こんにちは!
全国各地のご朱印、お城印集めが趣味の神宮寺城一郎です!
兵庫県神戸市には一宮から八宮まで神社があるのをご存知でしょうか?
これは全国的に見ても非常に珍しいことなんですよ!
このたび神戸を訪れ、八宮あるうちの「一宮」から「三宮」までを参拝・取材してきましたので、各神社のアクセスや見どころ、御朱印について全3回シリーズでご紹介していきたいと思います!
シリーズ第1回目は「神戸一宮神社」をご紹介!御朱印集めや寺社仏閣巡りがお好きな方には、ぜひ訪れていただきたい神社ですので、ぜひ最後までお読みいただき、旅の参考にしてください!
また、これから御朱印集めを始めてみようとお考えの方や、新しい御朱印帳の購入を検討しているという方のために、記事の最後に一宮神社にぴったりの桜柄の御朱印帳をご紹介していますので、そちらもぜひチェックしてくださいね!
神戸一宮神社のアクセスと基本情報
【神戸一宮神社の所在地】
〒 650-0003 神戸市中央区山本通1-3-5
【神戸一宮神社の電話番号】
078-221-1281
【神戸一宮神社の拝観時間】
9時~17時
【神戸一宮神社への電車でのアクセス】
●地下鉄西神・山手線「三宮駅」より徒歩約8分
●阪急線「神戸三宮駅」より徒歩約9分
●JR「三ノ宮駅」より徒歩約10分
【駐車場】
一の鳥居の先に参拝者専用の無料駐車場あり。普通車なら4台が駐車可能。
神戸一宮神社のご由緒
神戸一宮神社の創建年代は明らかではありませんが、一説には4世紀ごろと推定されています。ご祭神である田心姫命(たごりひめのみこと)は、天照大御神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)が誓約を交わした際に生まれた三女神の一柱であり、福岡県宗像郡沖ノ島に鎮座する宗像大社から勧請されたと伝えられています。また、大国主命の后として日本の国土開発と経営に尽力された神としても古より崇められてきました。

神功皇后が三韓征伐からの帰途にこの地を巡拝されたとされ、それ以来、神戸一宮神社は生成発展、交通安全、厄除け、縁結びの神徳を持つ神社として信仰されてきました。かつては旧八部郡北野村の鎮守として崇敬を集め、生田神社の裔神八社のうちの一宮にも数えられていたそうです。1690年(元禄3年)の記録には「市の宮」と記されており、神社の周囲では一定の日に市が立つなど、地域の経済や交流の中心としても機能していたことがうかがえます。
本殿は戦災によって焼失してしまいましたが、1955年(昭和30年)に再建され、現在に至るまで人々の信仰を集め続けています。また、1995年(平成7年)の阪神淡路大震災の際は社務所などが倒壊したものの本殿は無事であったことから、その神威の高さが改めて広く認識されることになりました。
【ご祭神】田心姫命(たごりひめのみこと)
【ご利益】交通安全・縁結び・厄除・商売繁盛・生成発展
神戸八社巡りのトップバッター【神戸一宮神社】の見どころ
神社めぐりを目的に神戸を訪れた。神戸市の中心市街地といえば「三宮」だが、「それなら一宮や二宮もあるのでは?」と、ふと気になったのがきっかけだ。調べてみるとその予想は見事に的中。街の中心部に「一宮神社」「二宮神社」が実際に存在していた。
さらに調べてみると、神戸には「八宮」まで存在することがわかった。その由来を探ってみると、201年に神功皇后が三韓征伐から凱旋帰国する際、生田神社を創建したと伝えられている。その後、神のお告げによって生田神社周辺の八つの社を巡拝したことが、神戸の八宮神社の起源とされている。そして、神功皇后の巡拝順に従って、それぞれ「一宮」から「八宮」と名付けられたという。

この歴史を知ると、俄然興味が湧いてきた。というわけで、神戸の八社巡りの第1弾として、今回は「一宮神社」「二宮神社」「三宮神社」を巡ってみることにしたわけである。JR三ノ宮駅からもほど近いこれらの神社を、神戸の街の風景を楽しみながら歩いて訪れるのも、なかなか趣のある時間になりそうだ。
異人館街の近く、路地の間にひっそりと佇む神社
JR三ノ宮駅から北野坂を北に歩いていく。

北野は外国の教会や寺院が点在し、エキゾチックでレトロな趣が漂う神戸らしいエリアだ。北野坂をまっすぐ進んでいくと北野天満神社にたどり着くのだが、途中で右に曲がり、パールストリートという通りに入る。

すると左に「一宮神社」の紫色の幟が見えた。三ノ宮駅からここまで歩いて15分くらいだろうか。

神戸一宮神社に到着!市街地に溶け込むように佇むこの神社は、古くから地域の人々に親しまれてきた。1690年(元禄3年)の記録には「市の宮」と記され、この一宮神社を中心に一定の日に市が開かれていたそうだ。

【一の鳥居】鳥居なのにくぐれないのはナゼ!?
石でできた一の鳥居。鳥居の奥は駐車場になっており、車が通せんぼしているのでくぐれない!なんでこんなことに!? 街中にある神社なので仕方なくこういう配置になってしまったのだろうか。。。


駐車場の奥にある境内には隣りの小道を進み、入口の階段を上がる。

【二の鳥居】くぐると和洋の文化が溶け込むハイカラな境内が
一礼をして二の鳥居をくぐる。街中にありながらも、意外にも豊かな緑に包まれた神社だ。
驚いたのは、境内に広がる庭が西洋風であること。神社特有の清々しさと洋風ガーデンの美しさが調和し、独特の雰囲気を醸し出している。その佇まいから、ハイカラな神戸の神社らしい趣も感じられた。


【手水舎】手を清めながら御祭神の系図をチェック!
二の鳥居をくぐって左側にある手水舎で手を浄める。この建物は、1710年築の元大和郡山城主・本多忠直公の御門を再移築したものだとか。手の洗い方が英語でも説明されていて、近ごろは外国人観光客も多く訪れているようだ。


手水舎の横には「古事記による神々の系譜」が掛けられていた。「系図」を展示している神社は珍しいのではないだろうか。あらためて八宮まであることに驚く。
由緒書きによると、一宮神社の御祭神の田心姫命は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が素戔嗚尊(スサノオノミコト)と剣玉を交換して誓約の際にお生まれになった三女神五男神の一柱とのことで、八社は生田神社の裔神(えいしん)であり、生田裔神八社と言われているそう。

【拝殿】街中にありながらも静寂に包まれた空間
神戸一宮神社の御祭神は田心姫命(たごりひめのみこと)で、福岡県の宗像大社から分霊をお迎えしたとされる。石段を上がって拝殿へと向かう。


生田裔神八社の中で、最初にお参りをすると良いといわれている一宮神社の拝殿。戦災で一度消失してしまったが、1947年(昭和22年)に再建されたそうだ。すっきりとした春日造りのこの拝殿は、奈良県奈良市大柳生町にある夜支布山口神社の境内社・戸隠神社の社殿を模しているらしい。
まずは一宮神社ということで、二拝二拍手一拝で参拝。静寂の中に柏手の音が響き、清らかな気持ちに包まれながら、この神社の歴史と由緒を改めて感じる。





この神社は商売繁盛のご利益もあるとされているが、令和7年は巳年ということもあり、商売繁盛、子孫繁栄などに縁起の良い生き物であると古より大切にされ、神様の使いともいわれている白蛇が描かれた「招福白蛇」の大きな絵馬が飾られていた。
白蛇を祀る神社のブログはこちら「御朱印で金運UP!?2025年巳年に行きたい岩国白蛇神社を探訪!」

拝殿への参拝を終え、境内の末社をまわることに。拝殿の左に「熊高稲荷神社」、その右奥に「伊久波(いくは)神社」の祠があった。
【熊髙稲荷神社】朱色の鳥居が目印
境内には末社として「熊高稲荷神社」が祀られているが、その由来や一宮神社の末社となった経緯については詳しい記録が残されていない。
古くから稲荷信仰は五穀豊穣や商売繁盛の神として広く信仰され、地域の守護や繁栄を願い各地で勧請されてきた。そのため、一宮神社の氏子や地域の人々が伏見稲荷大社から熊高稲荷神社を勧請し、末社として祀ることで、地域の発展と守護を願ったものと考えられる。
【ご祭神】宇迦之御魂大神
【ご利益】商売繁盛・家内安全・健康祈願



【伊久波(いくは)神社】地元の有力豪族を祀る社
西暦4年ごろにこの地を治めていた豪族・的戸田宿禰(いくはのとだのすくね)を祀る神社で、1699年(元禄12年)に一宮神社境内に鎮座されたと考えられている。
【ご祭神】伊久波戸田宿禰命(いくはとだしゅくねのみこと)
【ご利益】願い事成就・健康祈願・家内安全



桜の印影が◎!神戸一宮神社の御朱印
末社巡りも終えたので、目的の御朱印をいただくことにする。社務所は拝殿の右側にあり、こちらで御朱印がいただけるようだ。


一宮神社の御朱印にはいくつかあったが、スタンダードな御朱印をお願いする。初穂料は500円で、書き置きもある。ちなみに毎月1日にいただける「ついたち詣り」の限定御朱印や、毎月15日の「いいご縁の日」の限定守りもあるのだとか。
今回ゲットした御朱印はいたってシンプルなデザインだが、社紋の桜印がアクセントとなっていてすごく良い!サラリと流れるような筆字も独特で実にグッドである。
神戸八社巡りは出だしから好調!続いて「二宮神社」に向かうことにしよう!
次回のブログもどうぞお楽しみに!

神戸一宮神社への参拝のお供にぴったり!桜がモチーフの御朱印帳
今回の「神戸一宮神社」のリポートはいかがでしたか?
神戸一宮神社の社紋が桜であることにちなみ、今回は特に人気の高い「桜結び柄」の御朱印帳をご紹介します!かわいらしさの中にも上品さが漂う黒ベースのデザインで、特に女性の皆様から大変ご好評をいただいているアイテム!春の訪れを感じさせる桜モチーフのデザインが、間近に迫っている春の季節にもぴったりですね!

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