こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
今回ご紹介するのは以前紹介した乃木神社のご祭神・乃木希典公と同世代を生きた軍人「東郷平八郎公」がお祀りされている東京都渋谷区にある「東郷神社」です。
こちらの記事をご参考にしていただき、より「東郷神社」の参拝をお楽しみください。
今回は撮影NGの場所がほとんどで画像は少なめです(汗)
また、以前紹介した乃木神社の詳しい紹介もしていますのでぜひご参考にしてください。
目次
東郷平八郎とは
薩摩出身の1848年1月生まれ。乃木希典公は1849年12月生まれで年は2才ほど東郷が年上。
1862年、14歳で薩英戦争に従軍している。明治になり、1871年23歳のときから8年間イギリスに留学する。
海軍はイギリスに留学に行くのが出世コースだ。一方、陸軍はドイツへの留学が出世コースだった。このイギリス留学から帰国途中の1877年に西南戦争が起きている。このとき東郷が日本にいたら、西郷に従いて政府軍と戦っていたかもしれない。
実際、東郷の兄二人は西郷について長兄は負傷、次兄は戦死している。西南戦争に参戦できなかったのもこれもまた運命か。1894年、46歳の日清戦争では、「浪速」の艦長として参戦。その10年後の日露戦争では海軍の作戦全般の指揮をする立場になり、東郷司令長官率いる日本の連合艦隊とロシアのバルチック艦隊がぶつかった日本海大海戦では、バルチック艦隊19隻を撃沈、7隻を捕獲し、一方日本側の被害は水雷艇3隻だけという大勝利を挙げた。
乃木希典が率いる陸軍第三軍による旅順戦と奉天会戦での勝利、東郷率いる海軍連合艦隊による日本海海戦での勝利で日本軍は勝利する。しかしながら多くの戦死者・負傷者を出し、莫大な戦費を費やした戦いとなった。
その後、東郷は海軍の要職を務めたのち、東宮御学問所総裁をつとめ、88歳で病死している。
東郷神社との関係
東郷神社は、東郷平八郎公をお祀りする神社です。ご祭神が天寿を全うされた際にその一生と御徳を後世に伝え顕彰するため、神社にお祀りしてほしいとの要望が全国から届きました。これに当時の海軍省が応える形で財団法人東郷元帥記念会が発足、神社が創建されました。
昭和12年9月に地鎮祭、昭和15年5月27日に御鎮座祭が行なわれました。しかし昭和19年11月と昭和20年5月に空襲の被害を受け、社殿が焼失。現在の社殿は昭和39年5月に完成したものです。
現在では、ご祭神が日露戦争を勝利に導くことによって日本を救った歴史を伝えるとともに、常に現代、現世の人々の安寧を願い、数多の御霊をお護りしています。
【ご祭神】
東郷平八郎命
【ご利益】
至誠・勝利・強運・縁結び
実際に東郷神社を訪れて
乃木神社の御朱印をいただき、続いて、東郷神社に御朱印をいただきに向かう。
乃木神社は東京都渋谷区にある神社なので、JR原宿駅で降りる。
東郷神社はJR原宿駅からとても近く、徒歩5分程の参拝しやすい場所にある。
東京に遊びにきた際にはぜひ足を運んでいただきたい神社だ。
今回は若者や外国人でにぎわう竹下通りを抜けて、東郷神社に向う。
【東郷神社 表参道の鳥居】
鳥居前には大きな社号標と大きな灯籠がある。写真に写っている方をご覧いただければ灯籠がどれほど大きいのかイメージしていただきやすい。
表参道の鳥居は令和2年に建て替えられたものらしくまだ新しい。また、鳥居としては珍しいあずき色のような色をしていた。
鳥居の前で一礼をしてくぐる。
【東郷神社 境内案内図】
庭園は、先ほど通った竹下通りの喧騒とは全く違う静かで癒しを与えてくれる空間となっていた。東郷神社の境内はかつて旧鳥取藩主・池田侯爵邸があった場所だ。
表参道を進むと「神池」がある。
【東郷神社 神池】
神池がある池泉回遊式庭園の作庭は近代を代表する造園家のひとり・長岡安平によるもの。
東郷神社の境内は明治通りと竹下通りに隣接している。
通りの賑わいが一転、ここは静寂に包まれている。
境内の広さは約8600坪、広大な敷地には多くの緑と池が広がっている。
【東郷神社の獅子】
角ばっているのが特徴的で珍しい。印象的だったので調べてみると、狛犬ではなく「獅子」だった。
東京築地・国立がんセンター内の有栖川宮威仁親王の銅像の台座の四隅にあったもので、戦災を免れた後、高松宮殿下から東郷神社に下賜されたという歴史がある。
【東郷神社の手水舎】
変わった手水舎でひょうたんから清水が出ていた。
手水舎で左手、次に右手、最後に左手で口を清めて先に進む。
【東郷神社の神門】
神門の前に立つと、こちらも乃木神社と同様、背筋が伸びる気持ちになる。
神門へと続く階段の左右にある樹木には、「しらかし」と書かれた木札が付けられ、しっかりと管理されていた。
また、神門手前には大きな灯籠も必見!とても美しく立派な灯籠だ。
注意!
神門の前には、写真撮影禁止の案内があった・・・・・
ここからは写真撮影が行えない・・・・・
一礼をして神門をくぐる。
神門を潜る際に見ていただきたいのが扉にある「元帥徽章を模した紋」
煌びやかな金色に輝く紋様は必見。
【境内霊社 拝殿】
拝殿に向い、二拝二拍手一拝で参拝する。
東郷神社の拝殿は第二次世界大戦のときに焼失しており、昭和39年(1964年)に再建されたもの。
【境内霊社 海の宮】
昭和47年に創建された境内霊社「海の宮」。ご祭神として海軍・海事・水産関係者また崇敬者の諸霊が合祀されている。
【海軍特年兵の碑】
海軍特別年少兵殉国碑。志願者は十四歳から採用されていた。昭和46年の除幕式には高松宮同妃両殿下もお越しになった。
【潜水艦殉国碑】
潜水艦の断面をかたどった、殉国者の碑。司令塔部分には実潜望鏡がはめこまれている。
退出するときに多くの「必勝祈願」の幟が並んでいた。幟の一番上には、黄色と黒と青と赤のマークがついている。「Z旗」と呼ばれる旗印だ。
もともとは信号旗の役割だったが、東郷司令長官が日本海海戦の前に、この旗を掲げ、「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮闘努力せよ」と訓示をし、大勝利したことから、以降、海軍の海戦では勝利の旗印として掲揚されることになる。必勝のマークなのだ。
東郷平八郎と乃木希典、海の英雄と陸の英雄。神格化された二人の英雄の神社を続けて参拝した。
第二次大戦後、時代の評価は様々となる。
では目的の東郷神社の御朱印をいただきに向かう。
東郷神社の御朱印
御朱印をいただけるのは拝殿の左側にある社務所。
力強い龍の絵が印象的な御朱印。ワンポイントで金色が使われているのも縁起がいい。
東郷神社で要チェックなのは御朱印だけではない。
お守りの種類が豊富で、御祭神にあやかる「勝守・勝札」だけでなく、ハローキティとコラボしたお守り(授与品として日本初)、ビームスとコラボしたクレープの形をしたお守りなど、ここでしかお目にかかれないお守りが数多くある。
さすが若者の街、原宿にある神社はひと味違う。
東郷神社のアクセスと基本情報
【東郷神社の所在地】
〒150−0001
東京都渋谷区神宮前1−5−3
【東郷神社の電話番号】
【東郷神社の時間】
開門時間
4〜10月:午前6時
11月〜3月:午前6時半(元日のみ:午前0時)
閉門時間
通年:午後5時(元日〜1月3日:午後6時)
【東郷神社へ電車でのアクセス】
・JR山手線「原宿駅」下車 竹下口より徒歩3分
・東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」下車 5番出口より徒歩5分
【東郷神社の駐車場(東郷パーキング)】
営業時間
6:45〜24:00(時間外入出庫不可)
駐車料金
・平日30分500円(最大料金3,000円)
・土日祝日30分500円(最大料金無し)
最後に東郷神社にぴったりの御朱印帳をご紹介
力強い龍の御朱印をいただいたので、今回ご紹介するのはこちら。
御朱印帳の一面に今年の干支である辰(龍)が金色の刺繍で大きく描かれています。
最後に
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