こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の福富です(^_^)✧
今回も京都の有名な神社仏閣を連続してご紹介してまいります!
今回ご紹介するのは「下鴨神社」です。正式神社名「賀茂御祖(かもみおや)神社」です。
前回ご紹介した上賀茂神社とは強い繋がりのある神社です。京都に行くならぜひセットでのお参りがおすすめ!
そんな下鴨神社のアクセスから見所、御朱印まで、今回も沢山の写真で詳しくご紹介と説明をしています。最後までご覧いただき、ご参考にしてくださいね(^^)
ちなみに上賀茂神社を詳しく紹介した記事は下記のタイトルをクリックしていただけるとご確認いただけますので是非ともご覧ください^^
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「上賀茂神社の御朱印って2種類ある?書く人で全く違う雰囲気の御朱印に!」
目次
下鴨神社のアクセス
【下鴨神社の住所】
〒606-0807
京都市左京区下鴨泉川町59
【下鴨神社の電話番号】
【下鴨神社の開門時間】
午前6時~午後5時
※令和5年5月16日より開門時間
※神事等により変更の場合もあるそうなので事前確認をお行い伺うのが良いと思います。
【下鴨神社へ電車でのアクセス方法】
京都駅からの乗り継ぎ→JR奈良線:京都駅~東福寺駅→乗り換え(京阪:出町柳駅行き)→京阪東福寺駅~出町柳駅より徒歩約12分
【下鴨神社へバスでのアクセス方法】
市バス「下鴨神社前」または「糺(ただす)ノ森前」
神社により近いのは「下鴨神社前」ですが、参道を満喫したい方は「糺ノ森前」での下車がおすすめ!
【下鴨神社へ自動車でのアクセス方法】
駐車場はありますが、公共交通機関を利用した参拝がおすすめです。
料金は、入庫から24時間 900円夜間(20:00~翌8:00) 300円
※最大料金は繰り返し適用されます。
下鴨神社のご由緒
正式には「賀茂御祖(かもみおや)神社」という名前ですが、鴨川の下流にあることから下鴨神社として親しまれています。
明確にいつ創建されたか定かでない下鴨神社ですが、奈良時代より前から盛大に神事を執り行っていた記録があります。下鴨神社最古の祭りである御蔭祭は紀元前581年ごろに始められています。その他さまざまな所伝により、創始は2000年以上前とされています。
平安時代には式年遷宮や斎王の制度などが定められました。また、下鴨神社が『源氏物語』や『枕草子』といった文学作品に登場するようになりました。文化と信仰が融合する場として人々の心身を支えていたことがわかります。下鴨神社は世界ユネスコ遺産に登録されており、東西の本殿は国宝に、境内の多くの社殿が重要文化財に指定されています。
【ご祭神】
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)西殿
玉依媛命(たまよりひめのみこと)東殿
賀茂建角身命は、神武天皇が熊野から吉野に入られる際、金鵄八咫烏(きんしやたからす)に身を変えて導いたという功績が伝えられています。これによって、導きの神や勝利の神、開運厄除け、入学や就職試験などの合格、交通・旅行・操業の安全など、多方面にご利益のある神様です。
御子神である玉依媛命は、鴨川で身を清めていたところ流れてきた丹塗りの矢を拾い、持ち帰ったところご懐妊された神話があります(上賀茂神社の由来ともなっています)。このことから縁結び、安産、子育ての神様として信仰されています。
下鴨神社への参拝の様子
今回はバスに乗って下鴨神社へ!
神社に近いのは「下鴨神社前」ですが、敢えて手前の「糺ノ森」で下車します!!!「「下鴨神社前」で下りると西参道からのお参りとなります。
表参道からお参りの場合は「糺ノ森」の方がおすすめ^^! ゆっくりと森林を堪能することができます。
境内マップがこちら。
参道入口には石標がありました。正式名称である「賀茂御祖神社」と刻まれています。
今回はご覧の方がよりご理解しやすいようにと考え、下鴨神社一の鳥居まで向かいました!
ちなみに参道とは別の道ですが、この日糺の森では森の手づくり市というマルシェが開催されていました。
道の両サイドにさまざまなお店が並び、途中には森の音楽会という名前でミニコンサートも行なわれていました。
一の鳥居からくぐりたい!という方は電車で来て「出町柳駅」から出発するのがおすすめ。
【下鴨神社の一の鳥居】
一礼をして参道入口の一の鳥居をくぐります!一の鳥居からの参道は長くて神社までは歩いて約10分ほど800m程ありました(^_^;
気合いを入れて歩いてください!
【下鴨神社の糺の森(ただすのもり)入り口】
糺の森(ただすのもり)の入口まで来ました(^_^;
左側には世界文化遺産の記念碑があります。
【下鴨神社の糺の森(ただすのもり)の様子】
糺の森では立ち並んだ木々からマイナスイオンを浴びれて、爽やかな気分で参道を歩くことができます^^
ちなみに糺の森は下鴨神社の表参道を中心に広がる3万6千坪もの広大な森で、その昔は150万坪にもおよんでいたとか( ゚д゚)ハッ!
また、糺の森には、ケヤキ、エノキ、ムクノキなどの広葉樹を中心に、樹齢600年から200年の樹木が何百本もあるスケール違いの森です!
この参道は「烏(からす)の縄手(なわて)」といわれるそうです。からすとは八咫烏とのこと。下鴨神社のご祭神である賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)は、別名八咫烏賀茂武角身命といって、神武天皇が熊野から吉野に入られる際、八咫烏に姿を代えて導かれたそう!
縄手というのは細い道のこと。つまりここは八咫烏の神様の元へお参りする長い参道という意味です。
【下鴨神社の糺の森奈良の小川】
上賀茂神社の記事で「ならの小川」をご紹介しましたが、下鴨神社にも復元された「奈良の小川」が流れています。糺の森の発掘調査をきっかけに川の流れが復元されました。
【下鴨神社の南口鳥居(二の鳥居)】
南口鳥居まで着きました!
南口鳥居の前では地酒の試飲販売をしていました。「参拝前に身を清めよ」ということでしょうか(笑)
その手前には「御手洗(みたらし)」がありました。
【下鴨神社の御手洗(みたらし)】
そして「御手洗(みたらし)」では手を清めていきます。
糺の森は古くから鴨川の水源の神地として信仰されてきました。室町時代には直澄(ただす)と記されており「糺」の語源の一説とされています。
南口鳥居を潜り少し進むと左手に「相生社(あいおいしゃ・あいおいのやしろ)」があります。
【下鴨神社の相生社】
縁結びの神様である産霊神(むすびのかみ)が祀られています。めでたいことを「相生」というのはここから始まったと言われています^^
願い事を絵馬に書いて念じながら社の周りを3周するそうです。3周目の途中で絵馬掛けに絵馬を奉納し、社の正面で二礼二拍手一礼してください!
ちなみに「女性は右回り」「男性は左回り」で行ってください。
次々と来られる参拝者はやはり女性が目立ちます✧✧✧
【下鴨神社の連理の賢木】
相生社の左隣には、縁結びのご神木として「連理の賢木(れんりのさかき)」があります。ご祭神の霊力によって、もとは二本だった木が一本に結ばれたものと伝わっています。
【下鴨神社の楼門】
楼門の前までやってきました^^!
下鴨神社の楼門は1901年(明治34年)8月2日に国の重要文化財に指定されています。
楼門の近くでは神前式の撮影をされており、花嫁様の白無垢と楼閣の朱色の対比が映えて、大変美しい風景となっていました^^
ご多幸をお祈りしつつ門をくぐります!
【下鴨神社の舞殿】
楼門を潜ると正面には「舞殿(まいどの)」があります。葵祭の時に勅使がご祭文を奏上し、東遊の舞が奉納されます。
舞殿の左には「媛小松」と「神服殿」があります。
【下鴨神社の媛小松】
「媛小松」の「媛」の字はご祭神である玉依媛命(たまよりひめのみこと)にちなんだ表記となっています。
【下鴨神社の神服殿】
「神服殿」は夏冬の御神服をおつくりする場であったためこの名になっています。
1903年(明治36年)4月15日に国の重要文化財に指定されています。
【下鴨神社の橋殿】
舞殿の右には、小川を渡すようにかかる「橋殿」。5月12日に行われる御蔭祭(みかげまつり)の時に御神宝を奉安する御殿です。
下鴨神社の橋殿は1901年(明治34年)8月2日に国の重要文化財に指定されています。
【下鴨神社の中門】
下鴨神社の中門は江戸時代前期の1628年(寛永5年)頃に造営され四脚門で、切妻造(きりづまづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
下鴨神社中門は1901年(明治34年)8月2日に国の重要文化財に指定されています。
中門を潜ると「言社(ことしゃ)」という七つの社に十二支を守る神様が祀られています。
【下鴨神社の言社の配置】
①牛・猪
②ねずみ
③蛇・羊
④馬
⑤兎・鳥(右)
⑥虎・犬(真ん中)
⑦辰・猿(左)
生まれ年の干支に合わせて参拝します。
子:大国主神(おおくにぬしのかみ)
丑・亥:大物主神(おおものぬしのかみ)
寅・戌:大己貴神(おおなむちのかみ)
卯・酉:志固男神(しこおのかみ)
辰・申:八千矛神(やちほこのかみ)
巳・未:大国魂神(おおくにたまのかみ)
午:顕国魂神(うつしくにたまのかみ)
さて、拝殿で二拝二拍手一礼で参拝。
【下鴨神社の拝殿】
すだれの向こうは、東本殿と西本殿があります。東本殿は、上賀茂神社のご祭神である賀茂別雷大神の母・玉依媛命が、西本殿には祖父である賀茂建角身命が祀られています。
さらに境内を散策していきます。中門を出て御手洗川を渡ります。そこにあるのが「細殿」です。
【下鴨神社の細殿】
その左には、鳥居と輪橋があります。
【下鴨神社の輪橋(そりはし)】
下賀茂神社の境内を流れる御手洗川を渡る朱塗りの輪橋。渡ることは出来ません。川岸に座っているだけで癒しをもらえそう(^^♪
川にかかる橋に井上社があります。別名御手洗社です。
【下鴨神社の井上社】
この社は井戸の上にあるところからこの名(井上)がついたそうです!
葵祭の前儀式である斎王代御禊の儀は、この社の前にある御手洗池で行なわれます。また、例祭は土用の丑の日。土用には御手洗池から清水が湧き出るそうです。
御手洗池の底から自然に吹き上がる水泡をかたどったのがみたらし団子の発祥と伝えられています^^
いかがでしたか?
上賀茂神社に続いて下鴨神社をご紹介しました✧✧✧
2つの神社(上賀茂神社と下鴨神社)を賀茂神社と言って、全国の「賀茂神社」1,300社の総本社となります。
いずれの神社も境内に小川が流れ、癒しをもらえました。特に下鴨神社は糺の森の散策がとても気持ちよかったです^^
また、上賀茂神社・下鴨神社といえば京都を代表するお祭り・葵祭!
以前から興味がありましたが、こうして両神社を参拝すると改めていつか見たい!という気持ちが強くなりました(≧▽≦)
下鴨神社の御朱印
参拝を終えたところで御朱印受付所に行きます。中門の手前右に受付があります。
初穂料は500円です。
「賀茂御祖神社」の御朱印は記帳・紙どちらかでいただきます。他の摂社末社の御朱印は紙のみ。
右上の印は御神紋である「二葉葵」。賀茂雷大神ご降臨の際に「葵を飾って祭りをせよ」というお告げがあったことから始まり御神紋となりました。
葵は古くは「あふひ」と読み、「ひ」は「神霊」神を意味します。つまり、葵は「神と逢うこと」「逢う日」という意味があって、神と人を結ぶ植物なのです。
二葉葵は上賀茂神社・下鴨神社両方の御朱印で見ることができます。
最後に下鴨神社にぴったりな御朱印帳を紹介します!
今回ご紹介する下鴨神社にぴったりな御朱印帳は「波にうさぎ」柄です。
下鴨神社には干支の神様が祀られているので、今年の干支であるうさぎの御朱印帳をご紹介します。
波間を跳ねるうさぎが水遊びを楽しんでいるようでかわいいです(*’ω’*)
また、こちらの御朱印帳は日本製の上質なニ越ちりめん(布)を使用した御朱印帳で、柔らかくしなやかで高級感があるので、心地よい手触りと高い質感は多くのお客様にご好評をいただいています!!!
是非チェックしてみてください^^
さらに!さらに!!
「日宝はオリジナルの御朱印帳」も製作可能です。
お寺、神社のオリジナル御朱印帳の製作はもちろん、デザインや表紙素材のご提案も可能です!
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