こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の松尾です(^_^)✧
今回ご紹介したいのは、奇想の画家と呼ばれる江戸時代に活躍した「伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)」の御朱印帳です\(^o^)/
今回、その伊藤若冲の作品でも最高傑作と名高い「動植綵絵(どうしょくさいえ)」を中心に人気の柄をセレクトした御朱印帳をシリーズで制作いたしました!表紙の表と裏で違う絵柄が楽しめる若冲ファンにはたまらないグッズとなっており、1冊1,595円とお求めやすい価格で販売中なんです!
「鮮やかな色彩が美しい御朱印帳」
⒈ 向日葵雄鶏図・紫陽花双鶏図
「気品ある白凰や孔雀の絵が印象的な御朱印帳」
⒉ 老松白凰図・老松孔雀図
「自然や動物好きな方におすすめの御朱印帳」
⒊ 南天雄鶏図・棕櫚雄鶏図
「海や魚をこよなく愛する方に最適な御朱印帳」
⒋ 魚群図 蛸・鯛
「秋の参拝にぴったりな美しい紅葉の御朱印帳」
⒌ 紅葉小禽図・牡丹小禽図
「雅な雰囲気漂うゴージャス感たっぷりの御朱印帳」
⒍ 旭日鳳凰図・梅花群鶴図
「力強くも愛らしい虎の姿に心癒される御朱印帳」
⒎ 虎図
それでは以下で詳しくご紹介します!
伊藤若冲は、1700年代の江戸時代に活躍した日本の画家です。独学で絵を学び、1800年に84歳で他界するまでに作品を描き続けた若冲は、生涯にわたり多くの作品を世に残しました。
しかしながら若冲は、近年まで一部の専門家のみが知る江戸中期の異端な画家というのが世間の認識でした。若冲が注目され始めたのは1990年代以降で、2000年に京都国立博物館にて若冲の没200年を記念した展示が行われるや否や、超絶な技巧と作品の独自性が話題となり、全国の美術ファンから注目され始めました。
動植綵絵とは
『動植綵絵(どうしょく さいえ)』は、江戸時代中期にあたる宝暦7年ごろ(1757年)から明和3年(1766年)ごろにかけての時期に制作、30幅からなる、動植物を描いた彩色画です。若冲の画力をいかんなく発揮したこの作品は鳥、鳳凰、草花、魚介類などの動植物が細密極まる筆致で描かれており、完成までに約10年ほどの歳月を要した大作です。2021年9月30日に国宝に指定されました。
1.向日葵雄鶏図・紫陽花双鶏図
『向日葵雄鶏図(ひまわりそうけいず)』
まずご紹介するのは『向日葵雄鶏図(ひまわりそうけいず)』です。若冲といえば『鶏』の図がとても有名です。動植綵絵シリーズ30篇のなかに8篇もの鶏が描かれています。実際に若冲は鶏を飼って、綿密な写生を行っていたそうです。
振り返る鶏は何ものかを見据えるように眼を見開き、背景には向日葵や朝顔が描き込まれています。
『紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)』
こちらも動植綵絵シリーズから「紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)」です。紫陽花の花の陰にいる雌雄一対の鶏を描く。画面上部に紫陽花の群れ咲く様子が、画面右にはバラとつつじの花がそれぞれ岩にへばりつくようにして咲いている様子が描かれています。
以上2点の作品を表裏にあしらった御朱印帳がこちらです。
この商品は表裏がありませんので、どちらを表としても使い始めることができますよ。作品の良さを最大限にするため、あえて『御朱印帳』などの文字は入れておりませんが、同封で表題シールを付けておりますので、お好みで貼ってご使用いただけます。
2.老松白凰図・老松孔雀図
『老松白鳳図(ろうしょうはくおうず)』
『老松白鳳図(ろうしょうはくおうず)』は、松の木の枝に片足で止まり、大きく羽を広げた鳳凰を描いています。その羽の白さが特徴ですが、これは金泥と黄土で下塗りした上から、胡粉を使って羽を一本づつ丁寧に描き加えているそうです。そうすることで、羽の合間から黄土の下地が光り輝いてみえますね。
『老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)』
同じ老松シリーズでこちらは『老松孔雀図(ろうしょうくじゃくず)』です。老松を背景にして、孔雀を画面いっぱいに描いています。羽の模様がハート形なのは、先ほどご紹介した作品「老松白鳳図」と同様でおもしろいですね。
以上の2点を表紙にあしらった御朱印帳がこちら
こちらの商品もどちらを表にしても使用できます。もちろん、表題シールも付属します。表紙素材はビニールクロスという素材で擦れや水に強い素材なので、耐久性にも優れたグッズとなっています。
3.南天雄鶏図・棕櫚雄鶏図
『南天雄鶏図(なんてんゆうけいず)』
続いては『南天雄鶏図(なんてんゆうけいず)』です。実をつけた南天の木を背景に軍鶏を描いたものです。南天の赤と軍鶏の黒の対比が素晴らしいと感じます。ただ赤と黒だけだとやや単調に傾くので、大輪の菊を白く描いたり、ところどころ緑を散らしたりしてバランスをとっているとのこと。
『棕櫚雄鶏図(しゅろうゆうけいず)』
こちらは『棕櫚雄鶏図(しゅろうゆうけいず)』です。棕櫚(しゅろ)とはヤシ科の植物で南九州が原産です。棕櫚の皮の粗繊維は縄や風呂場の敷物、ホウキやタワシなど、広い用途に利用されています。その棕櫚の林間に黒の軍鶏と白鶏が描かれています。こちらも黒と白の対比が素晴らしいですね。
以上の2作品を表紙にあしらった御朱印帳がこちらです。
4.魚群図 蛸・鯛
動植綵絵には鶏以外にも沢山の動物が描かれていますが、魚系の作品もあります。
『魚群図蛸(ぎょぐんずたこ)』
『魚群図蛸(ぎょぐんずたこ)』は海の中を泳ぐさまざまな生き物を描いています。蛸を中心に、その種類は16通り。なかでも注目は大きな蛸の足に小さな蛸が絡みついています、カワイイですね。若冲のユーモアでしょうか^_^
『魚群図鯛(ぎょぐんずたい)』
『魚群図鯛(ぎょぐんずたい)』こちらの作品は鯛を中心に18種類の魚が描かれています。鯛をはじめとしてすべての魚が、左下方向を向いて泳いでいます。同じような姿勢で一律に描くのは、若冲の大きな特徴です。
以上の魚群図を御朱印帳にしたのがコチラです。
サイズの関係で無くなった種類の魚もございますが、御朱印ファンはもちろん、魚好きの方にもたまらないグッズではないでしょうか。
5.紅葉小禽図・牡丹小禽図
動植綵絵には鶏だけでなく、小禽(しょうきん:小鳥のこと)を描いたものも沢山ございます。その中から2点をセレクトしました。
『紅葉小禽図(こうようしょうきんず)』
『紅葉小禽図(こうようしょうきんず)』 は、美しく紅葉したカエデを背景に一対の小禽が描かれています。この小鳥はオオルリだそうで、日本へは夏鳥として渡来・繁殖し、冬季は東南アジアで越冬します。日本から飛び立つ直前のオオルリを描いたのでしょう。
『牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)』
『牡丹小禽図(ぼたんしょうきんず)』 は、沢山の牡丹の花と葉が描かれ、そのほぼ中央に一対の小禽が描かれています。大量の牡丹が圧巻の図ですね。こちらに描かれている小禽の種類は、少し調べたのですがハッキリとせず、シロズキンヒヨドリではないかという記述がネット上で見受けられました。
こちらの小禽シリーズを御朱印帳にしたものがコチラ
特に紅葉柄は、これから秋景色がどんどん深まっていく今の季節にぴったり。ぜひこちらの御朱印帳を持って各地の寺院に参拝していただきたいですね^_^
6.旭日鳳凰図・梅花群鶴図
『旭日鳳凰図(きょくじつほうおうず)』
続いては『旭日鳳凰図(きょくじつほうおうず)』です。こちらは動植綵絵シリーズではありませんが、伊藤若冲では外せない作品だと考えセレクトしました。本物は180cmにもなる大作とのこと。この「旭日鳳凰図」を描いた2年後、若冲は「動植綵絵」の制作に着手しています。
『梅花群鶴図(ばいかぐんかくず)』
『梅花群鶴図(ばいかぐんかくず)』 枝いっぱいに咲き広がった梅花を背景に、六羽の鶴を描いたものです。頭は4羽しか確認できませんが、足を数えると6羽いることになるそうです。こちらも面白いですね。鶴の頭の赤と白の羽のコントラストが素晴らしい作品です。
以上の2作品を御朱印帳にしたものがコチラ
7.虎図
つづいてはこちらの『虎図』になります。こちらも動植綵絵シリーズではありませんが、若冲の代表作であるので、外せないものであると考え、セレクトしております。動植綵絵とは作風が違い、虎もかなりディフォルメされてカワイイ感じで描かれていますね。虎は日本には存在しませんので、中国の絵画を模写したとのことです。
こちらは墨絵の『虎図』です。左をチラ見する目線、ニヤリとした口元、目玉より大きい団子状の眉毛が、なんともいえない可愛らしさを放っています。
以上の2点の『虎図』を御朱印帳にしたものがコチラです。
モノクロとカラーの対比がおもしろい御朱印帳になったのではと思います^_^
リーズナブルで高品質な逸品!ぜひシリーズでご購入ください!
以上7点の伊藤若冲シリーズ御朱印帳を紹介させていただきました。
すべて1冊1,595円で、非常にリーズナブルな価格でお求めできます!
ただし、リーズナブルだからといって、品質が劣るグッズというわけではございません!
本文用紙には当社自慢の御朱印帳専用奉書紙を使用。にじみにくく、書き味も心地よいです。製本も通常のものとかわらない、2枚重ねの蛇腹式です。
用紙が二重になっており裏写りしにくいので安心です。
伊藤若冲ファンの方はぜひ、シリーズでお求めいただければと思います^_^
さらに!さらに!!
「日宝はオリジナルの御朱印帳」も製作可能です。
お寺、神社のオリジナル御朱印帳の製作はもちろん、デザインや表紙素材のご提案も可能です!
現在、オリジナル御朱印帳のご検討をされている方はご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください〜^^
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