こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の福富です(^_^)✧
今回も京都の有名な神社仏閣を連続してご紹介してまいります!
今回ご紹介するのは京都府宇治市にある曹洞宗の寺院で、特に参道は「琴坂」と呼ばれ紅葉時には驚くほどの美しさとなる「興聖寺(こうしょうじ)」の紹介となります!
他のお寺にはない美しさがあるお寺となっています^^
そんな興聖寺のアクセスから見所、御朱印まで、今回も沢山の写真で詳しくご紹介と説明をしています。最後までご覧いただき、ご参考にしてくださいね(^^)
目次
興聖寺のアクセス
【興聖寺の住所】
〒611-0021
宇治市宇治山田27-1
【興聖寺の電話番号】
【興聖寺の参拝時間】
夜明けから日没まで(おおよそ5時~17時 / 無休)
※行事により、入山規制あり。
【興聖寺の入山献香料】
500円
【興聖寺の御朱印料金】
300円
【興聖寺へ電車でのアクセス方法】
・JR奈良線 宇治駅 徒歩約20分
・京阪宇治線 宇治駅 徒歩約15分
【興聖寺へ自動車でのアクセス方法】
興聖寺の目の前に駐車場があります。
料金は、¥500/1回
山門の前に券売機があるので駐車券を購入して下さい。
興聖寺のご由緒
興聖寺は、正式には「佛徳山観音導利院興聖宝林禅寺」と申します。
https://www.uji-koushouji.jp/about/
その発祥は1233年にさかのぼり、中国から帰朝された道元禅師が伏見深草に日本で初めて開いた禅宗寺院であり、
現在、日本に14,000以上ある曹洞宗において最古の道場です。
その後、江戸時代初期の正保2年(1645年)に淀城主の永井尚政公が
萬安英種禅師を中興開山に請じ、宇治に興聖寺を再興し現代に至っております。
当寺院は曹洞宗初開道場として、日々国土安隠、万邦和楽、正法興隆、修道無難を願い、お勤めをしております。
興聖寺への参拝の様子
今回はJR線で「興聖寺」へ向かいました!
宇治駅で下車し、徒歩で約10〜15分程で恵心院に到着します。途中の宇治橋から見える景色も綺麗なのでぜひご覧ください^^!
宇治川の真ん中に見えるのが「橘島」です。本当は橘島から宇治神社に向かいたかったのですがこの日の前日に大雨が降り橋を渡ることができませんでした(^_^;
宇治橋を渡り右折して350m程歩くと左手に宇治神社の大きな一の鳥居が見えてきました。
そして道を挟んだ反対側には「朝霧橋」が見えます!
【朝霧橋】
朝霧橋の袂に置かれた匂宮と浮舟のモニュメントが置かれその奥には朝霧橋があります。
(渡りたかったです・・・笑)
さらに150m程進むと「観流橋」が見えてきました。
関西電力宇治発電所の放流口側
宇治川側
この観流橋は関西電力宇治発電所の放流口から宇治川への流入口に架かる橋との事、さらに先に50m程進と興聖寺の参道入り口が見えてきます。
【興聖寺の参道入口(石門)】
参道入口には「興聖寺」と書かれた大きな号標があります!
興聖寺の石門(総門)は慶安元年(1648)に建立されています。
石門をくぐると「琴坂」です。
【興聖寺の琴坂】
参拝に伺ったのが6月でしたが「琴坂」の美しさは圧巻でした!
左右の石壁に生えた苔まで美しく左右を流れる水の音が涼しさを演出してくれていました。
石門から山門までの約200mの坂で、両脇を流れる水のせせらぎが琴の音のようにきこえたことから「琴坂」と呼ばれ、秋の紅葉が非常に美しいことから「宇治十二景」にも選ばれています!
また、紅葉だけではなく、春は新緑、夏は緑陰、秋は紅葉の絶景と、歴史を紡ぐ古刹の景観と静寂に包まれた空間が楽しめます^^
琴坂を登るとすぐに「山門」が見えます。
【興聖寺の山門】
山門は江戸時代の弘化元年(1844)に改築され、竜宮造となっていることから「竜宮門」とも呼ばれているそうで、門の上部内には「釈迦三尊」と「十六羅漢」が安置されているそうです。
そして山門左手前には券売機がありますので、こちらで参拝券を購入しましょう。また、御朱印をいただく方もこちらの券売機に「御朱印」がありますので合わせて購入してください。
参拝券と御朱印券を購入し先に進みます。
拝観中に知ったのですが興聖寺の境内には無料で拝観できるポイントもありますので下記の図を参考にしてください^^黄色に塗っている箇所が無料で拝観可能です。
山門をくぐると手入れがしっかりとされた境内が!
山門をくぐった右手には、慶安4年(1651)に建立された「鐘楼」があります。
【興聖寺の鐘楼】
この鐘楼は午前4時と10時に撞かれ、午前4時に撞かれる鐘は、振鈴(起床の合図)と呼ばれているそうです。また、「興聖晩鐘」として宇治十二景の一つに数えられています!
山門をくぐった左手には「秋葉堂」「不動明王の石仏と佛説聖不動經」「手水舎」があります。
【興聖寺の秋葉堂】
鎮守社の秋葉大権現が祀られています。
【興聖寺の石仏と佛説聖不動經】
秋葉大権現の向かいには「不動明王の石仏」が祀られています。
【興聖寺の手水舎】
不動明王の石仏の手前には手水舎があります。
手水舎には紫陽花や向日葵などが綺麗に生けられていて柄杓などはありませんでした(^_^;
心の中で手を清め先に進みます(^-^)ゝ笑
先へ進と「薬医門」があります。
【興聖寺の薬医門】
薬医門をくぐった正面に法堂(本堂)があります。
【興聖寺の法堂(本堂)】
現在の本堂は慶安元年(1648)に伏見城の遺構を用いて建立されました。
また、本堂までの参道からは「庫裏」や「僧堂」なども置かれていて見応えがありますので是非ともご覧ください〜^^
では、ここからは「参拝券」が必要な見どころをご紹介していきます^^
薬医門で靴を脱ぎ下駄箱に靴を入れスリッパに履き替えて「庫裡(受付)」へ向かいます。
庫裡には大きな大きな二つの魚板(魚鼓)が吊るされています。
木魚の原型とされていて、なぜ魚なのか?ですが魚は、日夜を問わず目を閉じないことから、寝る間を惜しんで修行に精進しなさいという意味が込められているそうです!
使い方は魚板の腹を叩き音を鳴り響かせ合図をします。
いわゆる時計の役割です^^
入って右手にある受付で参拝券を渡し先に進みます。ちなみに御朱印もこちらでいただきます^^
廊下右手には「飯台座」があります。
【興聖寺の飯台座(食堂)】
修行僧が食事をいただく食堂です。
先を進むと「内庭の池泉庭園」がありました。
【興聖寺の池泉庭園】
池泉庭園には石造多層塔と黒松を植樹した出島と、中島が造られています。また、中島は沢飛石と切石による石橋が架けられていて、園内を散策できるようになっています。
そしてその隣には「大書院」があります。
【興聖寺の大書院】
大書院は明治45年(1912)に新築された興聖寺の「貴賓室」で、貞明皇后様行啓の書院です。
先を進むと「法堂」があります。
【興聖寺の法堂】
法堂入口にある杉戸には剥げていますが孔雀が描かれています。
ご注目いただきたいのは天井です!!!
法堂は伏見城の遺構を用いて建立され部屋の入り口の天井には、手形や足型の血跡が残っています!
そしてこの血の跡は伏見城の戦いで、石田三成に敗れた鳥居元忠(徳川家康の家臣)とその部下が自害したときのものだとされています!
なんとも驚き( ゚д゚)ハッ!
また、見えている廊下は人が歩くと音が鳴るように造られていることから「鴬張りの廊下」と呼ばれ、外部侵入者の危険察知のために設けられたともいわれています。
【興聖寺の一願木魚】
法堂に入るとすぐにとてつもなく大きな「木魚」がありました!
一願木魚と呼ばれ「静かな心で木魚をさすりながら1つだけ願い事を念じてください」と書かれていました。
【興聖寺の法堂】
本堂前中央には、第87代・四条天皇の勅額「興聖實林禅寺」が掲げられていました。
法堂(本堂)は天井から吊るされた天蓋や瓔珞が、とても豪華でキラキラしていました✧✧✧
釈迦三尊像が安置されていますが脇侍はの詳細は不明。
本堂から左側の廊下を進むと「開山堂」が見えます。
【興聖寺の開山堂】
江戸時代の1750年に塔頭・東禅院の大悲殿を移築したものです。道元禅師が梅を好まれたことから「老梅庵」と名付けられています。
先に進むと天竺殿の手前、右側に宇治市指定文化財の「聖観音菩薩立像」があります。
【興聖寺の聖観音菩薩立像】
像高166.7cm(5尺5寸)の堂々たる等身像で、平安時代中期の本格的彫像で、寺伝では小野篁の作といわれています。
『源氏物語』宇治十帖の手習之古蹟である「手習の杜」に祀られていたといわれることから「手習観音」とも呼ばれています。右足の親指が少し浮いているのは、「衆生の困苦を救うため、すぐに駆け付ける」という意思を表しているそうです。
さらに奥へ進むと「天竺殿」があります。
【興聖寺の天竺殿】
天竺殿入り口左右には狛犬が鎮座していました^^
顔を見てみると「すごく可愛い!」とても愛嬌がある狛犬でした。
天竺殿内には開基の永井尚政公をはじめ、一族四体の木像とご位牌がお祀りされています。
登ってきた道を戻り僧堂に向かいます!
僧堂の北側には「三面大黒天」があります。
【興聖寺の三面大黒天】
正面に大黒天、右側に毘沙門天、左側に弁財天の三つの顔を持たれる大黒天です。
豊臣秀吉も三面大黒天を信仰し、若い頃は肌身離さず持っていたそうです。
以上が興聖寺の紹介でした〜!
では、目的の御朱印を頂きに向かいます^^
興聖寺の御朱印
御朱印は「庫裡(受付)」でいただけます。
興聖寺でいただける御朱印はなんと4種類。
全て300円となています。
直書きを行ってくれるのは①番の御朱印でしたが今回は限定御朱印をいただきました^^
こちらが限定御朱印です〜!
御朱印の真ん中に書かれている「風調雨順(ふうちょううじゅん)」という文字は中国の四字熟語で、雨風が大地に潤いや季節をもたらしてくれるので、農作物の成長にとってちょうど良いということ。
最後に興聖寺にぴったりな御朱印帳を紹介します!
興聖寺といえば「紅葉」ということで朱地もみじ柄ご朱印帳のご紹介です!
光の加減で色味が変化するため、お出かけの度に違った表情を見せてくれるかも?!
いっそう御朱印集めが楽しくなること間違いなしです♫
<中面には裏に透けない「奉書紙」を使用>
墨の吸い込みが早いうえに、厚めで裏に透けない「奉書紙」を使ったご朱印帳です♫
デザインもかわいいし、機能面も抜群✨\(^^)/
<ご朱印帳の価格> 1,980円(税込)
<ご朱印帳詳細>
表紙素材:友禅和紙
本文:奉書紙(和紙)
サイズ:縦18cm×横12cm
ページ数:ジャバラタイプ48ページ(表紙の裏表を抜くと46頁)
これからの御朱印集めがきっと楽しくなる一冊なので、是非チェックしてみてくださいね〜\(^^)/
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ぜひチェックしてみてください。
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