こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
今回ご紹介するのは東京都品川区にある「蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)」。「東京の白蛇さま」として親しまれ、金運や財運をはじめとした数々の御利益があるパワースポットとして多くの人が訪れています。2025年は干支が「蛇」であり、今年大注目の神社です!
この記事では、「蛇窪神社」のアクセスや見どころ、御朱印についてわかりやすくご紹介します。御朱印集めや寺社仏閣巡りがお好きな方には、ぜひ訪れていただきたい神社ですので、ぜひ最後までお読みいただき、旅の参考にしてください!

日本三大白蛇神社の一つ「蛇窪神社」に持っていくなら「蛇柄の御朱印帳」がピッタリ!
記事の最後には「蛇窪神社」にちなみ、蛇柄の御朱印帳をご紹介します!蛇は2025年の干支でもあり、持っているだけで金運などの運気アップも期待できます!これから御朱印集めを始めてみようとお考えの方や、新しい御朱印帳をお探しの方は、そちらもぜひチェックしてくださいね!
蛇窪神社のアクセスと基本情報
【蛇窪神社の所在地】
〒142-0043 東京都品川区二葉四丁目四番十二号
【蛇窪神社の電話番号】
03-3782-1711
【蛇窪神社の受付時間】
9時~17時
【蛇窪神社の最寄り駅と所要時間】
● 都営浅草線「中延」駅徒歩5分
● 東急大井町線「中延」駅徒歩6分
● JR横須賀線「西大井」駅徒歩8分
● 東急大井町線「戸越公園」駅(旧 蛇窪駅) 徒歩12分 白蛇さまの戻り道開運コース
【駐車場】
参拝者専用駐車場はないため、近隣のコインパーキングを利用してください。
蛇窪神社のご由緒
蛇窪神社は、鎌倉時代に創建された歴史ある神社です。正式名称は「天祖神社」で、主神として天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。鎌倉時代の文永8年(1272年)、北条重時が五男・時千代(法圓上人)に蛇窪の地を開くよう諭しました。その後厳正寺が開山され、多くの家臣が蛇窪に居住しました。元亨2年(1322年)の大旱魃時には、法密上人が断食祈願を行い、雨を降らせて地域を救いました。この出来事に感謝し、時千代の旧家臣たちが蛇窪神社を建立しました。

蛇窪神社の境内には、蛇窪龍神社や白蛇弁財天社などがあり、白蛇を神の使いとして祀る伝説が伝わっています。中でも蛇窪龍神社は蛇窪神社の創建前から存在したと言われており、1000年以上の歴史があるそうです。蛇窪神社は長い歴史と豊かな文化を持ち、地域の人々にとって大切な心の拠り所となっているほか、災害除けや福を招く神社として広く信仰されています。
【ご祭神】天照大御神
【配祀】天児屋根命(あめのこやねのみこと)・応神天皇
【境内社】
白蛇辨財天社:市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)・田心姫神(たごりひめのかみ)・湍津姫神(たぎつひめのかみ)
石窟:白蛇大神
蛇窪龍神社:蛇窪龍神
法密稲荷社:稲荷大神
※蛇窪神社の由緒より、これらの神様を総称し「蛇窪大明神」として称えられています。
日本三大白蛇神社の一つ【蛇窪神社】の見どころ
今回は東京出張のついでに蛇窪神社へ向かう。品川駅から横須賀線に乗り、「西大井駅」で降りる。

改札を出たところに、「蛇窪大明神への行き方」を書いた紙が貼ってあった。非常に便利で助かるが、わざわざ掲示しているということは、この神社に参拝する人が多いということにちがいない。地図に従って改札を出て左に向かい、交番を左に曲がって電車の高架下をくぐる。

【神社への道】かつて「蛇窪村」と呼ばれた「東京のスネークタウン」
蛇窪神社の近くの通りには、「東京の白蛇さま スネークタウン」のフラッグが掲げられていた。
蛇窪神社の周辺はかつて「蛇窪村」と呼ばれていたといい、鎌倉時代にこの地に生息していたという白蛇の伝説に由来しているそうだ。戸越公園から蛇窪神社へ向かう徒歩約15分の道のりは「開運参拝ロード」となっている。

【蛇窪神社入口】びっくりするほどの長蛇の列が!
西大井駅から約14分ほど歩くと、蛇窪神社の幟が見えてきた。近づいてみるとビックリ!参拝者の長い行列ができているではないか!
「最後尾」の案内板を持った係の人の指示に従って列に並ぶ。スタッフの人まで出ていることに驚いた。さて、参拝までに一体何分ぐらい並ぶのだろう。

列に並んでいると前にいる人たちのおしゃべりの声が聞こえてくる。地元の方がいらっしゃるようだ。「年明けはこの列の3~4倍ぐらい長い列でしたよ。ここのところ参拝人気もだいぶ落ち着いてきましたね」「毎年お正月はそうなんですか?」「いや、今年は蛇年だからですよ。何回もテレビに取り上げられてましたからね」。かくいう私もテレビで神社の存在を知り、巳年である今年はぜひ蛇窪神社に参拝してみたいと思った一人だ。
この日は1月後半で平日の午前にもかかわらず、これだけの行列ができているとは。地元の人たちに少し申し訳ない気がする。
【鳥居】令和になって新調された新しい鳥居
鳥居の前まで進んできた。
鳥居はまだ新しい。旧鳥居は東京大空襲で社殿や境内の木々が丸焼けになってしまったにもかかわらず、焼けずに残ったそうだ。しかし老朽化のために解体され、令和元年に建てられたそうだ。一礼をしてくぐる。



【銭回し・銭洗い】金運・財運アップを願いお金をジャブジャブ
参道脇にある案内板には「本日は混雑回避のため銭回し・銭洗いはできません。『白蛇種銭』のみの頒布です」と書いてあった。蛇窪神社の名物として有名な銭回し・銭洗いは、正月期間や己巳の日などの混雑時には中止され、その代わりに白蛇清水で洗い済みの白蛇種銭を頒布する処置が取られるらしい。

あいにくこの日はできなかった「銭回し・銭洗い」だが、流れは次の通りだ。
まずはお賽銭を入れて白蛇種銭を一つ受け取り、石臼の器にのせて右回りに3回転。次に種銭と自分のお金をザルに乗せ、弁天様と白蛇が見守る「白蛇清水」に浮かべ、ここでも右へ3回回しお金を清める。そして最後にそのザルを持って「白蛇辨財天社」にお参りするのだとか。中にはザルにお札やクレジットカードなどを入れる人もいるそうだ。


拝殿まではまだまだ遠く、長い列が延々と続いている。さすがは「日本三大白蛇神社」の一つである。正月だけでなく、白蛇様の縁日である巳の日・己巳(つちのとみ)の日には、このように多くの参拝客で賑わっているそうだ。

【一粒万倍の石像】縁起の良い開運日を表すモニュメント
参道の脇にある「一粒万倍の石像」が参拝者を出迎えている。真ん中に金の一粒があり、縁起の良さそうな佇まいをしている。一粒万倍とは日本の暦における吉日の一つで「一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味がある。一年に何度かある「一粒万倍の日」は、わずかな行動が万倍にもなって返ってくるといわれるとても縁起のよい日だ。


【参道脇の光景】絵馬所・おみくじ所も盛況
大きな「八方招福守」もある。運気を上げたい方角へお祀りすることで開運を願うお守りだ。

「白蛇絵馬」も架けられている。絵馬の表面は神社紋である「雨龍と七つ蛇の目」が描かれており、裏面には丸い白蛇さまと社印の丸型が押印してある。書き入れた願い事が白蛇に囲まれるデザインだ。

おみくじ所のテントも。通常のおみくじに加え、「弁財天みくじ」 「白蛇金みくじ」 など6種類のおみくじがあった。



途中に社務所もあった。ここで祈願・祈祷を受け付けているようだ。


【手水舎】色とりどりの花々を愛でながら身も心も清らかに
ノロノロと進む行列で参道脇の狛米やおみくじを見ていたら、いつの間にか拝殿までかなり近づいてきた。
手水舎で手を浄める。手水桶の水には四季折々の美しい花々が浮かんでいる。巳の日に合わせて旬の花々で彩られているらしく「花手水」とも呼ばれているそうだ。写真映えがするその光景を眺めるだけでも心癒やされる。


【拝殿】長い順番待ちを経てようやく参拝!
いよいよ拝殿にたどり着き、参拝の順番が回ってきた。列に並んでからここまで約30分だ。年明け早々には1時間半から2時間の列だったことを考えると、今回は30分で参拝できてよかった。

現在の拝殿は平成10年に再建されたそう。館内ではご祈祷が行われているようだった。


【白蛇種銭】白蛇様のご加護を受ける神聖なお金
参拝を終えて、拝殿から右に進むと「白蛇種銭」の頒布所があった。賽銭箱に200円を入れ、白蛇清水で清められた白蛇種銭をいただく。


白蛇種銭はお財布にいれておくと効果があるらしい。
また、「銭つなぎ」というお礼参りの際には、持ち帰った白蛇種銭を持参して納め棒につなぎ、新たな目標を祈願すると良いとされている。
これできっとお金持ちになれる…はずだ。
続いて境内の摂社末社を巡る。
【撫で白蛇】身の浄化や気力回復を願って優しくスリスリ♪
境内の右奥にあるのが白蛇様の夫婦「撫で白蛇」だ。大きい方がメス、小さい方がオスで、中央に宝珠を抱えている。
蛇は脱皮をする生き物であることから、身の浄化や再生、気力の回復などを願い、やさしく撫でるのが良いらしい。


「撫で白蛇」の両側には、愛らしい白蛇の置物がずらり。これらの置物は白蛇様帰還の由緒にちなみ、お礼参りの参拝者が奉納したものを並べているそうだ。
【蛇窪龍神社】1000年以上の歴史を誇る「蛇窪の守護神」
蛇窪神社の創建前からあったとされる「蛇窪龍神社」は、1000年以上の歴史があると伝えられており、「蛇窪の守護神」として称えられている。 7匹の白蛇と全長8mの白龍は、神様の使いである白蛇が8匹目で白龍になるという言い伝えを表しているのだとか。
ここは700年ほど前に法密上人が雨乞い祈願をした場所とも言われ、心願成就や立身出世(巳が龍=身が立つ)のご利益があるとされる。蛇と龍神を一緒に祀っている神社は全国でも珍しいそうだ。

【白蛇弁財天】金運・芸術・学問にご利益のある神社
「白蛇弁財天社」は、弁財天と同一視されることが多い「市杵島姫命(いちきしまひめのかみ)」を祀っている。弁財天といえば、金運のほか芸術や学問などの知を司どり、七福神の中で唯一の女性の神様だ。白蛇はこの弁財天の遣いともいわれ、かつて白蛇を再びお迎えするため、池を掘って石祠を建てた伝承にも由来しているそうだ。
社の手前に架かる橋が「夢巳橋」で、夢枕に立った2匹の白蛇にちなんで名付けられたという。

白蛇は白龍になって滝を上るといわれている。龍神様の守る「龍神の玉」を白蛇清水が清めている。


境内にはスピリチュアルな雰囲気が漂っている。あちらこちらにいる白蛇たちのとぐろの向きや、池の水の流れはすべて時計回りになっているそうだ。これは「世の中の物事やお金の巡りが滞りなく流れていくさま」を表現しているのだとか。

【法密稲荷社】雨乞いの祈願成就を称え創建された社
今から約700年前、東京・埼玉一帯を深刻な飢饉が襲った際、厳正寺の法密上人が蛇窪神社で断食をしながら雨乞いの祈願をしたという。その際、豊作を願い京都伏見稲荷大社の御分霊を祭壇にお祀りしたそうだ。やがて恵みの雨がもたらされ、飢饉を免れた村人たちは感謝の意を込めて、翌年、現在の蛇窪神社を創建したと伝わっている。



雨乞いから700年目となる令和4年に「伏見稲荷社」の改修を実施。同年11月1日午前零時には遷座祭が執り行われ、祈願成就の証として上屋に吊るされた111本の提灯が点灯した。そして、法密上人の偉業を称え、「法密稲荷社」と改名された。

【おもかる狐石】1回目よりも軽く感じたら願いが叶う!?
稲荷社の隣りにあるのが「おもかる狐石」。ずっしりと重量のある石が台の上に置かれている。この石を持ち上げて願い事をした後、再度持ち上げた時に1回目より石が軽く感じられれば願いが早く叶えられるというもの。反対に重く感じられるようならもう少し努力が必要とのことらしい。

【運玉投げ】運玉が岩の窪みに入ればラッキー!
おもかる狐石の隣りにある「運玉投げ」もお手軽な運試しだ。満願岩の窪みへ運玉を投げ入れるもので、見事穴に入れば願いが叶う、運がつくといわれている。

2025年・巳年にゲットしたい!蛇窪神社の御朱印!
境内を一巡し、御朱印をいただきに臨時の授与所へと足を運ぶ。
御朱印のほか、お札やお守り、絵馬など実にたくさんのグッズがラインアップされていた。

授与所に長い行列はできていない。


御朱印をいただく人専用のレーンが用意されていた。御朱印は書き置きのみらしい。これも参拝者が多いからだろう。

常時いただける御朱印は「蛇窪神社(本殿)」「白蛇弁財天社」「蛇窪三社」「蛇窪三社(期間限定)」の4種。今回はスタンダードな「蛇窪神社」の御朱印をお願いした。初穂料は300円。


「令和七年乙巳白蛇御朱印」などの限定御朱印も頒布中!
通常の4種類のほか、巳年である2025年限定のおめでたい金銀仕様や、桜の時期の桃色など、カラフルな期間限定の特別御朱印もあるそうだ。


巳年である今年、しかも年が明けて間もない1月のうちに参拝することができてよかった!蛇窪神社を後にする際に参拝者の長い列を見ると、最後尾が見えないほどに延びており、来た時より随分長くなっていた。
白蛇パワーで運気も爆上がり!蛇窪神社にぴったりの御朱印帳!
今回のリポートはいかがだったでしょうか。
日本三大白蛇神社の一つとされる「蛇窪神社」にちなみ、【蛇柄の御朱印帳】をご紹介します!
2025年は「蛇年」。そんな今年は【蛇柄の御朱印帳】が大人気!昨年末の発売以来、多くの方にご愛用いただいています!
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『蛇柄の御朱印帳』についての詳しい記事もぜひチェックしてくださいね!
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