こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の福富です(^_^)✧
今回ご紹介するのは東京タワーのすぐ近くにある「増上寺」です!徳川家の菩提寺として有名なお寺です^^
大河ドラマの反響で注目が集まる徳川家✧✧✧
その歴史を体感しながら増上寺のスケールの大きさに驚きながら御朱印を集めてきました!
今回も沢山の写真で詳しくご紹介と説明をしていますので是非最後までご覧いただき、参拝時のご参考にしてください(^^)
目次
増上寺へのアクセス
〒105-0011
東京都港区芝公園4-7-35
【増上寺の電話番号】
FAX:03-3432-1437
【増上寺の営業時間】
拝観時間:午前9時から午後5時まで
授与時間:午前9時から午後5時まで
本堂:午前6時から午後5時半まで
安国殿:午前9時から午後5時まで
基本的に無料で参拝できますが、
「増上寺宝物展示室」は一般700円必要となります。
「徳川家墓所」は一般500円、
「宝物展示室とセットの券の場合」は1,000円でどちらにも入場可能です。
なお、徳川家墓所と増上寺展示室の定休日は火曜日となっています。
【増上寺へ自動車でのアクセス方法】
駐車場:無料駐車場なし。公共交通機関を利用して参拝することをお勧めします!
【増上寺へ自動車でのアクセス方法】
・都営地下鉄三田線「芝公園駅」「御成門駅」から徒歩3分
・都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」から徒歩5分
・都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩7分
・JR線・東京モノレール「浜松町駅」から徒歩10分
・東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩10分
増上寺のご由緒
増上寺の正式名称は「三縁山広度院 増上寺」といって、浄土宗の大本山にあたる格式高いお寺です。明徳四年(1393年)に酉誉聖聰上人によって江戸貝塚に創建され、その歴史は600年以上となります。現在地に移転したのは慶長三年(1598年)、その後徳川将軍家の菩提寺となり隆盛を極めました。増上寺には六人の徳川家将軍の墓所が設けられており、各々の正室と側室の墓も設けられています。祀られている阿弥陀如来像は「黒本尊」といわれ、恵心僧都源信の作と伝わっています。徳川家康公が戦の陣中にも持ち込むほど篤く崇敬しており、その名をつけたとされます。現在は勝運と災難除けの象徴です。昭和二十年(1945年)の空襲で多くの建物が焼失したものの、昭和49年(1974年)に大殿再建、以降徐々に復興を果たしてきました。
増上寺への参拝の様子
現在、NHKでは大河ドラマ「どうする家康」が絶賛放送中!
というわけで今回は徳川将軍家の菩提寺である東京・芝公園の増上寺にやってきました^^
都営三田線「芝公園駅」で降り、歩いて北上し、芝公園の前を通過します。
そして芝公園の先に、重要文化財「旧台徳院霊廟惣門」がありました。右奥には東京タワーが見えます。
【旧台徳院霊廟惣門】
(きゅうたいとくいんれいびょうそうもん)
旧台徳院霊廟惣門は寛永9年(1632年)に芝の増上寺内に建立された、徳川幕府2代将軍徳川秀忠の霊廟の門です。
「台徳院」とは、江戸幕府2代目将軍秀忠公の死後に贈られた名前(謚号/ごう)のことで、
「惣門」とは、禅宗寺院における表門のことです。江戸時代では監視的な意味合いで番頭が駐在するような門を惣門と呼んでいました。
その大きさは遠目に見てもとても大きいですが、近づくとさらに大きく圧倒されます!!!
旧台徳院霊廟惣門の大きさにも驚きますがさらに驚いたのは、旧台徳院霊廟惣門に安置されいる仁王像の大きさです!
その大きさはなんと、
「阿形は243.5㎝」「吽形は247㎝」にもなります!
話に聞くと、こちらの大きな仁王像は、かつては埼玉県北足立郡戸塚村(現在の川口市西立野)に位置する西福寺仁王門に安置されていたことが修理の際に胎内から見つかった銘札の内容により明らかにされているようです。
そこから様々な経緯の元、昭和33年頃までには現在の惣門の内部に安置されていたのではないかと考えられているそうです!
この仁王像は港区指定の有形文化財となっています。お時間があれば「増上寺」の参拝の折にご覧ください^^
旧台徳院霊廟惣門を後にして増上寺に向かうとすぐに増上寺の重要文化財「三解脱門」が見えてきます!
【増上寺の三解脱門】
近づくほど三解脱門大きさに圧倒されます! さすがの迫力!
それもそのはずで、三解脱門の大きさは、間口約19m、奥行き約9m、高さ約21mととてつもない大きさ!
造営された元和8年(1622年)より現代まで遺り続けている貴重な建造物です。
煩悩から解脱した覚りの境地を開くための三つの修行「空門」「無相門」「無願門」からなる「三解脱門」に基づいた名称です。
参拝者は門をくぐることで阿弥陀様と縁を結び、煩悩から解放され、極楽浄土を願う空間へと向かいます。
ちなみに、増上寺の表門は大門となるため、三解脱門は中門ということになります(^_^;
中門でこのスケール!改めて増上寺の凄さを感じます!!!
三解脱門をくぐると正面に大殿(本堂)と東京タワーのツーショット!
これぞ増上寺!という風景が広がります。
【増上寺境内のマップ】
増上寺境内のマップです。
※マップはクリックで拡大できます。
【増上寺の水盤舎(手水舎)】
三解脱門をくぐると左手に手水舎があります。ここでは「水盤舎」という名称です。
三代将軍家光公の三男・綱重公の霊廟にあったものを増上寺の境内に移したもので、明治時代の解体や昭和の空襲を逃れた、数少ない遺構のひとつだそう。
続いては、水盤舎(手水舎)参道の右手にある「鐘楼堂」です。
【増上寺の鐘楼堂】
増上寺の鐘楼堂は「上野寛永寺」「浅草浅草寺」と並んで江戸三大名鐘のひとつと数えられます。
東日本では最大級とされ、なんと七回の鋳造を経て完成したものだそうです!
さて、いよいよ増上寺の大殿に向かいます!
【増上寺の大殿】
実はここまでの道のりにも意味があるんです!
・まず大門から三門までの距離は約108間(約200m)。108はもちろん煩悩の数です。
・次に三門から大殿までの距離は約48間(約90m)。これは阿弥陀仏の48願に由来します。
階段の段数にも意味が込められています!
参道から大殿前までの階段は18段。これは阿弥陀仏の本願、第18願が由来です。
そして大殿に登る階段は25段。25菩薩をあらわしているそうです。
階段の段数などは聞いたことがありますが、本堂までの距離にもこだわりが……
見事なまでに計算し尽くされたお寺です(;゚Д゚)
お参りだけで覚りの境地へ至れる気がしてきます〜^^
さて、そうしてやってきた本堂ですが、なんと……
「8月中旬まで本堂閉堂」!!!!( ;∀;)
下調べが足りなかったとはいえ、これはショック……
(申し訳ありません・・・)
閉堂の理由は、耐震補強工事及び本堂天井補強工事のため。
これにより本堂は8月中旬まで閉堂となります。
※2023年6月時点の情報です。工事予定は変更される場合がございます。
工事期間中は隣の建物「安国殿」へお参りします。
【増上寺の安国殿】
安国殿は戦災で焼失した大殿の代わりに仮本堂としていた建物です。新大殿が完成した際に境内北側に移転し、御堂「安国殿」となりました。平成23年(2011年)に再建されています。
その名称は家康公の法名である「安国院殿徳蓮社崇譽道和大居士」に由来し、家康公の御霊屋として建立されました。
安国殿には家康公が篤く崇敬されていた秘仏「黒本尊」が祀られています(ご開帳は年に三回)。昔は金色だった仏像が長いこと香の煙を浴びて黒ずんでいること、また、人々の悪事災難を一身に受けとめて黒くなったことから名付けられました。
家康公により深く崇拝され、そのご加護により度重なる災難を退け、戦に勝ったという霊験あらたかな阿弥陀如来像です。安国殿こそ勝運と厄除けのパワースポットといえます。
その他にも家康公の肖像画、徳川家一門の御位牌、皇女和宮様の等身大の御像等が祀られています。
【増上寺の安国殿にある徳川将軍家系図】
また、堂内にある徳川将軍家系図にもご注目ください。
歴代徳川家将軍のこどもの数がわかります。他に類を見ない家系図といえるでしょう( ˙▿˙ ; )
安国殿を退出して境内をまわります(*^o^*)
安国殿の近くを歩いていると、赤い帽子をかぶったたくさんのお地蔵さんが目に飛び込んできます。
こちらは「千躰子育地蔵菩薩」です。
【増上寺の千躰子育地蔵菩薩】
子や孫の無事成長を祈って建てられたお地蔵様です。
幼い子や孫への愛情の表れとして、頭を守り、寒さをしのぐための「赤い帽子」「赤い前掛け」「風車」が奉納されています。
千躰子育地蔵菩薩の近くには「西向聖観世音菩薩」があります。
【増上寺の西向聖観世音菩薩】
鎌倉時代の執権・北条時頼公が観音山(現在の東京タワー)に辻堂を建て、鎌倉街道に向けて安置した石像の観音様です。子育て・安産に霊験あらたかと伝えれています。
続いて「徳川将軍家墓所」に向かいます。入口は安国殿の裏にあります。
【増上寺の徳川将軍家墓所の入り口】
【拝観受付時間】
平 日 11:00~15:00(最終入場14:45)
土日祝 10:00~16:00(最終入場15:45)
毎週火曜日(祝日の場合、通常通り公開、拝観可)は、定休日となっております。
※令和5年4月10日~同年12月下旬までは定休日なく毎日開所いたします。
【拝観冥加料】
拝観料は500円です。(高校生以下無料)
記念にA5サイズの増上寺オリジナルクリアファイルをもらえます。
ここに埋葬されているのは
二代秀忠公・六代家宣公・七代家継公・九代家重公・十二代家慶公・十四代家茂公
の6人の将軍です。
さらに崇源院(二代秀忠公夫人)、皇女和宮さま(十四代家茂公夫人)ら5人の正室、三代家光公側室桂昌院(五代綱吉公実母)はじめ5人の側室、及び、三代家光公第三子甲府宰相綱重公ほか歴代将軍の子女多数が埋葬されています。
【増上寺の徳川将軍家墓所】
霊廟の門は「鋳抜門」。
左右の扉に5個づつの葵紋を配し、両脇には昇り龍・下り龍が鋳抜かれています。
霊廟の中は大変静かで、神聖な雰囲気を感じました。
奥から手前の順にご紹介いたします。
六代家宣公夫妻宝塔
二代秀忠公夫妻宝塔
十四代家茂公宝塔
七代家継公宝塔
皇女和宮様宝塔
九代家重公宝塔
将軍生母側室等の合祀塔
十二代家慶公宝塔
いかがでしたか?
現在NHKで放送中「どうする家康」によって、徳川家への注目が上昇中!
菩提寺である増上寺で徳川将軍家の歴史を学びながら、その隆盛に思いを馳せてみては?
いっそう大河ドラマが楽しめるのではないでしょうか(^^♪
では、目的の御朱印をいただきに向かいましょう^^
増上寺の御朱印
御朱印をいただけるのは安国殿です。今回は2種類の御朱印をいただきました!
「黒本尊」の御朱印は直書きでいただきました。
「安国院殿」御朱印は書き置きです。
【「黒本尊」の御朱印】
【「安国院殿」の御朱印】
また、現在工事のため閉館中の大殿地下1階増上寺宝物展示室でも御朱印を複数いただけます。
こちらの工事は12月下旬までの予定。工事完了後に御朱印集めに行ってみたいですね^^!
最後に増上寺にピッタリの御朱印帳をご紹介!
増上寺にぴったりの御朱印帳をご紹介します!
今回ご紹介するのは、飛龍柄の御朱印帳です!
鋳抜門にいた昇り龍・下り龍や、徳川家霊廟天井板に描かれている龍など、実は増上寺と縁がある龍。お参りにぴったりの御朱印帳となっています!
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