こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
全国的にも珍しい一宮から八宮まで神社がある兵庫県神戸市を訪れ、「一宮」から「三宮」までを参拝・取材するこのシリーズ。
これまで「一宮神社」「二宮神社」と巡り、その見所と御朱印をリポートしてきました。
「一宮神社」の記事はこちら
「神戸八社巡りの1番目!【神戸一宮神社】の見どころや御朱印を紹介!」
「二宮神社」の記事はこちら
「負けられない時に訪れたい勝負神【神戸二宮神社】の見所と御朱印!」
シリーズ最終回となる今回は「神戸三宮神社」をご紹介!御朱印集めや寺社仏閣巡りがお好きな方には、ぜひ訪れていただきたい神社ですので、ぜひ最後までお読みいただき、旅の参考にしてください!
神戸三宮神社にぴったり!?「パンダ柄」の御朱印帳
記事の最後には三宮神社のある神戸にちなんでパンダ柄の御朱印帳をご紹介。神戸といえば中華街!中国といえばパンダ!ですよね(^^)。旅の思い出にもぴったり。これから御朱印集めを始めてみようとお考えの方や、新しい御朱印帳をお探しの方は、そちらもぜひチェックしてくださいね!
神戸三宮神社のアクセスと基本情報
【神戸三宮神社の所在地】
〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町2-4-4
【神戸三宮神社の電話番号】
078-331-2873
【神戸三宮神社の拝観時間】
参拝時間:9時~16時 ※御朱印受付時間は14時~15時30分
【神戸三宮神社への電車・バスでのアクセス】
●電車
JR・阪神電車「元町駅」より徒歩約3分
JR「三ノ宮駅」より徒歩約5分
阪急電車・阪神電車「神戸三宮駅」より徒歩約5分
神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前駅」下車、3番出口より南へ徒歩すぐ
●神戸市営バス
2・92 系統「三宮神社前」バス停下車すぐ
【神戸三宮神社の駐車場】
参拝者専用駐車場はないため、近隣のコインパーキングを利用してください。
神戸三宮神社のご由緒
神戸三宮神社は、神戸の中心地にある繁華街の中にたたずむ神社です。一宮から八宮まである神社群のうちで三番目に当たります。ご祭神は、天照大御神の御子神である湍津姫命(たきつひめのみこと)で、航海の安全や商売の繁盛を守る神として、また知恵を授ける神として、昔から多くの人々に信仰されてきました。

この神社は、神戸の「三宮」という地名の由来にもなっていると言われています。しかし、創建された時期などについてのはっきりした記録は残っていないようです。境内には江戸時代の1732年(享保17年)に作られた手水鉢や、1748年(寛延元年)の石灯籠などが残っていて、長い歴史が感じられる場所です。また、この地がかつて尼崎藩の領地だったことから、尼崎藩主が深く信仰し、寛延年間に石灯籠を奉納したとも伝えられています。
さらに、境内には源平合戦に関わる「河原霊社」や、明治時代の外交事件にまつわる「神戸事件発生地碑」と大砲が置かれており、歴史的にも重要な場所としても知られています。1868年(慶応4年)には、この神社の前で備前藩の兵士と外国兵の間で衝突が発生し、明治政府として初めての外交問題となった「三宮事件」(後の「神戸事件」)の舞台にもなりました。神戸の歴史が詰まった由緒ある神社です。
【ご祭神】湍津姫命(たきつひめのみこと)
【ご利益】航海(交通)安全、商工業繁栄、知恵授け
神戸市街中心地の守護神【神戸三宮神社】の見どころ
二宮神社での参拝を終え、次の「三宮神社」に向かう。三宮と元町のちょうど中間地点辺りにある。
【三宮神社への道のり】三宮の繁華街を歩く
二宮神社から南に下り、電車の高架をくぐってから駅の南側を西沿いに歩く。
途中からはにぎやかな三宮センター街を歩くことになる。この日はまだ年が明けて間もない時期だったので、多くのお店は初売りのセール中だ。平日の午後にもかかわらず人でにぎわっている。みんなアーケードの両側に立ち並ぶ店舗を見ながら歩くので、人の流れがゆっくりとしている。これはこれで楽しい。

三宮中央通りから生田神社へと続く「いくたロード」を過ぎ、旧居留地と山手を南北に結ぶ「トア・ロード」を左に曲がると、三宮神社前の交差点に至る。


今まで三宮の駅で降りたことは何度もあるが、地名の由来となった三宮神社に行くのは初めてだ。左の前方に社と森が見えている。にぎやかな商店街の中にひっそりと佇んでいる。二宮神社からは歩いて30分ほどで到着した。
【三宮神社入口】神戸市街の一等地に鎮座する街の守り神
三宮神社の入口は、北側・西側・南側にある。このうち大丸の前、西国街道沿いにある南側入口が正面だ。向かいにはROLEXの店舗がある。

「なんという一等地にある神社だろう」と思ったが、この神社のご加護があったからこそ、三宮の街がこんなにも栄えたのだろう。神戸市は国内でも有数の大都市になっている。

【「神戸事件発生の地」の碑〜鳥居】外国兵との銃撃戦が発生した場所
鳥居の前に「神戸事件発生の地」の碑があった。
神戸事件とは、明治維新の年である1868年(慶応4年)、備前藩兵が隊列を横切った外国人に対してフランス人水兵を負傷させたことにより銃撃戦に発展した事件。その事件が起きた場所が三宮神社の前だったのだという。
石碑の横には「神戸事件概要」という解説板を掲示した制札台が設けられている。

一礼をして鳥居をくぐる。


【大砲】神戸事件発生時と同年代に使われていた大砲
神戸事件では、外国兵との交戦の際に三門の大砲を使って応戦したのだという。事件が起こった時代と同年代に使用されていた大砲が、鳥居をくぐって左手に置かれていた。かなり大きなサイズの大砲なので、当時どれだけ大規模な銃撃戦だったのかが想像できる。

【手水舎】ステンドグラスがオシャレ
手水舎はこぢんまりとしている。参拝の前に手を清める。

よく見ると、手水桶の正面にはステンドグラスがあしらわれている。
キリスト教の教会ではよく見かけるステンドグラスが神社に使われているのは珍しい。ブルーの色合いが港町のイメージを醸し出していて、いかにも神戸らしいハイカラな意匠だ。

【拝殿】市街地に溶け込んだ神聖な佇まい
落ち着いた佇まいを持つ伝統的な造りの拝殿。周囲の街並みに溶け込みながら、神聖な空気が漂っている。日本の神社建築に見られる優美な曲線を描く屋根には、歴史を感じさせる趣があった。
拝殿で二拝二拍手一拝で参拝。


拝殿前の参道には干支と方角を刻んだ石板があった。
拝殿にお詣りしてから、自分の干支の位置に立って写真を撮り、御朱印やお守りをいただくと、無病息災・厄除招福・家内安全・進学成就・交通安全・社運隆昌・商売繁盛・良縁結実などの御利益が得られるという風説もあるらしい。

拝殿の右側に社務所があった。
御朱印はここでいただけるのだが、先に境内にある末社を見てから訪れることにする。

【三宮稲荷・安高稲荷大明神】教会の建物をバックに佇む朱色の社
境内には「三宮稲荷」と「安高稲荷大明神」という二つの稲荷が祀られている。
いずれの稲荷も昔からご利益があるとされ、多くの人々に信仰されてきたようだ。遠く京都や大阪からも、親子二代、三代にわたって毎月お参りを続ける熱心な信者もいるそう。戦後には熱心な信者たちの寄進によって復興されたようだ。
後ろには「神戸セントモルガン教会」の建物がそびえており、和洋のコントラストが独特だ。



【河原霊社】源平の勇士・河原兄弟の勇敢な戦いを刻む地
1184年(寿永3年)に起こった源平一ノ谷の合戦で、生田の森において先陣を切る武功を立てた源氏の勇士・河原兄弟は、2月7日に討ち死にしたとされる。かつてこの付近には、彼らを弔う塚と、その愛馬の塚があったとも伝えられているが、神戸開港後の都市の発展とともに失われてしまったそうだ。
その後、1922年(大正11年)4月、地元・三宮町の有志たちにより、源平合戦の歴史を後世に伝え、河原兄弟の霊を祀るためにこの「河原霊社」が建立されたのだという。
【ご祭神】河原太郎高直公(兄)・河原次郎盛直公(弟)

一宮神社、二宮神社と同様に、ここにも「港神戸守護神 厄除八社御案内」が掲げられていた。

今回の神戸御朱印の旅はひとまずこれにて終了。
この日は時間の都合から一宮、二宮、三宮しか巡ることができなかったが、いずれまたの機会に神戸の八社めぐりを完遂したいと思っている。
その際にはまた四宮〜八宮の魅力と御朱印を詳しくリポートするので、ぜひお楽しみに!
チャンスはたったの1時間半!神戸三宮神社の御朱印
境内の散策を終え、いよいよ御朱印をいただきに社務所へと戻る。受付の貼り紙には「御朱印の授与は14時から15時半まで」と書かれている。神戸三宮神社の御朱印をいただけるのは1日のうちでたった1時間半だけしかない!これは要注意だ!
時計を見ると15時だ。よかった〜。。。危うくいただけないところだった。。。

窓口には誰の姿も見えない。横のインターホンを押し、しばらくすると奥から神社の人が現れた。
さっそく御朱印をお願いする。初穂料は500円。書き置きはないようだ。
直書きの御朱印帳を差し出すと、瞬く間に返ってきた。
日付と神社印がポンっと押されただけの至ってシンプルなデザイン。まさしく御朱印である。
一宮神社、二宮神社でいただいた御朱印と並べて見比べてみると、それぞれの神社の個性があって面白い!だから御朱印集めはやめられない!



神戸三宮神社にもぴったり!?パンダ好きさん必見!愛らしいパンダ柄の御朱印帳!
今回の神戸三宮神社のご紹介はいかがだったでしょうか。
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