乞いが行われていたそうだ。
「りゅうごん様」を訪れる際は、道中に草木が生い茂っていてややわかりづらい箇所もあるため、道に迷わないように十分に注意しよう。
《りゅうごん様の基本情報》
りゅうごん様の住所
〒701-4273 岡山県瀬戸内市長船町磯上3277
りゅうごん様の電話番号
TEL:070-5051-3328(湯次神社)
りゅうごん様の参拝情報
<拝観時間>
自由
<拝観料>
無料
最後に貴船神社にぴったりの御朱印帳をご紹介
今回は貴船神社の奥宮の本殿の真下には「龍穴」があるので龍にちなんで、発売当初より圧倒的な人気を誇る「飛龍柄」御朱印帳のご紹介します!
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