こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の松尾です(^_^)✧
今回は、御朱印帳のサイズについて解説していきます。「これから新しく御朱印帳を購入したい」とお考えの方はもちろん、「オリジナルの御朱印帳をつくりたい!」という企業の方が、最適なサイズをお選び頂けるように解説しますので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしていただければ幸いです。
御朱印帳にはさまざまなサイズがあります
はじめに。御朱印帳といっても様々なサイズの製品があることを、みなさんはご存知ですか?
すでに御朱印帳をお持ちの方は一度サイズを計ってみてください。縦×横何センチあるでしょうか?
日ごろから何気なく使っていると、そのサイズについて意識する機会はほとんどないですよね。
ですが、御朱印帳はサイズの違いが使いやすさに大きく関わってきます!
実際に、オリジナルの御朱印帳をお求めのお客さまとの打ち合わせでも、「御朱印帳のサイズって?」「どれが一般的なんでしょう?」という質問をよくいただきます。
では、これまでオリジナル御朱印帳を作りたいという数多くのお客さまに寄り添い、サポートしてきた経験を活かし、御朱印帳の各種サイズについて写真を交えながら詳しく解説していきます。
御朱印帳の一般的なサイズは2種類
【大判サイズ】
御朱印帳のサイズでもっともスタンダードなサイズが「縦180mm×横120mm」です。
一般的に「大サイズ」「大判サイズ」と呼ばれる御朱印帳です。
当社で製作・販売している御朱印帳も、このサイズが一番多いです。
また、お寺で販売している御朱印帳もそのほとんどがこのサイズだといわれています。
【メリット】
・大は小を兼ねる
・ダイナミックな文字の筆遣いを楽しめる
・お寺の御朱印帳の多くがこのサイズを採用
※例外あり
【デメリット】
・大きいとかさばるので持ち運びが不便
・カバンの容量を圧迫する
【小判サイズ】
続いてご紹介するサイズが「縦160mm×横112mm」です。
いわゆる「小サイズ」「小判サイズ」と言われる御朱印帳で、持ち運びのしやすさを重視するらこちらがおすすめです。
神社用の御朱印帳はこちらのサイズといわれています。
【メリット】
・手軽に持ち運べる
・小ぶりでかわいい
・手が小さい女性でも使いやすい
【デメリット】
・書き置き御朱印のサイズが合わない場合がある
以上の2点が御朱印帳の一般的なサイズになります。
そもそもなぜ、御朱印帳はこの2つのサイズに分かれているのでしょうか?その理由には「お寺と神社の違い」にあるのではないかと言われています。
ご存知のように、お寺では仏様を祀り、神社では神様を祀っています。その違いが御朱印帳の使い分けにつながったのではないかと考えられており、現在では大判=お寺用、小判=神社用とそれぞれのサイズの御朱印帳を使い分けるのが定着しているようです。
大判・小判サイズ以外に横長の御朱印帳も
規定サイズの製品以外にも、趣向を凝らした特殊サイズの御朱印帳もあります。
ここでご紹介するのは「縦182mm×横257mm」の横長の御朱印帳です!
なぜ横長なのでしょう? その理由は、最近全国各地で大人気の「切り絵御朱印」「イラスト御朱印」を美しく収納できるようにするためです。
切り絵御朱印やイラスト御朱印は、一般の御朱印を横に2つ並べた程度の大きさであることがほとんど。通常の御朱印帳には収まらない大きさのものが多いです。通常サイズの御朱印帳にも二つ折にすれば貼ることもできますが、せっかくいただいた美しい御朱印を折り曲げたくない……
そんな御朱印コレクターのお悩みを解消してくれるのがこの横長の御朱印帳なのです!
「横長御朱印帳」「見開き御朱印帳」と呼ばれており、「特別な御朱印を折らずに綺麗に保管したい!」というお客さまのご要望に応えるサイズ感になっています。
もちろん通常サイズの御朱印も1面に2枚並べて貼ることができ、見開きで4枚並ぶ様はなかなか見応えもありますよ!
【メリット】
切り絵やイラストといった特別な御朱印を綺麗に保管できる
【デメリット】
大きいため持ち運びにくい
他のサイズでオリジナル御朱印帳を製作する際の注意点
大判サイズ、小判サイズ、横長サイズの御朱印帳をご紹介しましたが、これ以外に「スタンダードなものとは違うサイズのオリジナル御朱印帳をオーダーしたい」という方もいらっしゃるかもしれません。それはもちろん可能ですが、ある一定のサイズを超えたものになると、価格が高くなってしまうため注意が必要です。
御朱印帳の本文用紙である和紙は、新聞紙を広げて一回り大きくしたぐらいのサイズの「四六版」という大きさに製紙され、それを御朱印帳のサイズに小さく切って加工していきます。
この時、小切りする部分以外の余白(ロス)が少ない状態を 「取り都合が良い」といい、逆に余白(ロス)が多い状態を 「取り都合が悪い」といいます。規定のサイズを超えるような特殊サイズ用のご朱印帳を製作する際は、余白の部分が多くなるため取り都合が悪く、その分コストが上昇してしまうのです。
四六版の和紙を無駄なく有効に使い、余分を極力発生させないためには、御朱印帳のサイズを縦のサイズが160mm~190mm、横のサイズが110mm~134mm以上のサイズの間に納めていただくのがオススメです。そうすれば製作コストが大幅にアップすることを抑えることができます。
御朱印帳のサイズ選びのポイント
いかがでしたか? ここまで3種類の御朱印帳を具体例として挙げながら、御朱印帳のサイズについてご紹介してきました。
御朱印帳のサイズ選びのポイントとしては以下の3つが挙げられます!
①使う人にとって便利か
大きな御朱印をきれいに保存したいというコレクター気質なユーザー向けにするのかなど、想定するユーザーが使いやすい大きさかどうか、実際に手に取って使用している姿をイメージする
②希望のデザインに合っているか
実現したいデザインが活きるような、御朱印帳のサイズを選ぶ
③お寺用・神社用に分けるかどうか
お寺の御朱印帳なら「大判」、神社の御朱印帳なら「小判」、切り絵の御朱印も収納可能にするなら「横長」といったように、目的に合うサイズのものを選ぶ
これからどんなサイズの御朱印帳を作ろうかお悩みの方は、ぜひ上記3つのポイントを参考にしてみてください。
当社が手掛けた御朱印帳の実例紹介
ここからは、当社で実際に製作した御朱印帳の一例をご紹介します!
【①大判サイズ】
岡山レース株式会社様よりご依頼いただいた「和気神社様の御朱印帳」です。
猪の柄のレース地がとても上品で華やかなデザインとなっています。刺繍の立体感はそのままに、手で触れても楽しめる点も魅力的な逸品です。一番の特徴である刺繍デザインの美しさを最大限に引き出し、その手触りの良さをアピールできるように大判サイズで製作しました。
※画像は2021年5月より頒布されたものです。現在は頒布を終了しております。
【②小判サイズ】
こちらは当社で企画し、現在絶賛販売中のオリジナル御朱印帳です。これから御朱印集めを始めたいビギナーの皆さまに向けたスターターセットとして企画したものです。
持ち運びやすいように小判サイズで、本文和紙もあえて半分にすることで通常より薄くなり、外出時もかさばらないなど機能性にも配慮しています。また小ぶりなサイズの特性を生かし、カバーの装丁を繊細なデザインにすることで手の込んだ作り込み感も演出しています。
さらに、カバーと書き置き御朱印帳に加え、便利な貼り付け専用シールもセットで1,650円というリーズナブルな価格。これまでたくさんの御朱印ファンの皆さまにご好評いただいている当社イチオシの御朱印帳です!
当社の御朱印帳をもっと知りたい方にはサンプル帳を無料でお届け!
ここまでご覧いただき、御朱印帳についての知識や疑問についてはもちろん、当社が製作する高品質な御朱印帳をより具体的に知りたいという方には、当社より無料でサンプルをお届けいたします!
サンプルを実際に手に取り、見た目や手触りなどの質感はもちろん、実際に手に持ったサイズ感をリアルに体感していただくことで、自分が作りたい理想の御朱印帳のイメージがより鮮明に明確に浮かび上がってくるはずです!当社ではさまざまなバリエーションの御朱印帳を取りそろえておりますので、ぜひご希望のサイズパターンやデザインなどをお聞かせください!
さらに!オリジナル御朱印帳のサンプルもローコストで本番に近い仕様を製作できます!サンプル製作は一冊からでもOKですので、まずは日宝綜合製本株式会社までお気軽にお問い合わせください。
御朱印帳製作に豊富な実績がある私たち製本のプロが、お客さまの要望を丁寧にヒアリングし、理想のイメージをカタチにするために誠心誠意サポートいたします。
当社ホームページの「お問い合わせフォーム」からお気軽にご連絡ください!
完全オーダーなど御朱印帳のことなら何でも日宝綜合製本にお任せください!
創業から70年の歴史を誇る「日宝総合製本」は、岡山県に本社を置き「品質の悪い本は作らない、納めない」をテーマに掲げ、製本一筋で培ってきた最高の技術により、真心を込めた高品質な「御朱印帳」をご提案してまいりました。長船(おさふね)工場、今在家(いまざいけ)工場を生産拠点に、県外にも2つの事業部(福岡・米子)と関東に営業所(東京・多摩)を展開、高品質な製本を提供し続けています。
「日宝はオリジナルの御朱印帳」も製作可能です。
当社では「お客様ファースト」を掲げ、「お客様が求められていることは何か?」「どのようなことに悩まれているのか?」について、豊富な経験と実績を生かしながら、ご希望に沿ったオリジナル御朱印帳をご提供いたします。
年間を通じて様々な企業様から御朱印帳製作のご依頼をいただいております。これまでにお受けした御朱印帳の生地やデザインは数百種類にも上り、弊社独自の提案ノウハウとし蓄積しております。多彩なこのノウハウを元に、お客様のイメージよりもワンランク上の御朱印帳のご提案をお約束いたします。
また、製作冊数の決まりはないので1冊からのご対応も可能です。金額面などもご相談いただければご予算に合った製作方法などのご提案もさせていただきます。
今回の記事では、御朱印帳の主なサイズや違い、それぞれのサイズにおけるメリット・デメリットなどについて解説してきましたが、この記事でわからなかったこと、個別で相談したい案件などがありましたら、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください^^
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