こんにちは!
オリジナル御朱印帳の製作、様々なお洒落ご朱印帳、お城印帳を販売している 、日宝綜合製本の福富です(^_^)✧
今回ご紹介するのは姫路城(兵庫県)・彦根城(滋賀県)・松本城(長野県)・犬山城(愛知県)に並んで国宝に指定されている、貴重な現存天守のお城の「松江城」です!
以前にご紹介した縁結びで有名な松江神社は松江城の一角にあり、松江城に行かれた際にはぜひ足を運んでいただきたい神社となっています^^
下記のタイトルをクリックすると詳しい松江神社の記事に飛べますので是非ご覧ください!
縁結びの松江神社で御朱印をいただくときの注意!その理由と見どころを紹介!
見どころいっぱいの松江城を今回もたくさんの画像でわかりやすくご紹介しています!
ぜひ最後までご覧いただき、松江城へ行かれるご参考になさってください^^
目次
松江城へのアクセス
【松江城の住所】
〒690-0887
島根県松江市殿町1-5
【松江城の電話番号】
TEL:0852-21-4030
【松江城の天守入場時間】
4月1日~9月30日:午前8時30分~午後6時30分(受付終了 午後6時)
10月1日〜3月31日:午前8時30分~午後5時(受付終了 午後4時30分)
【松江城の本丸開放時間】
4月1日〜9月30日:午前7時~午後7時30分
10月1日〜3月31日:午前8時30分~午後5時
【松江城の天守入場料】
大人:680円
小・中学生:290円
【松江城へバスでのアクセス方法】
JR松江駅からバスに乗車10分、バス停「国宝松江城大手前」もしくは「国宝松江城県庁前」で下車
松江城南側にある「千鳥橋(御廊下橋)」を渡り徒歩5分
【松江神社へ自動車でのアクセス方法】
山陰自動車道「松江西」ICから県庁・松江城方面10分
松江城大手前駐車場 1時間300円
徒歩5分
松江城とは?
松江城天守は2015年に国宝に指定されました。松江城は全国に12城しか残っていない現存天守の1つです。広さは2番目、高さは3番目の規模を誇ります。
2012年に再発見された二枚の祈祷札からは「慶長十六」や「正月吉祥日」などの文字が確認されました。その後の調査で、この祈祷札が地階の二本の通し柱に打ち付けられていたことが判明し、築城が慶長16年(1611年)であることが確定しました。松江城天守は築城当時の資料によって建築年代が確認できる極めて希少な例となりました。
【歴代藩主家系】
堀尾吉晴
慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦の後、出雲・隠岐両国を拝領した子の忠氏と共に月山富田城(広瀬)に入城しました。その後松江の将来性に着目して城を移しました。豊臣秀吉、徳川家康と二人の天下人に仕え、豊臣政権下では三中老の一人として功績を残しています。城普請の名人であり、孫の忠晴を助け松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築いた人物です。
京極忠高
堀尾家の跡を継ぎ、若狭国小浜(福井県)から出雲に入国しました。3年余りの短い統治期間であったものの、当時、度重なる洪水で氾濫を起こしていた斐伊川を大土手により改修をしました。現在でも京極若狭守忠高にちなんだ「若狭土手」という名が残されています。また、幕府直轄領であった石見銀山(世界文化遺産)の監督権を与えられるなど、歴代松江藩主のなかで最大の領地を治めた人物です。
徳川二代将軍・秀忠と正妻・江夫妻の四女が忠高の正妻・初です。
松平直政
京極家の跡を継ぎ、信濃国松本(長野県)から出雲に入国しました。慶長19年(1614年)、14歳で大阪冬の陣に参戦し、初陣ながらも力戦奮闘。敵将であった真田幸村は、その武勇を讃えて自らの軍扇を投げ与えたといいます。徳川初代将軍・家康の第二子・結城秀康の第三子にあたります。その後松平家は十代にわたって城主を務めます。
松平治郷(不昧公)
松江藩松平家七代目藩主。江戸時代の代表的な茶人の一人として、茶の号である不昧の名で知られています。松江藩が大変な財政難だったころに藩主となった人物ですが、家老と力を合わせ再興を果たしたため、中興の祖として現在も親しまれています。
松江城巡りの様子
今回は自動車で松江城に向かいましたので、松江城からすぐ近くの大手前駐車場に停めました。
駐車場入り口から松江城のお堀と石垣が見えます!!!
【駐車場の入り口から見える松江城のお堀と石垣】
駐車場からすぐのところに「堀尾吉晴公の像」がお出迎えしてくれています!
【駐車場の近くにある堀尾吉晴公の像】
堀尾吉晴は豊臣秀吉に仕え、秀吉没後は徳川家康に仕え、関ケ原の戦いの功で出雲・隠岐の二国を与えられました。
また、1607年に松江城の築城に着手し、5年目に松江城が完成しました!
初代藩主は吉春の子の忠氏。二代藩主はその子の忠晴。しかし後継者がいなかったことで京極忠高が入城。しかし忠高にも後継者がおらず、そのあと松平直政が入城。廃藩置県までの230年間、代々松平家が城主を務めました。
茶人として有名な松平不昧(ふまい)公(松平治郷)は松江藩松平家七代目藩主です。
馬溜・大手門跡から松江城の城内へ入ります。
入ってすぐの広場が「馬溜り(うまだまり)」となっています。
【松江城の馬溜り】
ただの広場???と思われるかもしれませんが、
ここで注目いただきたいのが高さ13メートルの松江城で一番高い石垣です!!!
とても綺麗な石垣で、ほぼ直角のつくりは敵がよじ登るのを阻止しています。
さらに、周りには隠れる場所がないため侵入してきた敵を石垣の上から弓矢や鉄砲で一斉に攻撃することができる重要な防衛場所のひとつです!
目線を右に向け、先に進むと「大手門跡」があります。
【松江城の大手門跡】
上の写真の石垣が切れているところが、大手門だったと言われています!
その大きさは2階建ての櫓門式で全国最大級の大きさだったと言われています^^
大手門跡を抜けたところが「外曲輪(二之丸下ノ段)」です。
【松江城の外曲輪(二之丸下ノ段)】
二ノ丸にはかつて、藩主の居住である御殿がありました。
二ノ丸の東側には平成13年に太鼓櫓・中櫓・南櫓の3つの櫓(やぐら)が復元されました。
【松江城の南櫓】
二階建ての櫓になっており、幕末には「御召櫓」と呼ばれていたため保管庫の役割を担っていたと考えられています。
【松江城の中櫓】
二ノ丸の東側に位置する平屋建ての櫓。「東ノ矢蔵」「御貝足蔵」と呼ばれていたことから武器などを保管していたと考えられています。
【松江城の太鼓櫓】
名前の通り、太鼓櫓には太鼓があり、東城の時刻を知らせたり、非常時に兵を集める非常呼集に使われていました。
その太鼓櫓の右下の石段本坂を上がり、二ノ丸へ。
ここで見逃しNGポイント!!!
実はこの石段(本坂)の石垣には「ハートの石垣」があります!
【松江城のハートの石垣】
これは自然にできた形だそうで、見つけると幸せになれると言われているので松江城に行かれたらぜひ探してみてください^^♪
三ノ門跡をとおり、松江神社を左手に見ながら、二ノ門跡から天守に向います。
【松江城の三ノ門跡・二ノ門跡】
三ノ門跡は階段状で歩きにくく、横から攻撃されるつくりとなっています!
さすがしっかりと考えられています!
二ノ門跡がある階段を登っていくと「一ノ門」が見えてきます。
【松江城の一ノ門】
一ノ門をくぐると、そこは入場券販売所。ここで受付をすれば、いよいよ「天守」です。
受付から振り向くと、松江城の見事な天守の全貌が見えます!
黒の天守がとてもかっこいい^^
姫路城や彦根城のような白壁は少なく、大部分が黒く厚い雨覆板でおおわれている松江城!どことなく岡山城に似ている気がします^^
【松江城の天守(国宝)】
松江城の天守は外から確認すると五重に見えますが、前面にある三重目は大きな千鳥破風となっています。
また、天守は全国でもたった12しか現存していない天守のひとつで、国宝に指定されています。
板の黒い染料は湿気防止の柿渋やすす、漆などを混ぜたものと言われています。
【松江城の天守石垣】
コンパクトながら凛とした姿に気高さを感じます。天守の石垣も高く、その高さは約7m!
【松江城の天守石落とし】
真下の敵を攻撃するための仕掛け「石落とし」もすぐ近くで見ることができました。
ここから石垣を上ってくる敵に石を落としたり、槍でついて撃墜します。
どこまでも鉄壁の守りです^^
【松江城の天守入り口】
ここからいよいよ天守の内部へ!
履物を脱ぐことになりますのでご注意ください。
受付で入場券を渡します。
また、御城印が買えるのもこちらの受付!
お値段350円です。
ここで嬉しいのは天守内は撮影OKということ!
国宝となれば撮影NGの場合が多いので、お城好きにも嬉しいと思います^^
スタートは地階から。つまり石垣の中ということ。内側から見る石垣は、あまり見る機会がないので新鮮で面白いです^0^
【松江城の天守内の石垣】
地階は領内から納められた塩が蓄えられ、別名塩蔵と呼ばれています。昭和の解体工事の際には、ここから塩札が発見されています。
さらに地階には、松江城が国宝指定される決め手となった「祈祷札」のレプリカも展示されています。二枚の祈祷札は昭和12年(1937年)に城戸久博士が天守内で確認されて以降、所在がわからなくなっていましたが、平成24年(2012年)に松江神社で再発見されました。
これにより天守完成が慶長16年(1611年)正月以前であることが確定したため、国宝指定の決め手のひとつとなりました。
天守の一階に上がります。
【松江城の天守一階への階段】
段差がお城あるあるの高く急な階段になっていますので、ご注意ください(^_^;
ちなみに、天守の階段は幅が狭く急勾配な作りが特徴です。これは敵が城内に攻め込んできた際に、攻め込みづらくするためなんです!
【松江城の天守最大柱】
一階の展示は柱が見どころ!
「天守最大柱」は地階~一階に通された柱で、東西に1本ずつあります。
また地階~四階の柱には、柱の周囲を板で包んだものがあります。これは包板(つつみいた)と呼ばれる技法です。
木の割れを隠すなど不良材の体裁を整えつつ補強効果が期待された技法で、現存天守では松江城でのみ見ることができます。
続いて天守の二階へと向かいます。
【松江城の天守二階への階段】
こちらの階段も急になっていますのでお気をつけて上がってください。
【松江城の天守二階の展示品】
二階の展示は北惣門橋の模型や、二の丸で使われていた時報の太鼓など。
この太鼓は太鼓櫓で使用されていた実際の太鼓です。
そして三階へ。
【松江城の天守三階への階段】
【松江城の天守三階の展示品】
三階には全国のお城の天守の写真が掛けられていました! もちろん当社がある岡山県の誇り・岡山城もありました^^
行かれた方は探してみてくださいね。
そしていよいよ四階・五階へ!
【松江城の天守四階への階段と五階への階段】
【松江城の天守五階の展示品】
五階には国宝指定の証である指定書の写しが展示されています。
天守最上階は「天狗の間」と呼ばれ、360°松江の町を見渡すことができます!
実に見事な景色!
まさに城下町を望む藩主のための空間となっています。吹き抜ける風が気持ちいいです。
紅葉シーズンにはとても綺麗な景色を見ることができます!
南側には宍道湖が見えます。宍道湖は日本で7番目に大きな湖。海水が入り混じる汽水湖のため、豊富な魚介類に恵まれた湖です。 中でもヤマトシジミの漁獲量は日本一!
しばしその眺めを楽しませてもらいました^^
再三になりますが急な階段なので下りる時はいっそう注意して、慌てずゆっくり下りましょう(^_^;
また、松江城に来たらおすすめなのが「堀川めぐり」!
松江城を囲うお堀を屋根つきの小舟で巡ります。
船頭さんによる個性的な松江の町案内も魅力のひとつです。
【松江城の堀川めぐり】
以上、松江城のご紹介でした!
凛とした佇まいはもちろん、当時の建築技術が詰まった内部の見学も大変魅力的でした!
機会があればぜひ訪れてみてください^^
それではお待ちかね、松江城の御城印をご紹介します!
松江城の御城印
松江城の御城印は天守内部の受付にて頒布中です!
1枚350円。
日付は自分で記入するタイプになっています。
上から順に歴代城主の家紋
・松平氏家紋:葵
・堀尾氏家紋:分銅
・京極氏家紋:平四つ目結
が並んでいます。
最後に広島城にピッタリの御城印帳ご紹介
今回ご紹介する御城印帳は新作です!
今度の御城印帳の特徴は本文への差し込み式! さらに、黒色の紙が御城印をいっそう引き立てます!
御城印がカッコよく見えるという口コミから多くの方が注文されています!!!
気になる方は早めにご注文ください〜^^
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