こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
今回ご紹介するのは京都の「東本願寺」です。
前回の「西本願寺」をご紹介する記事と合わせて二本立てとなっています!
さらに以前の記事「大阪・豊國神社」とも繋がりがあるため、ぜひ併せて読んでいただければと思います。
気になられた方は下記のボタンをクリック!
目次
東本願寺とは
真宗大谷派の本山で、真宗本廟といい西本願寺と区別して一般に東本願寺と呼ばれている。
本願寺は文永9年(1272年)宗祖親鸞の娘・覚信尼が、東山大谷の地に仏堂を建て、親鸞聖人の御影を安置した時にはじまるが、室町時代第8代宗主・蓮如上人の時代に教壇は飛躍的に発展し、戦国時代には大きな勢力となって織田信長にも対抗した。
豊臣秀吉は、六条堀川の地に本願寺を再興し(西本願寺のはじまり)、ついで徳川家康は慶長7年(1602年)この地を寄進し、第12代宗主・教如が堂舎を建てて東本願寺がはじまった。
実際に東本願寺を訪れて
西本願寺の総門を出て、東本願寺に向う。
途中、ひときわ目立つモダンな建物「本願寺伝道院」があった。
【東本願寺に向かう途中にあった本願寺伝道院】 重要文化財
本願寺伝道院は伊東忠太の設計で浄土真宗信徒のための保険会社、真宗信徒生命保険株式会社の社屋として1912年竣工されたそう。
その後は、銀行、事務所、研究所、診療所と用途を変え、1973年に浄土真宗の布教使を育成する伝道院となっている。また、2014(平成26)年に国の重要文化財に指定されている。
歩いて15分、東本願寺の「阿弥陀堂門」についた。
【東本願寺 阿弥陀堂門】 重要文化財
阿弥陀堂門は江戸時代には「唐門」と呼ばれ、2022年に全面的な屋根の葺き替え、錺金物の補修工事、そして木部の補修工事が行われたばかり。綺麗な阿弥陀堂門を見ることができた。
阿弥陀堂門から北に20mほど進むととても大きな「御影堂門」の姿が見える。
【東本願寺 御影堂門】 重要文化財
御影堂門は建立され、左右21m x 奥行13m x 高さ27mの木造建築の山門としては世界最大級だそう。荘厳だ。
柱の根元が傷まないように巻かれた柱根巻には合計32体の様々な姿の獅子がデザインされ、正面向かって左端の柱の金具には「眠り獅子」がデザインされ是非ともご覧いただきたいポイントでもある。
最上部の扁額には、東本願寺の正式名称である「真宗本廟」と書かれている。
御影堂門を一礼してくぐる。
【東本願寺 MAP】
御影堂門をくぐると正面に「御影堂」左前方に「手水屋形」がある。
先ずは心と手を清めに手水屋形に、
【東本願寺 手水屋形】 重要文化財
写真では、一見よくある手水舎に見えるが実際は大きく、水が出ている龍も通常のお寺にある龍と比べてもとても大きく迫力がある。
手水で心と手を浄めて「御影堂」に向う。
【東本願寺 御影堂】
お賽銭を入れ、参拝を行う。
お堂の中に自由には入ることができ、拝観料は必要ない。
お堂の中の撮影は禁止となっていたので写真で紹介することが出来ないが、お堂の中はとても広く、畳は927枚、一度に3000人が入れる広さとのこと、規格外の大きさだ。
御影堂の大きさは、左右76m x 奥行58m x高さ38mだそう。また、使用されている瓦の枚数も規格外。その数なんと175,967枚。
西本願寺の御影堂は左右62m x 奥行48m x 高さ29mだったので、東本願寺の御影堂のほうがひとまわり大きい。特に高さが高く感じ、その大きさに圧倒された。
お堂の中の正面には、宗祖親鸞聖人の座像である御真影がある。壁の欄間には豪華な金の彫刻がほどこされている。
父である真宗本願寺派十一世宗主顕如と考えを違えた教如は家康からバックアップを得ることができ、1602年、家康から現在の土地の寄進を受けた。
これにより、「東本願寺」「おひがしさん」と呼ばれる本願寺が生まれた。それに対し、准如の本願寺は「西本願寺」「おにしさん」と呼ばれることになる。
当時の信徒は相当混乱したことだろう。関ケ原で勝った徳川は、西軍に加担した西本願寺を衰退させることはしなかった。もしこの2つの本願寺派がひとつになって再び真宗本願寺派が力をつけ一向一揆が起きたらと考えると、この分裂状態を維持させることを選んだといわれている。
ここでも時の為政者の影響を大きくうけている。
御影堂のお堂を出て、渡り廊下を通って、となりの阿弥陀堂に向う。阿弥陀堂内も撮影禁止。ここでも欄間には豪華な金の装飾が施されていた。
ここまでで御朱印の受付所の案内を見つけることができていない。参拝接待所に向い確認することに。
南には京都タワーが見える。
【東本願寺 参拝接待所】
なんと参拝接待所は16時までだった!今は、16時10分。しまった!一番にここに来るべきだった。
参拝接待所の営業時間:8:30~16:00
ガラス越しに中をのぞくと参拝記念スタンプが見えた。
まさか西本願寺と同じなのか・・・
【東本願寺の御朱印は注意!】
そして「東本願寺では御朱印のお取り扱いはございません」の案内を見つけてしまった・・・
分裂から400年たつが、現代は西と東は連携しているのだ。
ということで、東本願寺も御朱印・ご朱印帳の写真はありません・・・
東本願寺に御朱印を頂く目的であれば目的を変え、訪れることをお勧めします。
東本願寺のアクセスと基本情報
【東本願寺の所在地】
〒600-8505
京都市下京区烏丸通七条上る
【東本願寺の電話番号】
【東本願寺の開門時間】
3月〜10月 5:50〜17:30
11月〜2月 6:20〜16:30
最後に紹介!
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