表紙へのこだわり
日宝綜合製本の御朱印帳
御朱印帳の表紙の素材には、一般的に布、紙、プリント生地などがあります。
弊社の御朱印帳は、ちりめんの中でもシボ(生地の凹凸)がはっきりとした国産の「二越ちりめん」の生地を多くの表布に採用しており、ちりめん独特の高級感ある手触りをしっかりお楽しみいただけます。
ちりめん以外の生地も、製本会社のノウハウを活かした観点から選んだ高品質な生地を採用しており、弊社の御朱印帳をご購入いただいたお客様からは、想像以上の質感であるとお喜びの声をいただいております。
オリジナルの御朱印帳
お客様のお手持ちの生地での製作も可能です。「御朱印帳に使いたい布がある」「思い出の生地で御朱印帳を作りたい」をというご希望にも1冊から対応させていただきます。
担当スタッフが細かくお打ち合わせをさせていただき、内容をプロの職人に漏れなく伝え、手作業で一点一点丁寧に仕上げていきます。
また、他社では断られた生地もご相談ください。御朱印帳に不向きな生地では、製作時の少しのズレで商品の完成度が下がってしまいます。
お客様からお送りいただいた生地を元に、機械仕上げが可能かを実際の生地を確認し判断します。
機械仕上げが厳しい場合には手作業で行い、少しのズレもないよう製作させていただいています。
紙へのこだわり
弊社の御朱印帳には、墨での筆記に合わせて特別に漉かれた墨の吸い込みが早く、かつ厚めで裏に透けない「奉書紙」を採用しております。
一般的には、表面に「にじみ防止加工」を施すのですが、弊社では、あえてその加工を施さないままで、にじみにくさと乾きの早さを追求しており、御朱印をいただいた直後に御朱印帳を閉じても、墨や印が写ることはなく、選りすぐりの使いやすさを実現しております。
製本へのこだわり
技術へのこだわり1
表紙
表紙の作成に布を使用する場合は、芯になるボール紙と布を貼り合わせるため、裏打ち加工(布に薄い紙を貼ること)を施します。特別に調合した糊を使用し、弊社が長年培ってきた独自の技術とノウハウを活かして、一冊一冊丁寧かつ強く美しい御朱印帳に仕上げていきます。また、部数に応じて手作業や表紙貼り専用機械を使い分けながら、コスト面も抑えるよう工夫しています。
美しく仕上げる熟練の職人技
技術へのこだわり2
中紙(製造工程、特徴)
御朱印帳の中身部分は二つ折りにした奉書紙を何枚も重ね、その両端のみを糊付けしています。
一見単純そうに見えるこの工程ですが、歪みも糊のはみ出しもなく美しく仕上げるのは、お互いが切磋琢磨しながら技術を磨いてきた熟練の職人でなければ至難の業です。
また、最終工程では一冊ずつ丁寧かつ厳しく検品を行っております。